
A PIT東雲でBLITZさんのデモカー展示と商品説明会が本日開催されるというので、みんともさんと行ってきました。

現地集合の約束でしたが、田舎者の私は少し早目に近くまでいって、近くのコンビニで朝ごはんでも…と東雲のローソンを訪れたら偶然みんともさんも全く同じコンビニにいらっしゃるという(笑)
おじさんの思考回路って似るのかしら。

現地でオーロ乗りのみんともさんとも合流。

スタッフさんに色々話を聞くことができました。

アバルトの目玉としては11月末に発売の車高調、DAMPER ZZ-Rでしょうか。
https://www.blitz.co.jp/products/suspension/damper_zz-r.html
何でアバルトで車高調リリースしようと思ったんですか?と聞きましたらズバリ、「HKSさんが出したから負けられない」だそうです(笑)
BLITZさんの車高調、定価は¥220,000ですが、来年3月まで特価で40%OFFの¥132,000、さらに¥10,000引きの¥122,000(税込は¥134,200)、更に期間限定でAPITさんなら取付工賃もかなり安く設定されているそうで、ラルグスよりはちょっと高いけど、HKSより破格という位置づけになりそうです。
色形が似ていることから「ラルグスと作ってるところ一緒なんじゃないの?」と言われることも承知しているようで、これに関してはBLITZもラルグスも製造は台湾で行っているそうです。が、BLITZはパーツは国内で内製したものを台湾に送って組み付けしているそうです。データ取りや品質管理は国内で厳重に行っており、そこはしっかりやってます、と仰っていました。
ただこうも円安が続くと海外生産のメリットがないので、内製も視野に入れるかもと話されていました。これは日本の多くの企業が頭を抱える共通の課題ですね。

こちらBLITZさんのデモカー。もちろん車高調も入っていました。フロント14ミリ、リア26ミリダウン(推奨値)だそうです。最高でフロント60ミリ、リア40ミリダウンまでいけるそうですが、これはあくまでも下げられる限界で、メーカーとしてはお薦めはしていないとのこと。

フロントはこんな感じで簡単に減衰力調整可能でした。32段階と数多く調整幅がありますが、BLITZさんはこの調整幅を他社より広く設計しているので、ひと目盛でもわかりやすく変わるそうです。リアはホイールによっては手を突っ込んで回せますが、なかなか大変そうでした。他車では車内から減衰力調整するシステムがあるみたいですが、アバルトはつけられないそうです。

開発段階ではこのキャップだけを付けて販売予定でしたが、

アバルト乗りには定説の某メーカーキャップがピッタリなので、これもセットにするそう。この形、某メーカーでMTを指定するとこの形になるそうで、私含めアバルトユーザーが付けている多くのコレはAT用らしいです。へえー、確かに形違う。

発売中のスロコンに加えて、パワコンなるものもセットで発売するそうです。
国産メーカーへの供給では超有名なBLITZさんですが、外車だとアウェイ感が凄いそうで、そういう意味ではHKSさん、ラヴォーノさんなどのライバル会社同士でも開発スタッフの横の繋がりは結構あるそうです。アバルトのマフラー作らないんですか?の問いには、シリーズ、グレードによって種類が多すぎて試験開発に時間がかかり過ぎる=コストに見合わないのと、性能を追求すると騒音規制に引っ掛からざるを得なくなり(要は音がデカくなる)、BLITZさんの車内レギュレーションで純正より性能が勝らない製品は販売しない、となっているため会社としてGOサインが出ないそうです。
(ラヴォーノさん、HKSさん共にマフラーをリリースしていますが、事情は似たり寄ったりでぶっちゃけ利益出ない…と嘆きの声を耳にするらしい)

そんな話を聞いた後で店内にあるこちらを見ると改めてモノづくりの大変さが見えてきます。が、私はレコモンのゲロゲロが好きなので変更の予定はありません😅。←というアバルトユーザーの声が意外に多いというリサーチ結果もBLITZさんがマフラー製作に手を出さない理由の一つだそうです。

説明いただいたあとはいつも通りみんともさん達と楽しくアバルト談義。オーロ乗りさん、店内でオーロのイラストを見つけて購入されてました。私は社員証を首からぶら下げるアバルトストラップが欲しかったのですが置いてなく今日は収穫無し。でも仲間が付けたパーツを色々見せてもらうのもまた楽し(^^)
Posted at 2022/11/13 20:23:41 | |
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