
2月の出来事になりますが瀬戸内海に浮かぶ大久野島、通称うさぎ島を再訪しました。2019年にこの島を訪れてもう一度行ってみたいと思って6年、ようやく叶いました。
うさぎ島上陸
前の週まで日本列島全体をこの冬一番の寒波が押し寄せていてあちらこちら大雪、交通麻痺のニュースが賑わっていましたが、運よく出発日は晴れ、広島県も山陽は雪の影響もなく飛行機は無事飛び立ちました。

広島に向かう機内、ちょうど住まいの上空付近を通るコースでした。手前の茶色が厚木基地、海にポツッと出ているのが江の島です。うちは…どの辺だろ。普段飛行機に乗るような生活をしていないので気分は修学旅行生🧑🎓

富士山も綺麗に見えました🗻
広島空港まで約1.5時間の空の旅。空港から大久野島行きのフェリーが出ている忠海港までは乗り合いタクシーを使いますが、乗り継ぎが良くなく1時間待つのでその間にフードコートで尾道ラーメンを。

前回尾道まで足を伸ばして食べた「丸ぼし」の尾道ラーメンの全面勝利でした。
日曜日なのに(日曜だから?)乗り合いタクシー(10人乗り)は我々二人のみの完全貸し切り、運転手さんの35歳になっても家を出ようとしない一人娘の話を聞きながら(笑)忠海港へ。

寒いけれどとてもいい天気の瀬戸内です。ここからはフェリーで15分、前回8時間かかって着いた大久野島、今回もなんだかんだで約7時間かかりました😓移動費用を安く収めようとすると時間がかかります。
今回も島に一軒だけあるホテルに宿泊します。荷物を置いて、前回は台風の影響で道が崩れていくことのできなかった山頂を目指すことに。

普段の運動不足が祟ってヒィヒィ言いながら到着。素晴らしい眺望です。山頂にいるうさぎさんたちにごはんをあげようと大量のチモシー(牧草)とペレットを抱えて登って来たのに全然姿を見かけません。ようやく見つけた一羽の子と戯れました(可愛すぎてエサやりに夢中で写真撮り忘れてました😛)

自撮り用のスマホ置き場があったので、将来の遺影用に実に数年ぶりに2人の写真を撮りました。老けた…そして兄弟かと見まごうほど顔が似てきた…
それにしてもいい景色です。日向はポカポカ暖かくて、しばらくのんびりしてから山を下りました。

チェックインしたところで早起きと長距離移動でくたびれてしまったのでしばしお部屋で休憩。うさぎは夜行性なので昼間はそんなに活発ではないですし。

部屋の窓から瀬戸内海に沈む夕日とうさぎさんを臨む。

夕食はバイキング🍽️広島の美味しいものを堪能させていただきました。ここのホテルは設備は古いですが食事がとても美味しいです😋
暗くなってからうさぎふれあいタイム、と外にでたらなんかやたらデカい生き物が…あれうさぎ?
調べたらどうやら観光客が放置したペレットなどを食べに山から下りて来ているようです。こんなのに猪突猛進されたらひとたまりもないのでそそくさと部屋に戻りました。
翌日、朝食をいただいてからふれあいタイムの開始です。

朝早くはまだ観光客も少なく、食欲豊富なうさぎさんたちが出てきてくれました。でも昨日今日で感じたのは前回より圧倒的に個体が減っていることと、うさぎたちがグルメになっていることでした。我々が訪れる少し前にうさぎを100羽近くあやめた犯人が逮捕されるという酷い事件があったことが影響しているのかもしれないし、コロナで一時期観光客が途絶えてエサがなくなったせいかもしれない。そして逆に今は観光客が増えすぎて食料が飽和しているせいか牧草には見向きもしない個体が多くなったように感じます。
前回はそれこそ数歩歩けばワラワラと集まってきたうさぎも、今回は探さないとわからないくらいでした。おかげで持ってきたエサの半分以上をまた持ち帰る羽目に…再訪する時は事前調査の大切さを思い知りました。
さて、帰りのフェリーに乗り込むとこちらの軽キャンピングカーが(画像は公式から拝借しました)

もう少し歳をとったらこんな車で瀬戸内海の島々をのんびり巡る人生もいいよねえ、なんて話をしながら島をあとにしました。
でもあと10年くらいしたら定年はきっと70歳くらいになってるだろうし、私はトイレが近いので車内に用が足せる場所がないと困るし、すぐ隣に人がいると落ち着いて寝られないしと面倒くさいタイプなので実現はなかなか難しそうです😞
Posted at 2025/03/15 17:51:23 | |
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