センターコンソールインサート交換(カーボン化)

標準ではメタリックグレーのセンターコンソールインサート。
Q3はシルバーですが、ここをワンオフのリアルカーボン製に交換します。

先ずはシフト(セレクター)レバーを外します。
シフトブーツ横にウェッジを入れて抉ります。

イグニッションをON。
パーキングプレーキをON。
シフトをD/Sのポジションへ入れてイグニッションをOFF。
ブーツを裏返して赤丸のロッキングリングを回してフリーにし、ブーツごと真上に引き抜きます。
※この時に外したシフトノブのインターロックボタンを押してはダメです。取り付けが出来なくなります。
もし押してしまった場合はリリースツールを使ってインターロックボタンを解除することになります。慣れればツールが無くても戻せますが面倒なことには変わりありません。

シフトノブとブーツを外したところ。
これで作業がしやすくなりました。

次にスイッチパネルを外します。
リリースツールをパネル下の穴に挿入してリテイニングタブを解除、ツールを左右に開くように力を入れながら手前にパネルを引き抜きます。

パネル裏にはコネクターが繋がっているので外します。
スイッチパネルを外したところ。

次にインサートを外します。
爪の位置を交換する部品で確認しながらウェッジで抉ります。

インサートが外れたところ。
上部にMMIのスイッチとエンジンスターとボタンがついたパネルが嵌っているので、MMIスイッチのコネクターとエンジンスタートボタンを外してから、パネル自体も外します。
シフトノブのディスプレイユニット側にもコネクターがあるので外します。

センターコンソール側の写真。
赤丸が外したコネクター3か所とエンジンスタートボタン。

インサートにはシフトのディスプレイネルが取り付いたままです。
今回これは流用するので外します。

裏側で4本のトルクスで留まっているので外します。

外れたところ。

インサートをカーボン製に交換して逆順で組付けて完了です。

夏場にはやりたくない作業でした。
かといって冬場は爪が硬くて破損リスク大。