イタリアは24日、南アフリカ・ワールドカップ(W杯)のグループリーグ最終節でスロバキアに2-3と敗れ、グループリーグ敗退が決定した。GKジャンルイジ・ブッフォンは試合後、次のように述べ、敗退は正しい結果だと話している。
「3試合を戦って、ニュージーランド戦やスロバキア戦でも一つも勝てなかったというなら、家へ帰って何が起きたかを理解しようとするのが正しいことだ。(初戦の)パラグアイ戦がおそらくはベストの試合だっただろう。特に、インテンシティや意欲の点においてね。ニュージーランド戦と今日はそれより悪かった。今日は終盤の激しさを除き、僕らはより高いレベルのチームと争えることを示せなかったんだ。フィジカルにおいて大きな差はなかったと思う。それより、アイディアがなかった。特に(アンドレア・)ピルロがケガしてからね」
では、招集されなかった選手がそのアイディアをもたらすことはできたのだろうか?
「僕は違うと思う。イタリアサッカー全体がこうなんだと思うよ。それは考えなければいけない。負けたときは、いつだっていなかった選手のことが悔やまれるものだけどね。今はイタリアサッカーにとって最高の時期ではない。でも、ずっと前からそう疑っていたじゃないか。2年前から、僕らは年寄り過ぎると言われていたけど、おそらくはより良い代役が少なかったんだろう」
「(マルチェッロ・)リッピ監督は4年前よりも意欲があった。これが最後の経験になると分かっていたからね。2006年と比べて監督の意欲が違ったんじゃないと思う。(フランチェスコ・)トッティや(アレッサンドロ・)デル・ピエーロといった選手たちが今回はいなかったんだ」
1-3とされた失点場面はとんでもないものだった。だが、ブッフォンは「ああいうときは、すべてのタッチが難しくなるものだ。とにかく、僕らはスロバキアに3失点を喫したということだよ」とコメントしている。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2010/06/25 11:38:45