DIYレストアvol.1　～サイドシルプロテクター編～

DIYレストア　サイドシルプロテクター編

本シリーズは、約25年経過したR34の外装を剥ぐって現在の状態を確認してみました。内容としては、分解手順を示しています。車体の複数箇所を行ったため、場所ごとに数回に分けてお送りする予定です。


サイドスカート等の正式名称は、サイドシルプロテクターだそうです。部品的にはマッドガード，センターフロント及びセンターリアとなってます。
R34基準車とは部品構成が異なります。

本作業は、ジャッキアップ無し、タイヤ外し無し、電気系統無し。(車高やエアロによっては、ジャッキアップやタイヤを外した方が作業しやすいです。)

センターフロントを外します。
写真はフロントタイヤハウス後ろ側に＋スクリュー2本。
普通のドライバーでやる場合は、ステアリングを左右にきっておく。当方は、ビットタイプのラチェットドライバーを使いました。

続いて下回り。
タイヤハウスのフェンダープロテクターとボルトで共締めされてます。
10ミリソケット、ラチェットと75ミリのエクステンションバー使用、＋ドライバーでも可

次にクリップ3箇所の外し。位置はこの3箇所。センターフロント本体は、この時点では完全に外さず、クリップを外してブラブラの状態にしておく。理由は後述。

センターフロントの裏側　
クリップの位置(写真は助手席側のもの)

センターフロントの下方にツメがあるため、無理に外そうとすると割るかドアのエッジなどに傷がつきます。

次にセンターリアを外していきます。
下回りにボルト8個。
工具は10ミリソケットとラチェット類同じ。

写真撮り忘れましたが、リアタイヤハウス前側にクリップ1箇所。
真ん中を押して引き抜くタイプですが、換えたことない場合は、無くなってるか割れます。写真は下から撮影、この穴にセンターリア後方の穴が合わさり、クリップがはまります。

次にクリップ外し。
センターリア本体をあまり曲げすぎると塗装が割れたりしますのでクリップ付近を真っ直ぐ少しずつ抜いていく。
全部で9箇所。

裏側全景

表側

左右ともに25年の汚れは思ってたほどでもありませんでした。

作業にあたってはリフトが一番楽ですが、ジャッキアップする場合は、必ずウマに載せましょう。
リア側を上げる場合は前輪に輪留め。
潜ってるときに落ちてきてたら後軸重量側で約600㎏以上もあるので、筋肉モリモリ、マッチョマンの変態でも死にます。(コマンドーより引用)

洗浄後。

細工しつつ、ショートパーツ交換後、チリ合わせ組み上げ。