先日 取り付けた大陸製のデイライト。
はて、このままで車検は通るのか?
との疑問が。
”その他灯火類”なら無問題!と安易に考えていたのですが、もしかすると車検時に取外さなければならなくなるかも知れません。
と言う事でちょいと調べてみました。
・フロント、サイド、リア 共に赤色はNG
・リア周りは赤・橙・白の3色がNG
※光るリアエンブレムの白もNG。青ならOK
・赤以外でも黄緑、青紫は車のフロントガラス上部には付けてはいけない
・300カンデラ以下である事
・純正灯具の照射に影響が出るような取り付けはNG
・サイドに付ける場合は
「車を前方向や後ろ方向ろから見た時に見えてはいけない」
※アンダーLEDは光源は見えないが反射光が見えるためグレー
・他の交通の妨げになる光でない事
※具体的な基準で示されてなく検査員の判断次第
【デイライト】
新保安基準(2016年10月改正)
https://www.diylabo.jp/basic/basic-94-1.html
車の保安部品の一つとして分類
・明るさは400カンデラ以上〜1440カンデラ以下である事
・デイライト(昼間走行灯)の色は白のみ
・夜間は、消灯(または減光)する回路の仕組みが必須
・高さがランプの下フチが地上から250ミリ以上、上フチが1500ミリ以下。 かつ、ヘッドランプ上端より下側に入っていないとNG
・横方向は幅が1300ミリ以上の車の場合は、左右のデイライトの間が
600ミリ以上開いていないとNG
・照明部の大きさは、25平方センチ以上〜200平方センチ以下である事
・上記条件を満たしていても[Eマーク]取得品でないと車検が通らない
可能性がある
他にも[外装の取り付け基準]
・配線コードが丸出しでない事
・ビス留めなど、カンタンに脱着ができるような取り付け方はNG
※接着剤、溶接、ボルトナット、リベット、外装用の両面テープなどはOK
・デイライトのようなLED製品を取り付けるときは、突起物にならないように 取り付ける事
などなど

というように新保安基準を厳正に順守し、
デイライトを後付けするとなると、かなり敷居が高くなってしまいます。
またデイライトとして車検を通す以上、ヒューズやコネクターを抜いたりして機能を殺しても整備不良とみなされてしまいます。
以上のように今回取付けたLEDライトは ”その他灯火類” として認められるかが大きな問題となります。
ネックとなるのが「300カンデラ以下である事」
このポイントに焦点を絞って調べてみると

とあるサイトでは
カンデラは特定の方向へ光を放射したとき、どれくらい明るいかどうかを測る尺度として用いられています。
単位は[cd]で獣脂蝋燭という意味のラテン語を意味します。
カンデラはもともと「燭(しょく)」という単位で、ロウソク1本分の光の強さを由来としています。
ならば
蝋燭を300本灯して比べてみる
現実的では無いので却下www
知恵袋では
ID非公開さん
2017/11/1620:45:18
デイライトは300カンデラ以下ならば夜間も点灯していても大丈夫ですか?? 車検に通りますか??
ベストアンサーに選ばれた回答
********さん
2017/11/1620:58:07
確実に通るとは言い切れません。
なぜなら300cdを測定する機材が陸運局及び認証工場に無いからです。
検査員が300cd以上有ると目視判断(手心次第)すれば通らないと言う事。
商品に車検対応と記載されてても検査の思い一つでどうにでもなると言う事です。
最終的にこのサイトの解説で結論が出ました。
[光量計を使用した測定方法]
街灯や月明かりがあってもNG
前述の知恵袋の回答を裏付ける結果となりました。
[車検では後付けLEDのカンデラ値は確認できない]
という結論に。
実際の判定基準としては
スモールランプより明るくなければ車検に問題ない
との事で、明確な測定値ではなく、検査官の感覚による合否判定が現状のようです。
結果、その他灯火類と認められなかった場合の選択肢
①後付けLEDランプを取外す
②工場長に賄賂w
取外し自体は10分もあれば対応できますが面倒ですね。
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Posted at
2018/07/14 15:41:17