会津から越後へ　JR只見線の今

土曜日はいたるところで不安定な天気・・。さてさて、どこに行こうかなと天気予報とにらめっこし、お日様マークが出ていた福島方面へ。「そう言えば、JR只見線の開通って来年だったなぁ。今、どうなっているんだろ？」と東北自動車道の白河ICから甲子トンネルを抜けて会津下郷方面へ。タイトル写真は、田子倉湖の定点撮影場所にて。この遠近感は、まるで絵の前にバイクを置いているようですね。


【会津下郷の田園地帯】
会津下郷は県道346沿いの田園地帯。田植えが終わったばかりのようです。R400,401と乗り継ぎ博士峠を越えて会津美里へ。更に北上し会津パールラインでR252へ。


【JR只見線】
2011年7月の新潟・福島豪雨で不通となり、2021年に再開予定の只見線です。今回の調査地点をマッピングしてみました。


【第５只見川橋梁】
只見線の不通区間は会津川口駅から只見駅まで。会津川口を過ぎて西に進むとまもなく第５橋梁がありますが、一昨年の訪問時は福島よりの橋脚と橋桁が流されたままでしたが新しく完成したようです（赤丸部分）。


【第６只見川橋梁】
本名ダムのすぐ下流にあった橋ですが、大雨のダムの放流により橋脚、橋桁ともに流失となりました。未だ形はできていませんが、工事用の足場が組まれ急ピッチで作業が進行中です。


【会津横田駅】
まるで廃線跡の駅舎ですが、枕木の一部がコンクリート製のものに更新されています。


【会津大塩駅】
こちらも、枕木がところどころ新しくなっています。


【第８只見川橋梁】
この橋梁は橋桁、橋脚は流されなかったのですが、周辺の地盤侵食が著しく、現在、重機が入って整備中です。


【蒲生只見間橋梁】
蒲生駅と只見駅の間位にある叶津川にかかる橋梁です。橋梁以外の部分はレールを取り外しているところが多いようです。バラストは新しいものが敷設されているようで、近いうちにレールが敷かれるのでしょう。


【只見駅】
只見駅は、現在は新潟からの終点になっている駅で西側の鉄路(写真手前)は輝いている生きている駅です。これにて只見線の調査はおしまい。全体の復旧状況は本当に来年には列車が走るのかな？という感じでした。帰路は雪割り街道を越えて、関越道　小出ICよりさいたまに帰還、本日の走行は599kmとなりました。