
先日 零ー1000 パワーチャンバーとARJのスロットルスペ
ーサーを取り付けました。
その後、何度か走行してみました。
その感想とフィーリングなどを書きたいと思います。
ただこの感想やフィーリングはもっともっと煮詰まって
来れば来るほど変わってくる可能性がありますので、
あくまで今現時点でのフィーリング等々だとお考え下さ
い。
まず初めに感じたのは、パワーチャンバーに変更した
事による吸入空気音です。
純正レゾネーターを取り外した状況であってもかなりの
音量で吸入空気音を発生させていましたが、それよりも
更に大きく鳴るようになりました。
また純正レゾネーターを外した場合は、こもったような
吸入空気音が車内に響き渡るのですがZEROー1000に変
えてからはかなり透き通った『ズゴォーーーー』
『ンゴォーーーーーー』音に変化しました。
めちゃくちゃ吸ってる感があります。
P 又は N レンジでの空ぶかしでもかなりの音が出ます。
次に感じたのは、レスポンスの向上です。
上記した、エンジンへの負荷がない空ぶかしでのレスポ
ンスがかなり向上しました。
『パンッ』とアクセルを煽ればちゃんと着いてくるような
形になりました。
しかしながら元はと言えばNAエンジンですので、
回転数が下がり出している最中にスロットルを開けすぎ
ると少々もたつく時はあります。
また、燃調コントローラーを装着していない車両だと
吸入空気量がいつも以上に多くなる訳ですからECUが
エンジン保護とノッキング防止の為に燃料を多めに
吹くように制御してしまいます。なのでレスポンスが
それほど良くなかったり、もたつき感が抜けない場合も
あるかも知れません。
次に感じたのは、『カッコ良さ』と『整備性の両立』
です。
まずカッコ良さですがもちろん純正品ではありませんの
でかなりインパクトのある色と構造な訳です。
なのでエンジンルームでも異彩を放ち、『弄ってます』
感がかなり強く出ます。
また、エンジンオイル交換、プラグ交換、オイルレベル
点検等々の作業がかなりしやすくなります。
純正のレゾネーターが外れただけでもかなりヘッドカバ
ーの前方が空くわけですから、エアクリBOXすらもなく
なるのでめちゃくちゃ作業がしやすいです。
ただし剥き出しエアクリなので洗車時等は注意が必要。
次に感じたのは、『燃料は純正吸入機構及び装置と比べて少ない方がパワーとレスポンスが期待出来る』です。
今のECUは頭が良いので吸入空気量が多くなれば、
沢山の燃料を吹いて理論空燃比及び三元触媒が効率よく
効いてくれるような混合率を割り出して噴射します。
純正の吸入機構はとてもバランスが取れていて普通に
乗る分には、全く問題ありません。
しかし私のように排気も弄り、吸気も弄ると、他も変えないといけません
上記で吸入空気量が多くなればたくさん燃料を噴射するといいました。
これは、エンジンを守るためでもある上に排ガスをなる
べくクリーンにしたいが為です。(他もあり)
しかしこの制御はチューニングにとって邪魔なものでも
あります。
せっかく吸入空気量を増やしたのに燃料まで不要に増量
されたら燃費が悪くなるどころか混合気中の燃料が多く
なってしまいパワーが出せない
なので、燃料コントローラーなどでセンサーやECUに
疑似信号を与える事で燃料を少なく吹かせて混合気中の
酸素濃度を高めておき、爆発した時に得るパワーを絞り
取るという訳です
ですから現在の燃料コントローラーはかなり燃料量を
減量する方向に振っています。
ただし、減量し過ぎてしまうとノッキングの原因になっ
たり燃料噴射による冷却が十分に行われずエンジンに
ダメージを負わせてしまう場合があるので、高回転
や高負荷時においては減量した量の3〜5%多く吹く
設定にしています。
ですのでこれからもっとセッティングが煮詰まって行ったら、なるべく全域でパワーとレスポンスが両立出来る領域を目指します。
そしてARJスロットルスペーサー、この話が無かったですがほぼ効果が分かりません。
零ー1000も同時に付けてしまったからかもしれまんが
w( ̄△ ̄;)wおおっ!全然違う!とは成りません
でした。
零ー1000も言ってしまえばそんな感じです。
Posted at 2020/03/26 22:43:31 | |
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