バノスソレノイドバルブ清掃
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
アイドリング状態は安定していたが、アクセルを深く踏込んで加速するとエンジン回転にむらが生じていた。
C110+診断機では4番プラグのミスファイアー表示
VANOSエラーの表示は無い。
先日、走行距離99000kmを超えた時にプラグ洗浄を済ませたばかりだったので、
今回はバノスソレノイドバルブの洗浄を行い、4番イグニッションコイルを交換しました。
2
準備品
灯油200~300cc
バッテリースナップ+延長コード+クリップの接続を熱収縮チューブとハンダで加工
9V乾電池
T25ドライバー(エアークリーナーカバー固定ねじ7本の取外し・取付)
マイナスドライバーまたは7mmソケット(インテークパイプ固定バンドねじの緩め・締付け)
10mmソケット(エアークリーナーカバー固定ねじ1本、バノスソレノイドバルブ固定ねじ各1本)とラチェット
3
前面側と背面側のバノスソレノイドバルブ取外し・取付
準備は前面側はウエスのみ、背面側はエアークリーナーボックス撤去、ブローバイホース外してウエス準備
バノスソレノイドバルブクリップのロックを緩めて引き抜く。
ワッシャー付き10mm固定ボルト、各1本を取外す。
10mm水平固定のボルトは落下させないようマグネットツールで安全に引き抜く。
バノスソレノイドバルブの根本下側にオイルが垂れるため、ウエスをしっかり敷く。
バノスソレノイドバルブは、ねじり・こじりながら、まっすぐ引き抜く。
取れない場合は、10mmボルト固定ステー凹部にマイナスドライバー刺して優しくこじる。
4
写真上:背面側のバノスソレノイドバルブを外した状態
写真下:前面側のバノスソレノイドバルブを外した状態
部品番号:11368610388 既存バルブソケット部刻印:V7587760 80-01
バルブフィルターに固着した汚れはありませんでした。
5
灯油ビンでバルブ先端の洗浄
灯油にバルブ先端を漬ける。
バノスソレノイドバルブクリップ側には2本線があり、片側の線に赤クリップ固定、残りの線に黒クリップ固定。
狭いところなので、クリップをショートさせないようにクリップカバーをしっかりかぶせる。
9V乾電池にバッテリースナップをパチパチと接触を(ON・OFF繰返し)させて、1~2分間バルブ内のオイル汚れを洗い出す。
エアーダスターでバルブ内の灯油を飛ばしてから乾かす。
バルブをウエスなで拭くと繊維質がバルブフィルターに付着してしまうので、エアーブローまたは自然乾燥させる。
組付けは、取外しと逆順で行う。
バノスソレノイドバルブを差し込んで、10mmボルト固定ステー穴がぴったり一致を鏡で確認してから、
ワッシャー付き10mm固定ボルトの締付けを行う。
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