収まるどころか段々と広がっていくコロナの恐怖…
いやーまいったなぁ…
ご無沙汰になる制作活動日記であります~
一見外出自粛ムードでこういった趣味が捗りそうなもんですが、時間があるとやらないんですね~w
後は意外とこのコロナ騒動、3Dプリンターにも影響あったりするんです。
まず印刷後の洗浄に使うIPA(イソプロピルアルコール)が、消毒に使えるという話になって今では入手困難…
確かに機器の消毒には向いてるんですが、IPAは肝臓・腎臓機能障害を引き起こしたりその他色々人体に悪影響が出る為ある程度知識をもって使わないと危険なモノ。
揮発性もすごくて換気せず使うと網膜やられたり引火性もあるので下手したら大爆発!
自分も使う際には手袋はもちろん、色々注意して扱ってます。
そんな感じでIPAは入手困難。
そして成型に必要なレジンは輸入が規制されていて入手困難。
ニトリル手袋は高騰。
みたいな感じでこの趣味には結構痛い状況となってるんですよ。
更に言えばこの状況がいつまで続くかわからないから手持ちを使うのもちょっと怖かったり、だからといって高騰した状態のものを買うのも…ねぇ?
(でも買わなかったら高騰し続けた後に買う羽目になるかも…)
と、なかなか全力でやれない状況でもあったりします。
そんな中、みんからのユーザーさんからコメントをいただきまして、その人も最近同じようなことを始めたとの事!
うれしい! 仲間だ!
現在はモデリング真っ最中! いやしかし俺よりはるかに出来がいいぞおい…
takeotaさんすげーな…
車好きって人、意外と車をいじる事は好きでもそこから模型とかに行く人は少ないんだよね~
あれだけカスタマイズしたり全塗したりすごい技術は持ってても。
不思議なもんです。
おっと前置きがすごく長くなってしまった。ごめんなさい。
進行状況はというと、前回ガラスのパーツをどうするかで悩んでおりましたが…
解決しておりません!
日記も止まっててサボってたようにも見えますが、色々トライして失敗して…トライして微妙で却下して…と、ホントここに来て完全停滞で困ってたんです。
何やっても納得いかなくて数十日、ついに!
もう、とりあえず後回しで一旦完成に向けて進もう
という結論に至りました。
まぁ確かにガラスなくても完成は出来るしね。
ガラスの次にやる予定は… 色塗りである。
つまりもう作るべきものは作り終えてるのである。
と、いう事で色塗りに向けての下準備開始である!
簡単に内容を説明すると、まずは印刷した各パーツのサポート等を綺麗に除去して表面処理。
その後サーフェイサーで細かな凹凸をフラットにしつつ塗装のノリをよくして最後に塗装!
書くと一瞬である。
しかしやってみると恐ろしい事実が色々判明するのであった。
まずは透明パーツからやろうかな、と始めるも…
ちっちぇえ! パーツちっこ過ぎてバリ取り出来ねぇ!
といきなり問題が…
ちょっと前に空前のブームとなったハズキルーペ(のバッタもの)をして、ようやく目視できるレベル…
今回途中で脱落者(破損や失敗で使えなくなるパーツ)が出ると思って3~4台分のパーツを用意したけど…これ全部バリ取りとかすんの?
もう既にギブアップ気味になりながらなんとか終了!
透明パーツに関してはリアのランプを赤に塗る予定で、後はフロントのライトとハッチのガラスはそのまま。
ただ透明パーツは変色しやすいみたいなので、表面処理も兼ねてUVコートをスプレーで吹く。
多少はよくなった…かな
そして今度はその他のパーツ。
ボディや内装、タイヤなどである…
バリ取り中に脱落するパーツ達が沢山…
よく見るとちょっと変形してたり、バリ取り中に力入ってポキって逝ったり…
もうね、地獄ですわ
一旦バリを取り、軽く研磨し水洗いして汚れを落とし…
脱落者が多々出る中、生き残りにサーフェイサーをかけて凹凸確認。
そこで恐ろしい事実が…
あれ…意外と凹凸が…ある
目視でも多少は凹凸あるなーって思ってたけど、サーフェイサーかけると一目瞭然。
ボディ表面はなるべくヤスリ掛けしたくないんだよなぁ…
下手したらモールド消えるし…
一応ヤスリ掛けしてみて…
ん~~どうだろなぁ…ちょっときついかなぁ
じゃあしょうがない
3Dプリンターに全力になってもらうか!
実は今まで標準設定のまま印刷を行っていた。
それは細かくすればする程印刷に時間がかかるから。
といってもレイヤー層は0.05mmなんだけどね。
それでボディ印刷に3時間くらい。
これを全開の0.01mmで印刷してみる。
なんとお時間11時間。
冬場は温度が低いため推奨温度の20度以上にしなければ不具合が出やすい。
そのために俺の印刷システムには暖房用のパネルヒーターを設置してるんだけど4時間もすれば自動的にスイッチが切れる…つまり、
その頃にまたスイッチ入れに行かなくてはいけない!
もうね、一日仕事である。
更には完成したボディは結構いい感じに仕上がってるんだけど…
サポートが硬くて取り外しがしにくい。
その結果何が起きるかというと…
あっ…
あっ…
あああああああああああああああああああああああああ
俺の11時間がああああああああああああああああ
もうね、ふて寝ですわ…
まぁ、そんないろんな脱落者を多数出しながらも生き残った精鋭達にサーフェイサーを拭き、とりあえずは塗装の下準備完了。
問題は…
俺、塗装用具持ってないんだよね…サーフェイサーは缶スプレーでお風呂場でやったし…
さて、どうしようかな…