ドライビングポジションの改善 シート高さ調整編
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
ノーマルシートのローダウンアダプターで座面を少し下げます。
従来,コンペのサベルトシートには社外品のローダウンアダプターがありますが,ノーマルシート用はありませんでした。
このパーツはFBの皆さんの声に応えて前川エンジニアリングさんが作成したのもので,純正シートを約20mm下げる事が出来ます。
2
取り付けはシートを社外に取り出して,ノーマルシートのレールと台座を固定しているリベットを外し,ローダウンアダプターをレールにボルト止めしてシートを社内に戻すだけ。
とは言え・・・リベットを外すにはかなり苦労しました。
作業時間の90%はリベット外しです。(^-^;
3
ノーマルとの比較。
20mmほど低くなっています。
これで重心と目線が若干低くなると同時に上から踏み下ろしていた3ペダルが操作しやすくなります。
特にクラッチはシート座面の前側と膝裏の間に余裕が出来た為,クラッチを踏み切った時の膝裏(腿)の違和感が無くなりました。
また,ローダウンアダプターの調整範囲により,ステアリングのセンターに合わせてシートを右に約10mmオフセットする事が出来ましたので,こちらの違和感も軽減されました。
アバチンに乗り始めて一番最初に違和感を感じたのが着座位置が高いことです。
今回この改善を一番最後にしたのは,色々トータルの改善が必要だったこと,着座位置だけ先に下げると他のネガティブ要素が強調される可能性があった事,さらにローダウン化はノーマルのレールを加工する為元に戻せないことでした。
(たぶんノーマルの中古レールを入手すれば戻せると思いますが・・・)
個人の体形や好みによりベストポジションは異なりますが,今回はペダル・ステアリング・シートの3点を調整してより良いポジションを作る事が出来ました。
これでひとまずドライビングポジションの改善は終了です。
最後に今回使用した各パーツ等や変更についての考察です。
まずは私の体形ですが,身長171㎝,体重60Kg
平均的な背丈のオヤジです。(^-^;
シートバックは少し立ち気味が好み。
ステアリングのTOPを持った時,シートから肩が浮かないようにしたいと思っています。
クラッチペダルを踏み切った時,膝が伸び切らないようにシート位置を合わせます。
こんなところが私のポジション出しの基準です。
4
純正シートローダウンアダプター:
純正シートを約20mmローダウンする事が出来ます。
またアダプターの調整により若干ですがステアリングとのオフセットを緩和する事が可能です。
但し,純正レールのリベットを外していまう為,元に戻す事が出来ません。
当然ですがシートが低くなる分,相対的にステアリングは高くなります。
こちらもチルトの範囲内で収まらなければチルト機構に手を入れる必要があるでしょう。
どのパーツも直接体が触れるところの位置関係に影響します。
また,一つを変えればその他に影響する部分でもあります。
体形やポジションの好みも千差万別ですね。
闇雲にパーツを投入せず,まずは自分の求めるポジションンに近づけるために必要な要素を洗い出し,トータルで改善する事をお勧めします。
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