ドライブシャフトブーツ（分割式）交換

運転席側のアウターブーツが破けており、グリスが飛び散っていました。

今回交換するパーツは分割式なので、車載のまま作業を進めますが、タイヤは取り外しました。

問題が発生しているブーツを取り外します。両端のバンドをとって、ブーツ本体は写真のようにカッターで切れ目を入れ、シャフトから抜き取ります。

ブーツを抜き取ったら、既存のグリスをふき取ります。

ブーツに溶着材（接着剤みたいなもの？）を塗って、接合部が上になるように取り付けます。
真ん中からくっ付けていくと両端の接合が上手くいかなくなるので、端から重ね合わせていくのがコツみたいです。私は慌ててしまい、接合しやすい中心部から作業を行ったため、両端の処理を失敗しています。

その後、付属の使い捨てカイロで接合部を温め、溶着させていきます。
（8分以上）

私はコーヒーブレークとしたので、
20分くらい温めてみました。

インナー側のバンドをし、アウター側のバンドを締める前にグリースを注入します。その後、アウター側のバンドを締めたら作業終了です。

1回やってしまえば、次回からの作業はスムーズに出来るのではないでしょうか。
接着のところでちょっとコツをつかむ必要があると感じましたが、作業自体は容易だと思います。

写真をみるとアウター側の接合部に隙間があるのがわかりますよね？でも溶着しているのでグリス漏れは発生しないと思います。あとはここを起点に割れが発生する（耐久性）のが心配ですが…。