
今日のお話は車は関係ありませんw
長い戦いが終わったので記録として。
2023年7月末にアムステルダムに行きました。
フライトはANAで通しで買ったのですが、HND-MUC-AMS/AMS-FRA-HNDという感じの乗り継ぎ便で、ドイツからアムステルダムはスタアラであるルフトハンザグループの運行です。
悲劇は帰りのAMS-FRA便で発生。
搭乗した後なかなか出発せず、アナウンスされたのは荷物が搭載されていない。
預け荷物のことっすね。
丁度欧州のバケーションシーズンで混雑していたことと、AMSの空港オペレーションの人手不足が主な問題ぽいけども、結局2時間近く遅れて出発。
FRAに到着した時には、HND行きの便が出発する時間。
これ、到着って言ってもスポットインじゃなくてランディングした時の時間ですね。
さらに機材が写真の通り小さいので沖留め。バス移動w
完全に終了したわけですw
その後の扱いはひどいもので、あちこちの便が遅れているようで長蛇の列になっているRe-Booking Queueに並べと。
同じ状況に置かれた全く知らない日本人旅客の方と話しながら並びました。
そこで分かったこと
・今日は北京便で北京までは行ける(その先は不明)
・明日以降も飛べるかわからない。
・とりあえずホテル行って明日の朝またきて。
・フランクフルトの営業時間の都合で預け荷物は出せない。
はい。長い時間並んでルフトのおっさんとあーでもないこーでもない。と話しましたが結論はホテル行きでしたw
Marriott用意してくれて、往復のタクチケもくれたからいいかーと思ってたけど、Marriottは完全に遅延客でごった返してて、飯はレストランじゃなくて宴会場でバリエーションの少ないやつ。
ま、ベットで寝られる分いいか。という話ですな。
翌朝は朝から空港行って再度何かないか探してもらいます。
ただ、正直北京経由とか嫌だったのよね。北京のエアスペースって何かあると再遅延しそうだし。
ということで、欧州域内で乗り継ぎは許容する。でも長いフライトは当初の予定通りNHで帰りたい。
という要望を伝えてました。本当は昼にFRA-HNDがあってそれに振替してもらえれば最高だったんだけどそうもいかず。
最終的に丁度24時間遅れのFRA-HND便を確保してもらえました。
そうそう。ここで思ったのは要望はちゃんと伝えないといけないという事。
拙い英語でもなんでもいいので、自分はこれを希望する。と伝える(怒ったりするのではなく、自分はこうして欲しい。という要求を伝える。)事が大事。
そもそも遅延は航空会社起因なので、要望を丁寧に伝えていけば可能な限り合わせてくれる。
て、実はこれは前段。
欧州でこのレベルの遅延に遭遇すると、E
U261法という法律の適用を受けることができる可能性があります。
要するに、遅延の時間に応じて航空会社は補償金を支払わなければならない。という法律なんだけど、時間に応じて補償金の金額もあらかじめ決まってるわけです。
ただ、この補償金の問題は、「申請しないともらえない」という事です。
流れとしては
申請→航空会社で審査(遅延の理由とか実際に遅れた時間が何時間かとか)→支払いプロセス。
という流れ。
待ち時間が暇だったので飛行機を待っている間に
ルフトハンザのページからさくさく申請。
日本に戻り、2週間くらいで遅延があったことが確認され、補償金の金額が確定しました。Max支払いですw
さてここからが問題。
銀行口座を伝えるも、1ヶ月経っても入金されない。おかしい。
再度問い合わせ、入金でエラーが起きたと。
この入金エラーが5~6回あったのと、Lufthansaのコールセンターのリアクションがクッソ遅くて、なんのかんの11月までかかって進展なし。
さらに最後の方はLufthansaのコールセンターはやる気をなくし、入金状況の確認さえすることなくやってから入金されてるはずだの一点張り。
ちなみに、コールセンターは委託されてるぽくてアジアのどこかな感じだった。パキスタンかインドかなぁ。という印象(対応者の名前的に)
それで色々調べたらこういうのはエージェントがいて代行してくれるらしい。
ということで、エージェントに引き継ぐことに。
依頼したのは
EU261.jpというエージェント。完全成功報酬型なので、一々相手してる時間もないし。とか、英語で交渉とか無理ゲー。という人は頼るのが吉。
今回のケースだと交渉は済んでたんだけど、入金で失敗してて、現地に口座ある人に手伝ってもらえればよかった。というのはあるんだけど、自分でやるのも面倒になり依頼。
そこからさらにLufthansaに放置され、進展したのは2月。
EU261.jpさんからは、本人以外と交渉しないと返事がありました。と
そして、Lufthansaから連絡があり、送金できていないことが確認できたので再度プロセスを進めたい。とw
どうも、コールセンターの委託先を変更したのか、今回はスペイン語圏系の名前の担当者。
多分クレーム多くて変えたんだろな。
ここで発覚したのは
・ルフトは日本円口座を持っている
そう、これまでは外貨送金であることが前提として、国際送金のつもりで銀行情報送ってたわけですよ。
ところが日本円口座があって日本円で送ると。なので、日本で振り込みしてもらう時の情報でよかったのよね。
ただ、毎回情報送ってから10日程度待ってくれ。と言われるので、結果的に3月末頃までかかった。という話です。
色々調べてみると、そもそも補償決定までに時間がかかるケースがあるようで、その点では補償決定はすぐだったのでまだマシだった模様。
とはいえここまで8ヶ月。長い戦いであった。
ちなみに、為替レートは補償決定日のレートぽい。今のレートだともう少し良かったんだけど。
とはいえ、なんか買っちゃおうかなー。という程度にはもらえたので、まぁ、いいことにするか。という感じで。
なお、今回フライトは全てANAで買ってたんだけど、遅れたのはLufthansaなのでANAはそこの手伝いはできない。ということでした。
ま、仕方ない。
もしFRAを出るANA便が遅れた場合はどうだったかというと、欧州を出発する以上この法律は適用されるようなので、その場合はANAに。って事だったんだろうね。
ということで、もし万が一欧州で遅延に巻き込まれてしまった時は補償金もらえるかも。と思い出してください。
そして、面倒であれば
エージェントに任せるといいです。
エージェントさんは慣れてるのでね。
ちなみに、ルフトハンザは対応が遅いので有名らしいですw
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2024/03/22 10:36:40