KAAZ LSD 1.5Way 取付
1
遂に機械式LSDの投入を決意。
いろんなメーカーのLSDがある中選んだのはKAAZ製!
値段が安いってのもありますが、友人(師匠の次男)のAP1
に使っていて、調子良さそうなのも決めてです笑
取付はどーするか悩みましたが、勉強のためにDIYでやることに。
問題は場所。会社のリフトは自分の仕事もできなくなってしまうので❌。自宅でやろーか考えてた所、師匠からガレージ使っていいよとの神の言葉が!!!
てことでお言葉に甘えて場所を借り、師匠と2人で作業を進めることに!
2
まずは車からデフを降ろす所から。
とにかく重い。
スバル系のデフは何度も降ろしてますが、BRZのは初めて。
めちゃくちゃ重かった笑
3
万力にデフケースをセットして、純正状態の歯当たりと、バックラッシュを測定!
もちろん基準値内。歯当たりなかなか。
これを目安に作業を進めることにします。
この時に左右のシムの厚さも計測!
測ってから純正トルセンデフを取り外しました。
4
んで、今回はLSD以外に
クスコのディスタンスピースカラーを取り付けました。
純正の潰れるタイプのカラーをリジットにしちゃう奴!
潰れないやつなので日産純正のシムを使って厚さを調整。
純正の高さを測って、その高さと同じになるようにシムを入れて組みました
左がクスコ 右が純正
ピニオンギアのベアリング類も新車で買って一年ちょいですが
全部新品に!
組めたらデフケースにピニオンギアを圧入して、いよいよ
機械式LSDの登場です。
5
リングギヤは純正トルセンから移植!
外すときはロックプレート?のカシメを起こしてボルトを外し、
プラハンでやさーしく引っ叩いて外しました。
機械式LSDに取り付けるときにはリングギヤをBBQして
アツアツにしてから嵌め込みました。
ボルトはとりあえず再使用で規定より少し弱くしめます。
その後新品のサイドベアリングを取り付けてからデフケースに投入
ここで問題発生。純正で入ってるバックラッシュ調整用のシムが入りません。
やむを得ず作業中断
翌日会社で純正より薄いシムを、ヤマ勘で7枚ほど注文。
なんとその内5枚がメーカー在庫ゼロ……
一週間以上来ないのを覚悟しましたが…
在庫があった二枚と共に奇跡的に作りたて?のシムが4枚届きました笑
おそらく注文してすぐにメーカーに入ったのかも笑
翌々日の仕事終わりの深夜から作業再開することができました!
6
シムが届いたのでバックラッシュの調整を始めます。
なかなかうまくいきませんでしたが、うまーい組み合わせをやっとこさ見つけて純正より良いバックラッシュ量になりました!
バックラッシュが決まったので次に歯当たりの点検!
ここで歯当たりが悪いと、デフを抜いて、ピニオンギアをプレスで抜いて、ベアリングを抜いて、シムの厚さを変えないとなので
光明丹をリングギヤに塗った後、神に祈りながら恐る恐る回転させました。
すると……
めっちゃいい感じ!
90度ずらして四箇所、バックラッシュと歯当たりを測定して
規定値内でバッチリだったので、リングギヤのボルトを新品に打ち替えます。純正ではロックプレートみたいなのが緩み留めでついていたのですが、カーツのデフには取り付けできないので、ネジロックを塗ってから規定のトルクで締め付けしました。
7
バッチリ組み上がったので、ケースのサイドとフロントのオイルシールを新品に打ち替え、お掃除したカバーに液体ガスケットをぬってから蓋をして完成です。
そのあとはケースを車に戻して、復元!
カーツのデフについてきたオイルを注入して作業終了です!
8
取り付け後は慣らし作業が待っています。
とりあえずは説明書通りに8の字をクラッチを切った状態で!
10分ほどやると目が回るわ、飽きるわ。
なので某テストコースをあまりデフに負荷をかけずに頂上まで登り、下りはひたすらニュートラルで下る慣らしをしました!
慣らしをしていると、馴染むのがよくわかります笑
慣らしがある程度おわったら、少しずつデフに負荷を掛けながらゆっくり走行。
カーブでめちゃくちゃ前に進む!!!!
思わずニンマリ笑
走行していても、ヤバイ振動、変な唸り音なども聞こえないので
ひとまずは無事に?作業完了笑
師匠大変お世話になりました!
ありがとうございました!
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