エアコンコンプレッサー交換 128100km

それは4月のある週末、昼間に車を出したときのことでした。

冬の間はACオフ（ヒーターのみ）で走っていたので、エバポ臭くなってないといいな～と思いながら数ヶ月ぶりにAC autoボタンを押して冷房を起こしました。

すると。
どれだけ設定温度を下げても風がぬるーいままです。
まずいですよ！！

思い当たる箇所が多すぎるので、順番に故障切り分けを試みました。

パネルの異常を疑いマルチレス車パネルをつないでみる→変化なし
悪名高いリレー周りを新品交換→通電確認するも変化なし
エアコンガス圧を確認→低圧側がすごい高圧？？
スイッチオンオフしてクラッチを観察→接続してない？

…これはコンプレッサーがダメそうな雰囲気です。

コンプレッサー固着のままクラッチオンして補機ベルト殺害とかの大惨事は結果的に避けられましたが…

最低でも
1. コンプレッサーassy載せ替え（これは楽勝）
2. リキタン交換（バンパー下ろしコース）
3. 配管清掃（エア使えないと面倒）
4. ガスチャージ（これはどこでも）
上記作業の発生は確定。

最悪ならそれに加えて
5. エキパン交換（作業性が最悪）
6. エバポ交換（同上）
が追加です。

どうなるかは、ガス抜いてコンプレッサーを下ろすまでわかりません。
費用面考えて自分でやるか悩みましたが、迷宮入りするとダルい類の故障なのでなじみの店に投げることにしました。

預けて数日、工場から連絡がありました。
「下ろしてみた結果、配管は割とキレイだったのでエキパンはやらなくても大丈夫そう。室内側はやらない方向で進行します」

ヨカッターー！！！
室内までダメでした！からの箱替えした方がマシなレベルの見積もりになるのを危惧してましたが、許容範囲内で収まりました。。

下ろしたコンプレッサーは割れたりはしてないものの、クラッチNGで中も固着していたようです。
冬のコンプレッサー使ってない期間に音もなく固着し、ついでにクラッチも連れ添って死んだ（？）ため、配管内にゴミをまき散らさずに済んだようです。

リビルトコンプレッサーが届き組み上げ。
真空引きも順調だったそうです。

試運転の画像を送ってくれました。
「R12ガス車みたいな冷え方しててカンペキです」

ありがたいことです。
白車体とはいえ、内装は完全に黒なのでガツンと冷えるエアコンは重要です。。

後日、引き取りに行って完了。
これで夏も怖くありません。