ALFA ROMEO 159 ti (2.2 Selespeed)
:
5代目愛車。
中古で購入。初のセミオートマチック(シングルクラッチ)。
あるショップさんのサイトで運命的な出逢い。お店に伺ってほぼ即決でした。
2万キロを走破した中古ですが、走りも見た目もそれとは思えないグッドコンディション。
前オーナーが大事にされていたのが伝わってくる個体です。
AlfaRomeo159・・・
ワタシにはとっても思い入れのある名称なんです。
1951年、アルファロメオ2度目にして最後のF1ワールドチャンピオンを勝ち取った歴史的なマシン「Tipo 159 Gran Premio」(別称「Alfetta」)の名を引き継いだクルマ。
偉大な名前を手に入れて意気揚々と戦国欧州Dセグに投入されましたが、見事に惨敗?したのは皆さんご存知?の通り・・・
(33や75から続く、ただのカウントアップな名称じゃん!って仰る方、そのとおりかもしれません。でもワタシはGran Premioな159と重ね合わせたい・・・)
デビュー当初はとても抵抗があったブレラ顔ですが、街やサーキットで見かけことが多くなり見慣れた現在は・・・
けっこう良いじゃん♪かなり気に入ってます。
セレスピードも良い意味で期待を裏切られました。
156P1との比較ですが全体的にかなりスムーズ。
セレ独特のギクシャク感はやはりありますが、コツを掴めばかなり気持ち良い操作が可能だと思います。公道よりもサーキットで使えそうなトランスミッションではないかと今回しっかり乗ってみて感じました。
懸案だったデカさと重さも運転すると違和感がなく、驚くほどスンナリ受け入れられました。
ハンドリングもアルファらしく初期動作からクイック。曲がるの楽しい・・・
巷で不評のエンジンに関しても同様です。そんなに悪く無いよ~!
2.2リッターのNAですが必要十分のパワーだと思います。
ツインスパークに比して色気が薄れた感は否めませんが、その大きな要因は低速からパワーを発揮するオールラウンドな特性を得たことにあるのだと思いました。
とまあ良いことばかり書きましたが、心配事もあります。
それは好印象だったセレスピードの信頼性・・・
156P2以降は信頼性が徐々に増して、159ではかなり良いものになっているようですが・・・
どうなんでしょう?
まあ故障は過去(初代・2代目愛車)にいろいろ体験しているので、そのあたりも楽しみながら乗り続けたいと思います。
2010/04~
カラー:ロッソアルファ(289)
【写真撮影地:ニューグランド旧館エントランス前(神奈川県横浜市)】