
久々にチューニングコラムを書きたくなりました
(^。^)!今回で10回目です♪
ノーマルタービンでエンジンのパワー•トルクを上げる事に特化した排気系メインの内容で書いて行きたいと思います(^。^)
基本は吸気•燃焼•排気です!これが最も重要で、この3つのバランスが良い状態で突き詰めて行くとノーマルタービンが100psの壁を超えます。
バランスが最も重要と言う事から話して行きます。
豪華一点マフラーのみ、吸気だけ!などやってしまうとバランスが狂ってしまいパワーアップどころかデチューンになります。
先ずは吊るしのでも良いのでコンピュータチューニングからスタートすることをお勧めします。
初期投資は高いですが、コンピュータから始め吸気系を試して行き熱対策と吸気効率、インタークーラーと点火系、電源強化やアーシング、EDLCなど!そして最後にマフラー系をやると迷走せずチューニング出来ると思います。
何故排気系は最後が良いかと言うとノーマルタービンに対してマフラー系のパーツ交換が最も変化が大きくバランスを取るのが難しいからです、最初に手を付けると他のパーツの効果が解りにくくなる可能性が有るからで、排気側で一気に車のキャラクターが変わってしまいますσ(^_^;)
色々試して来て私は社外マフラーから、まさかの純正戻しと言う選択をしました。
現在私が使用している排気パーツは純正触媒と50パイフロントパイプ、純正マフラーの組み合わせです。
えっ!フロントパイプ変えた程度で抜け悪いんじゃ無い?
と、誰もが思うと思います。
でもこれが現在の仕様に最もベストな排気構成と言うのを加速タイムを測りながら導き出しました。
2速発進で0〜60キロ加速は2秒を叩き出します。
3つのバランスがとれて居てのハイブーストが掛けられる仕様になっているからです。
※フリクションロス軽減の対策も重要です。
一般的な話でマフラーを太くして抜けを良くするとパワーが上がると言うのは耳にすると思いますが、アルトの場合マフラー交換してトルクが上がったと言う話は殆ど聞かず、トルク不足も気になりません程度の話しが多いと思います。
アルトのターボ用純正マフラーは38パイ程度の太さで触媒も2つ付いて居て抜けは良くない様に思われますがアルトのターボ用純正マフラーは軽量に作られて居て排気性能も優秀です!
マフラー交換やマフラーカットする前に是非とも試して頂きたいのがフロントパイプ交換です。ここだけの変更で十分チューニングを楽しめます(^.^)
カットすると後戻り出来なくなります(ToT)
純正マフラーの新品は高額です…
マフラー交換を楽しんでいる方も、安価でフランジサイレンサーと言う排気を絞る事が出来る物が有りますので、試してみてはいかがでしょうか?
私はこれを試した事で純正戻しに踏み切るキッカケになりました!
排気の抜けと流速について簡単に説明します。
実際、細い純正マフラーの方がパイプ内を抜ける排気の流速は速く、太くしてしまうと流速は遅くなります。
排気の抜けを優先することで吸気•燃焼•排気のバランスがどうなるかと言うと排気系の交換によりパイプが太くなったことで排気の流速が遅くなりバランスが崩れてしまい、アクセルを踏み込んで空気を吸って燃焼しても、排気を早く引き抜くことが出来ずアクセルを踏んだ分前に進まずトルクダウンしたと感じる事になるのです。
またアクセルの踏みごたえが減り軽くなってしまた事を、吹け上がりが良くなったと錯覚してしまう要因にもなります。
細い純正マフラーの場合はパイプ内を流れる排気の流速が速いので燃焼後に排気を早く引き抜いてアクセルを踏み込んだ分前に加速する事になりトルク感を感じます、実際エンジンが勢い良く回るのはこちらの方です。
抜けと流速は違うと言う事です。
触媒の話しになりますが純正の時点で排圧と抜けのバランスが取れている触媒です排気抵抗になって居る事も事実ですが、排圧がしっかり掛かる所でもあるので変更すると抜け過ぎになってしまいます。
ノーマルタービンでバランス良く吸気、燃焼、排気を上げるのはとても難しい事で私も試行錯誤を何度も繰り返して来ました(^。^)
100psオーバーとなれば尚更です、少しでも夢の手助けになれたらと思いますm(_ _)m
私がフロントパイプを太い物に変更して居る理由は100ps超を絞り出す為にブーストを1.5位かけてあるからです。フロントパイプで排気の排圧と流速を調整して居ます。
簡単に言うとチャンバー効果を持たせた純正排圧流速マフラーです(^.^)
排気系のチューニングでは吸気、燃焼を経た排気をしっかり引き抜いてくれるパーツをチョイスする事でバランスがとれてエンジンは更に良く回る様になります。参考までにどうぞm(_ _)m
Posted at 2021/12/17 19:55:46 | |
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