リア左右 ハブ(ベアリング)交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
基本的にフロントと同じ。
タイヤ外したらおもむろに真ん中の32mmの奴を外してしまう。
ブレーキキャリパー関係外してローター外して、後はハブを止めてる18mmボルト4本を裏側から外す。
あれ、16mmだったっけ?
いや、18mmだった気がする…
2
こんな感じ。
ソケットに適当な長さのエクステや変換かましてラチェット式で伸縮するハンドルで緩める。
リアはフロントと違ってシャフトブーツがそんなに邪魔にならない。
こう書いてるととても簡単な様だが当然の如く罠があった。
ボルト先端がハブに隠れる寸前までは割と簡単に緩むのだが、そこからが地獄。
ラチェットのギアが負けて空回りする。
普段露出しているボルトの先端の不純物が原因では無いかとCRC吹付けてブラシで洗浄してみたりもしたが、ほとんど変わらなかった。
バーナーで炙ってもだめ。
簡単に回るとこまで何回か出し入れしつつCRCで洗浄を繰り返すと多少は良くなった気はする。
リアのボルト4本×左右で計8回、汗だくで色々とやったがどうやっても苦労するしかないと悟った。
1本外すのに10分~30分かかった。
筋トレしてて良かったと素直に感じる、と言っても懸垂しかしてないですが…
ちなみにインパクトドライバーでは全く歯が立たない。
18Vの日立のやつでもAC100Vのトルクが太いやつでも話にならない。
結局答えは、ラチェット機構が無いシンプルな、長めの(伸縮出来ればなお良い)ハンドル。
それと前述のラチェット有との併用で力業で頑張る。それしかない。
もちろん走行距離少な目で年式新しめの車ならその限りでは無いのだろうと思う。
3
ボルトが外れたら例のギヤプーラーでドライブシャフトを押し出す。
少し動いたらハブをハンマーなんかで叩いてナックルから外す。
結構強く固着しているので強く叩かないと外れない。
交換時は32mmのナットがかかるまで力業でドライブシャフトをハブに突っ込むのだが結構苦労する。
ナットがかかったらインパクトドライバーでガーっと回し入れると楽。
ある程度までナットが締まったらハブのボルト4本締めてほぼ終了。
フロントと違ってボールジョイント外したりしなくても良かったので作業自体はシンプル。
4
今回交換した品はこれ。
ebayで注文。
32mmのナットと16mmのボルト4本付きだがフロント用なのでボルトは使えない。
フロントとリアではハブ自体は一緒だがボルトが違うので注意しましょう。
私はボルト交換する気がないので気にしません。
5
右がリア、左が付属のフロント用。
ああ、やっぱりフロントは16mmで長さ30mm、リアは18mmの長さ65mmだ。
BMW Parts Catalog観て確認して下さい。
6
ブレーキ関係元通りにしたらサイドブレーキ一杯に引いてブレーキ踏んでローター側が共回りしない様にして32mmナット締めて終了。
ブレーキパッド交換含めて片輪3時間程度かかりました。(ブレーキパッド交換なんて5分もかからないのでほぼハブ交換作業時間)
フロントの方が数段楽だったです。
とにかく力と強い工具が必要。
別にガタも無かったので走った感じはまだ違いがわかりません。
フロントのハブ交換時の変わり具合が凄すぎたのでこれ以上変わりようは無いかとも思います。
まだ100km程度しか走らせてないので何ですが、もし変化を感じたら追記します。
7
これは3年前の納車日の左リア。
ブログで書いてるやつですが、ハブにボルトを噛まして折れて泣いた思い出。
こうして3年後、自分でハブ交換とかしてる、人生、悪くない。
でも昨日、二日酔いで一日中吐いてた。
人生、緩くない。
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