今日の疑問はこれです、ホイールに付いてるエアーバルブ。BMW純正はゴム製なのにキャップはシール性の高いメタルというところが好きです。
ゴム製のスナップインバルブと、スチールやアルミ製のクランプインバルブがありますが、例えば国内シェアが高い太平洋工業製はそれぞれ使用可能な最高速度が定められています。
スナップインバルブ 〜210km/h
クランプインバルブ 〜300km/h
タイヤの速度記号(ISO):
H 210km/h
V 240km/h
W 270km/h
Y 300km/h
なるほど、スナップインバルブは速度記号H、クランプインバルブは速度記号Yと同じということですね。
ドイツのバルブメーカーの製品も調べてみました。速度についての記述があるものは、やはり210km/h (130mph)がスナップインバルブの上限となっています。
でも、アウトバーンで210km/hを超えるケースは多々あります。どうなんでしょう🙄
タイヤを新調するタイミングでブリヂストンのTPMS(太平洋工業製)を付けようと考えているのですが、スナップインかクランプインを選択することができます。
TPMSはセンサーの分だけ重たいはずで、使用可能な最高速度が下がるのではないかという疑問が…。
ところがTPMS製品に関しては使用可能な最高速度の情報が見あたらず、製造元の太平洋工業に質問してみたのですが「販売店にご相談ください」という素っ気ない回答でした😑
Continental Aftermarket & Services GmbHのカタログに類推適用できそうな記述を見つけました!
Max. designed speed of TG1D sensors: 200 km/h. Vehicle models with a maximum speed of more than 200 kph have to use a TG1C sensor instead.
TG1D = TPMSスナップインバルブ
TG1C = TPMSクランプインバルブ
なるほど、すこし下がって200km/hか🤔
200km/hと言ってもタイヤ外径によって回転数が異なるし、同じ回転数でもホイールのリム径によってバルブ部の周速が異なります。
相応のマージンはあるだろうと仮定して、TPMSはスナップインバルブ型にしよう。
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Posted at
2024/03/04 23:27:03