MICHELIN CROSSCLIMATE+ 185/60R15  

妻のチョイスで、ライン装着のコンチネンタル プレミアムコンタクト2から履き替えました。自家用車で初めてのオールシーズンタイヤと、あまりにも意外なパターンから、果たして走ってどんなもんかと疑念がありましたが…目から鱗でした。
まず静粛性は旧品の （元々賑やかなタイヤと評されますが） PC2よりふた回り上と言ってもいいでしょう。元来、ハンガリー生産車で純・欧州向けの脚回りながら、直進時の舵の座りは1.2リッターコンパクトとは思えないもので、微舵の応答性から大舵角まで追い込んだ際の挙動も非常に素直。アクセルオフでの滑らかなコースト感からは低転がり抵抗の設計が見て取れますし、瞬間燃費計では市街地でもかなりの場面で15〜20km/l超の値が出ています。妻の短距離通勤ではなかなか実燃費10km/l台（プレオ EN07スーパーチャージャーやeKワゴン 3G81NAなども10km/l台）から改善しにくいのですが、給油サイクルを見ると1割がた向上していると思います。アスファルトの荒れた場所などではやや尖ったバンプ感を伝えてきますが、進路を乱したり保舵力が増すなどのネガは感じません。元々のサスが相当ハードタッチなので、よりダイレクト感が増したと解釈しています。
まだ降雪路は試せていませんが、元々少雪の関東平野部在住で、妻の行動範囲をカバーできれば十分なので、気長に「☃️」の予報を待ちたいと思っています。