
インドア夫婦のキャンピングカー探訪記、今日はキャンピングカービルダーでは有名なStage21さんを訪問しました。

YouTubeチャンネルで8/2.3の2日間試乗会をやるという告知をたまたま拝見、予約不要でデモカーも全種類揃っているということだったので、台風一過の酷暑の中を相模原市へ。歴代デモカールクシオシリーズがずらりと並んでいました。なかなか壮観です。
朝早目に行ってお客さんは我々だけだったので、営業さんに各デモカーの特徴を色々じっくりと聞くことができました。

次はコストも考えて軽キャンでいいかなあと思っていましたが、色々説明を聞くとやっぱりタウンエースサイズのものが魅力的に映ります。

ということでタウンエースシリーズの最新作、ルクシオpro α(アルファ)を試乗させてもらうことにしました。お客さんもまだいなかったからか、嬉しいことに我々だけで一般道の試乗OKとのことで、近くを走ってみて使い心地を試すことができました。

広い。かなり広い。

Stage21で作っているハイエースキャンピングカーよりフルフラット空間は広いそうです。シンク側も168センチあるので我々夫婦の場合はここに妻が寝られるので2人並んでも寝返りが打てる広さ。
全高はエアコン室外機を入れても2,100㎜なので立体駐車場も問題なく入れます。

満喫してますねー。

シートアレンジも多彩です。
天井手前はルーフベンチレーション、奥はエアコンです。室外機が屋根に付いているタイプで、この猛暑で太陽光をバッチリ浴びて冷風吹かないんじゃないかと思っていましたが、どうしてどうしてしっかり冷風が出てきました。エアコン使用だけなら標準装備のリチウムイオンバッテリー100ahで強冷房風量マックスで3〜4時間、冷えたら温度を上げて風量下げて、と工夫すれば7〜8時間持つか持たないか…とのことで、冷蔵庫や電子レンジ、IHクッカーなども使うことを考えると買われる方は大抵200ah以上に増量するそうです。

靴入れがるのはポイント高し。前回試乗のビルダーさんのタウンエースキャンピングカーは靴入れが無く、小雨日和だったので脱いだ靴どこにやる?問題があったのでこれは嬉しいですね。靴入れの横のバーはフルフラットベッド展開の時にマットを敷く際の補強ですが、降りる時にフルフラットにしたままここのマットのドア側に手をついたらマットが浮き、危うくでんぐり返しして社外に転げ落ちるところでした…。こういうのは試乗してみないと分からないですね。

シートの下には15ℓの冷凍冷蔵庫と電子レンジが標準装備です。電源さえしっかり確保できればここで暮らせます。

モニターはカーナビと連動させてテレビを見ることもできます。シンクは8ナンバー登録のために設置していて実用性はあまり無いそうです。横の跳ね上げ式のテーブルはちょっとした料理の下ごしらえに便利そうです。

色々試させてもらい、お店に戻って来ました。営業の方はこの後納車のお客さん対応で1時間くらい離席するとのことだったので、見積もりはメールでもらえることになりました。
ルクシオpro αはフルフルのオプションが付いてなんと乗り出し396.3万円です。外装がかなり商用車なので、ツートンカラー塗装とホイル換装をしてもらって、100ahバッテリー増設してそれでも500万円は行かないくらいとのことでした。8月からタウンエースの供給は開始されることが確実なので納期は大体半年~8か月くらいだそうです。現在のバックオーダーは80台!みんなお金持ちだなぁ(笑)。

コイツも手放すにはまだ未練があり過ぎますしね…今日の酷暑でぶっ壊れるんじゃないかと不安になります。ハンドルがブルブルゴゴゴゴと震えだすと「あぁ今年も夏が来たなぁ」と感じます(笑)
さてこの先どうなるのか、あれこれ悩んでいる時間も楽しいカーライフでしょうか。
オマケフォト📷

ルクシオpro αに付いていたエアコンの室外機。うちは青空駐車場で日光燦々なので経年劣化でどこまで保つかの不安があります。雪国は車体下に室外機を置くと融雪剤で劣化が早くなるそうですが、うちの近辺は殆ど雪が降らないしこの仕様は果たしてどうなんだろう。。。

即納可能の軽キャンtaiza pro Ⅱ。ターボ車なら出だしはタウンエースよりも軽快だそうです。こちらは4ナンバー登録。維持費が魅力的ですが、2人で出かけてベッド展開の時にどちらか一方は社外に出ないといけないのとやっぱり二人だとちょっと狭い…仕事をして報酬を得られているうちはタウンエースに乗りたいかな。

こちらはルクシオproⅡ、即納車で乗り出し価格500万円。シンクの配置の関係で運転席・助手席が前方に固定されているため体型によっては運転しにくい、メンテナンス時に少し面倒というデメリットがあるそうです。ただオプションはてんこ盛りなので、嵌まったら買いなんでしょうね。妻は外装見た目でこれがイイそうです(笑)

こちらは後席がREVOシートのルクシオproⅢ。5人乗車可能で前向きに乗れるタイプで2人以上乗って出かけることが多い人はこちらがおすすめ。背面にシンクと家電を集中させているので縦の居住スペースが狭くなるようです。

これは初代ルクシオproだったかな?木目がなんとなくアバルトのリヴァーレに見えなくもないです。なんか昭和の男子の部屋に見えません?(笑)

別のモータープールにはStage21さん強化販売中のステルスキャンパー。中古のステップワゴンを仕入れて見た目キャンピングカーっぽくないキャンピングカーに仕上げた「ステルス」な仕様。価格が200万円台と手頃なため、あと数年乗ったら車は手放したい、だからお金はあまりかけたくないけど最後に夫婦気兼ねなく車で寝泊まりしながら旅したい、というシニアのご夫妻に人気の車種だそうです。今日も丁度静岡からお越しのシニアご夫婦がステルスキャンパーの納車にいらしてました。

こちらプライス242万円、走行距離127,284㎞…。営業の方曰く、正直個体に当たり外れがあることは否めないので、めちゃくちゃおすすめとは言えないとのことでした。お話を聞いていても販売者側からしたらデメリットな部分も包み隠さず話してくれるのはありがたいなと思いました。どこかのFI◯Tディーラーとはだいぶ違う(笑)
最後までお読みいただきありがとうございました。
Posted at 2025/08/02 18:47:34 | |
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