
いや、ホイール、サスペンション交換してようやく「車」になったというか、「自動車」になったというか、「人が運転する車」になったというか。とにかくそんな感じです。
購入時、総走行距離2万キロ以下と当時では破格の上品でしたが、既にサスペンションが抜けていたのか、そもそもこんな乗り心地なのか、筆舌にし難い乗り心地は高速道路では繋ぎ目に合わせてハンドルを持っていく、ワインディングではギャップに応じてハンドルを持っていく(右に曲がってるのに完全に左に持っていく)、下道では水溜まりに、轍に、コンビニの入口の段差でハンドルを持っていき、車が潰れるような音を演出しておりました。ふざけているのか。
犯人はサスペンション、と言いたいところですが残念ながら複数犯の犯行。純正タイヤがグリップの無さとサイドウォールの硬さから最悪のロードインフォメーションを提供。重たい純正ホイールが純正クソタイヤの変更を許さず、長期に渡って手厚いクソ環境の固定に貢献、クソ純正クソサスペンションが「当たりは強く、後は流れで(クソデカロール)」という相撲業界の膿を思わせるハンドリングでドライバーを感動させます。なんだこのクソ足回り。
逆に言えば複数犯のコンビネーションで発揮されるハンドリングなので、どれか1つでも変更すれば劇的に乗り味を改善することが出来ます。まず足回りから「純正」の2文字を排除しましょう。ホイールは探せば幾らでもあります。それに合わせ新型の、グリップも転がり抵抗も静粛性も格段に良く、値段も安い今どきのタイヤにしましょう。それだけで随分と変わります。だって世界で1番素直な、ロータス謹製アルミバスタブフレームなのですから全ての改善を余すことなく、ドライバーに伝えてくれます。その中でも、1番大きな改善案はサスペンション交換であることは最後に述べておきます。
Posted at 2020/08/26 23:52:12 | |
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