結論から言いまして、
今回は見送り
とさせていただくこととしました。
いろいろお騒がせして、申し訳ありませんでした。
ほぼ間違いなく購入するつもりで動いており、夢が叶いそうだと思うと興奮を抑えられずに、ブログにもその経過を書いていたのですが、結果的に思わせぶりな話になってしまったなぁ、と少々反省しています。
娘も、「コレ乗って帰る!」というほど気に入ってくれたのですが....(苦笑)
現車の売却交渉もほぼ確定し、先週末に帰省した際、実家に保管していた純正パーツも持ち帰り、パーツの取り外しと引き渡し日も調整済み。
家族にも候補のクルマを見せ、試乗もして、購入の同意も得られたので、BMW Familie!に間に合うよう、管理組合から車庫証明の捺印書類も入手し、印鑑証明も準備し、いつでも押せるよう、実印も持ち歩いていました。
本当に本当に買う気満々だったのですが、ある1つのことが自分の中でクリアできず、今回は見送ることにしたのです。
その理由はごく単純なこと。「色」です。

インテルラゴス・ブルーという色は、BMW M車の専用色で、とても珍しくも、美しい色です。天候や光の状況により、実に様々な表情を見せてくれる、とても個性的な色。
この色が、ボクには受け入れられなかったのです。写真で見ていた色彩にはとても魅力を感じていました。他モデルのルマンブルーを良く目にしていたので、この色のイメージを持ってしまっていたのですが、当然ながらそれとは違うものでした。

ボクが持っているE60のイメージと、インテルラゴス・ブルーは重ならなかったのです。ただ一見しただけなので、自分で所有して見慣れていけば、違うように思えるようになるかも、と考えてみました。
なぜなら、新車購入が無理な自分にとって、「色」を除けば、価格、仕様、状態、パーツ類、アフターサービス、どれをとっても最高なクルマで、他では絶対に手に入れられないクルマだと確信していたから。
自分の生活の中の色々なシチュエーションに、この色のクルマを想像してみていました。通勤、保育園、買い物、帰省、オフミ、サーキット、ツーリング..... この数日間の悩みは、ずっとこればかり考えていました。しかしながら自分のイメージに適用させることが出来なかったのです。
もうひとつ、考えたことがあります。
それは、「全塗装」で色を塗り替えること。Studieのデモカー群がそうしているように、このクルマもそうしてしまえば、まさしく自分だけの一台になりますし、中古で買うのだからそれもいいかと。仮に塗装に100万かけたとしても、あのクルマをあの値段で買えるのだから、決して高くはないはず。
しかしながら、全塗装したクルマの評価は、一部の例外を除き、売却時には大きなマイナス評価になるそうなのです。数年後に登場するF10も見据えている自分としては、追加費用をかけてまで、そのリスクを背負うことはできませんでした。
現車が高額査定され、家族の応援が得られ、資金計画も何とかなり、長年憧れていた最高のコンディションのクルマが手に届く。
それなのにただ「色」だけが微妙に受け入れられない。そんなことでこのチャンスを逃して良いのかと、本当に本当に悩みました。毎日、今のE60に乗りながら...
クルマって、買い換えの時は....
新しいクルマにときめいていますが、手放すことになると急に寂しくなってくるものですよね。今のE60 hidde3号は、hidde1号以上に色々なことを体験させてくれました。色んなことを思い出してみると、やっぱり愛着が急に湧き上がってきます。
そこでやっと結論が出せました。好みに合わないかもというリスク付きのものを高額で買うより、今、気に入っているクルマともう少し付き合おうと。
きっと今と同じようなチャンスは巡ってこないでしょうから、他のクルマを探すのもやめて、F10が出るまでの間、E60 hidde3号を余すことなく楽しもうと決めました。
とても長~くなってしまいましたが、以上がここ一週間の顛末です。
多くのコメントも頂いたのに、結局はこういうことになってしまって本当に申し訳ありません。ぜ~んぶボクの妄想と暴走から出た話でした。
これを機に、ボクのE60人生も新たな方向へ向かえる気がしてきました。
これに懲りず、引き続きおつき合い頂けますよう、よろしくお願い申し上げます。
長文、乱文、失礼いたしました!
Studie/Baseの
インテルラゴス・ブルーのM5は、本当に状態のいいクルマです。あの値段で買えるのは信じられないくらい。(多分パーツ代だけで200万は軽く越えているのでは?)
ご興味のある方は、ぜひご検討ください。
Posted at 2008/09/06 01:06:52 | |
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