南房総のマイナーダム巡り

前回の千葉県マイナーダム巡りに続いて、2/24にバイクにて南房総のダムを8つばかり周ってきました。タイトル写真は、安房中央ダム。日の出が少し早くなってきたので8:00にさいたまを出発し、アクアラインを通り、富津館山道路の鋸南富山ICから下道へ。道の駅　富楽里とみやまを過ぎて、まずは山中の丹生堰へ。


【丹生堰(にゅうぜき)】
1940年完成の灌漑用ダム。丹生とは、丹という水銀が含まれた鉱物が採取された土地のことらしいです。ダム便覧というサイトで、丹生で検索すると全国に5つほど名前に丹生を含むダムがありました。お次は、道の駅　おおつの里花倶楽部を過ぎて県道185から山中の仲尾沢ダムへ。


【仲尾沢堰】
1938年完成の灌漑用のアースダムです。アースダムにしては堤体中央に洪水吐があるという珍しいダムです。


【作名ダム】
さらに南下して、少々小ぶりながらも、久々にダムらしい形をしたコンクリートダム。1977年完成の上水道用ダムです。堰堤下は桜の木が沢山あり、4月上旬に撮影してみたいものです。天端が道路になっているので、上水道用としてはアクセスしやすいダムです。


【白浜ダム】
房総半島最南端のダム。1966年完成の上水道用ダムで、入り口は鎖がかかって立ち入り禁止の文字。なんとか木々の間からドローンを飛ばして全体撮影。


【広田堰】
白浜ダムから一旦海に出て安房グリーンラインを北上。道の駅　三芳村鄙(ひな)の里から山中に入ります。広田堰は1928年完成の灌漑用アースダム。久々にダート道を通らないとアクセスできないダムでした。


【増間ダム】
県道88を北上し県道258をしばらく走ると、大日山登山口駐車場があり、その手前を左折、急坂を登ると増間ダムに到着です。1969年完成の上水道用ダムです。


【大谷川ダム】
再び県道88に戻り北上、県道89に入りしばらく走ると大谷川(だいやつがわ)ダム。1973年完成の上水道用のダム。ダム堰堤までは、重量級のバイクで侵入するには少しためらうほどの細い急坂でした。続いて、本日最後のダムは1972年完成の安房中央ダム。このダムは灌漑用なのに堰堤までの路が立ち入り禁止で、ドローンで全体撮影です。

本日の走行距離は355km。天気も良く、暖かくて風もないツーリング日和だったのですが、鼻がムズムズ、目がショボショボとなりました。これからしばらくは、つらいシーズンとなりますが、花粉に負けずに千葉県全ダム制覇を目指します(現在25、残り27)。