2週間前に試乗したMX-30 EV MODELの乗り味が忘れられない一方、
1週間前に試乗したHonda eの記憶は少々薄れつつあるのですが、、今度は日産リーフ(グレード:G)に試乗させて頂きました。
走る
今回のGグレードだと、モーターのトルクは320 Nmなので、MX-30(270Nm)よりも大きく、Honda e(315Nm)と同程度ですが、極端にトルクを強調した味付けではないと感じました。
もちろん、MX-30のように内燃機関に近づけた味付けではありませんが、思うに、アクセルペダルの操作に関しては、どのEVでも体が慣れるのにはそれ程苦労しないです。
止まる
「走る」の次は「曲がる」を説明したいところですが、リーフに関しては、慣れの問題なのでしょうが、e-Pedalのクセが強いので、まずこちらを説明しなければなりません。
e-Pedalではアクセルペダルの戻し具合に応じて回生ブレーキが掛かる制御になっている訳ですが、これって人間工学的にどうなの?と思ってしまいます。
まず、減速Gが掛かった状態では、体を支えるのはハンドルを握る腕と足の裏になる訳ですが、減速しようとすると、アクセルペダルを戻さなければならないので、体を支える動作を自然に取り辛い。
また、交差点で歩行者が出てきたときなどに備えるため、減速時はブレーキペダルに足をスタンバイさせている方が安心感があると思います。
短い試乗では、e-Pedalに慣れることができませんでした。
曲がる
ということで、曲がる前に必ず行う減速操作に慣れることができなかったので、必然的に、ハンドリングを確認する余裕はありませんでした。
その他
シートやドライビングポジションは、やはり MX-30の方が好きです。
特に、左足のフットレストがかなり寝ているのと、右足にホイールハウスが干渉するのは、マツダ車を乗ってきた身としてはかなり気になりました。
まあ、登場年が新しいMX-30やHonda eと比較するのは酷ですが、運転感覚はもっと洗練させて欲しいかなあと思いました。
アリアに期待ですね。
ということで、MX-30 EV MODEL、Honda e、日産リーフを試乗した結果、私的に最も乗り味が馴染んだのは、MX-30です(爆)
だってあれ、エンジンとかモーターとか関係なく、「乗りやすさを突き詰めたらこうなるよね」っていうのを完璧に具現化してるんですから。
Posted at 2021/06/26 19:44:00 | |
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