お疲れ様です、久しぶりのブログです
自分の車では無いのですが、約20万キロ走行したエンジンをバラしたので内部を見てみようと思います。
ちなみにメンテナンスは過剰なくらいしてあるエンジンで、なんと15万キロ以上毎回2000キロでオイル交換しかもモービル1で最低でも0W-30以上でやってたみたいです。たまにサーキットに行く程度で普段は安全運転で長距離ドライブをしていたらしいです。

シリンダーヘッドですが、スラッジ1つ無いくらいめちゃくちゃ綺麗です。20万キロ近く走っていたとは思えないですね。しかし排気側のバルブリフターは摩耗しておりバルブクリアランスが広がっていました。

ピストンです。これがびっくりでオイルリングにスティック現象が起きています。ヘッドにはスラッジは全く無かったんですがピストンにはビッシリ溜まってます。完全にリングは固着していて確実にオイル上がりを起こしてると思います。やはりここのスラッジは実際にピストンを外して物理的に洗浄するしか無い気がします。
OHせずに落とすには遅効性のフラッシング剤を定期的に入れ続けて、ピストントップに付いているスラッジは燃料添加剤を入れて回してあげるとか、でももう完全に固形化しており正直添加剤でこれが溶ける気がしません。
あと、こういう添加剤や洗浄作用が高いオイルは高温にならないと機能が働かないらしいです、そもそもこういうスラッジは水温油温が低い時に発生しやすいと思うので乗り方を変えないとどんな添加剤を入れても汚れは落ちにくい思いました。

コンロッドメタルは綺麗そうです、腰下はスラッジが全く無くて綺麗でした。

クランクメタルは剥離がありますね。やはり20万キロは持たない設計なんでしょうか。ちなみにコンピューター含めて全てノーマル車です。

最後にピストントップですが、カーボンが半端じゃないです。1mmくらい積もってた所もありました。多分ブローバイが多くなるとここに溜まるんでしょうか。
ここにカーボンが溜まると圧縮比が上がるので速くなります。いやそんな事は無くて圧縮比が上がるのでノッキングしやすくなりK12で良くあるノックリタード制御で加速不良になる現象が発生しやすくなります。1mm積もるだけでも圧縮比は相当上がると思います。
全てのセンサーを変えても直らなくて社外ECUにしたら直ったというケース、あると思いますがもしかしたらそもそもエンジンに原因があるかもしれないですね。ヘッドガスケット交換のついでにピストンも綺麗にしてあげたら良くなるかもしれません。
一般的には10万キロが乗り換えのタイミングだと言いますが、適切にメンテナンスされている場合に限りますが個人的には20万キロが乗り換えやオーバーホールのタイミングなんじゃないかなと思っています。丁度20万キロってハブとかステアリングリンケージ、足回り系も軒並み壊れ出すタイミングだと思うんですよね。勿論設計段階で変わるので40万キロとかはたまた100万キロオーバーホール無しでいけちゃう車もあるとは思いますが……笑
自分はもう24万キロ近く走ってますが、変えてない部品の方が少ないくらい交換してるのと色替えまでしちゃったので限界まで乗っていこうと思いました。
Posted at 2025/11/19 11:57:55 |
トラックバック(0)