2010年02月10日
今日は午前中に時間が空いていたので、早速新型プリウスのリコール改修を行ってきました。
今回は部品を交換するのではなくブレーキプログラムの変更だけなので、作業そのものは試験走行も含めて
30分ほどで完了しました。
私の車両の場合ABSが作動するような強いブレーキングはした事が無かったので、問題となった症状は確認していなかったのだけど、改修作業が終了して車を受け取り走り出してみたところ、ブレーキを普通にかけた状態でも微妙な違いを感じました。
一般的な車の場合、普通の速度域から走って来て信号で停車する直前にはブレーキペダルの踏む力を少し緩めスムーズに止まるようにコントロールするのだけど、プリウスの場合その力の抜き具合によってはカックンと止まったり、ブレーキが緩んでしまい停止線に上手く停められない場合があって微妙なブレーキペダルの踏み加減を必要としたのだけど、改修後にはそれがより一般車の感覚に近くなったと感じたのですよね・・・
今回の問題となったプログラム改修の部分は、ABS作動時における回生ブレーキと油圧によるディスクブレーキのかかり具合の調整との事のようだけど、普段の速度域でも回生ブレーキの負荷の加減も微妙に変更しているのではないかと感じましたね。
作業を待っている間に営業所店長が担当営業と共に謝りに来ましたが、この店でも対象車両40台ほどを1週間以内に改修作業を行いたいと言っていました。
まあ今回の問題は現場に責任は無いのだけど、やはり責任者が出てきてしっかりと謝罪するのはE39のトラブルの時とは大違いだなと感じましたよ。
Posted at 2010/02/10 16:21:53 | |
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プリウス | クルマ
2010年02月05日
昨晩新型プリウスを購入したディーラーから電話があり
「いろいろお騒がせ、御心配おかけしています・・・」との
お詫びと共に、こちらの車両にも同じようなブレーキの
症状が無いかを確認する連絡でした。
ネット情報などでは昨年末ころから話題となっていたけど、報道でも解説されているように
プリウスのプレーキシステムは、回生ブレーキとディスクブレーキとをコンピューターで
制御して作動するので確かに独特の癖はあるのだけど、それはそれで理解しながら
ブレーキングをすれば、それほど問題となるような挙動は感じなかったし
カックンプレーキと言われた前モデルよりも、その癖はより自然になったと感じていたので
いわゆる「すっぽ抜けるような感覚」は無かったですね・・・
ただ、雨の日などに乗ると良く分かるのだけど、ブレーキディスクが濡れてディスク表面に
うっすらとサビが見えるような状態の時に、一般道を走りごく普通にブレーキングをしている
くらいでは、そのサビが全然取れていない、つまりそれだけ普通にブレーキングするような
時には回生ブレーキに比重を置いて制御しているのが判ります。
これはブレーキングによるバッテリーへの充電を最大限利用するためと思うけど
これにABSが作動するような急ブレーキがかかった時に、この制御のコントロールが
上手く調整されていたのかが疑問に思う部分ではありますね・・・
また1月に点検を出したらブレーキがかなり効くようになった、、との情報もあり
トヨタとしてもブレーキ制御プログラムを1月生産分も含め変更した事が伺えますね
まあ車もバイクも含め初期モデルには色々な不具合が出る事は避けられないものだけど
やはりブレーキと言う安全に直接かかわる部分だけに、そのような事例が昨年から
あったのにもかかわらず、現行ユーザーへの告知はちょっと遅すぎたのではないかと
思うのが正直なところですね・・・
それと私の場合は、新型プリウスが上記のようなブレーキングに独特な癖があることを
事前に理解していたので「慣れの問題」とは思っていたけど、こうバカ売れすると
ごく一般のユーザーにとってみれば、回生ブレーキだろうが何ブレーキであろうが
今まで乗ってきたブレーキフィーリングとの違いに違和感と感じたりする人も多く出てくる
のはしょうがない事かもしれないし、それらをより理解してもらうための方策についても
カタログや取り説にも工夫が必要ではなかったかと思いますね。
もうプリウスは特殊な車ではないのですから・・・
Posted at 2010/02/05 10:10:17 | |
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プリウス | クルマ
2009年12月16日
新型プリウスが我が家に来てから2か月近く過ぎました。
走行も2000km近くになりましたので、これまでの感想をまとめてみたいと思います。

◆走りについて◆
先ず全体のパワー感については、前記したように一般的なガソリン車で言うと1.9リッターか
せいぜい2リッタークラスと言うところでしょうか
これは試乗した時点でも感じていたので、それほど落胆した部分では無いですし
よりモーターのアシストを多くするパワーモードを使えば一般道を走っている限りでは
それなりに早く走ることも可能ですが、モーターのアシストがあるにしても何か湧き出るような
トルク感が希薄なんですよね…
モーターの特性として低回転時からトルクはあるものの、ガソリンエンジンのように回転が
上昇してゆくにしたがってトルクが上昇する感じが無く、そういう意味ではちょっと物足りなく
感じたことも正直なところです。
この加速感は、ふたつの動力源を使うハイブリッド車の特性なのですから肯定的にとらえる
しかないですけどね・・・
コーナーも素直に曲がってくれますが前記したステアリングギア比がやや大きく感じたのと
エコタイヤなので絶対的なグリップは高いとは言えないです。
まあそういう用途で使用する車ではないですが、より走りを重視したりする場合には
ツーリングセレクションを選択した方が良いと思います。
◆乗り味◆
乗り心地についてはおおむね満足です。
特に50-60km位の実用域の乗り心地は良いですね。
ただ低速時での乗り心地はもう少しと言ったところです。
信号手前の波打った路面などではショックを良く吸収できていない印象で結構突き上げを
感じます。
これは装着されているエコタイヤの影響もあるかもしれません。
より転がり抵抗を少なくするためにはサイドウォールを硬めにしたほうが良いのでその辺の
影響が大きいと思いますね。
プリウスに装着されているタイヤは、いわゆるエコタイヤと呼ばれるブリジストンのエコピア
なのですが、ちょっとびっくりしたのが自宅の前の道路は、ほんの少し下り坂になっていて
その場所で以前のカローラがギアをニュートラル状態にした時には車は少しずつ動いて行く
状態だったのですが、プリウスで同じことを試してみると動く速さがはっきり違うんですよね。
やはりエコタイヤだなと感心しましたよ。
でも次回交換する時は多少転がり抵抗が落ちても乗心地の良い物にしようと思っています。
◆内装のデザイン、質感など◆
内装は明るいアクアを選択しましたが、思ったより良い色ですね
個人的には内装の色はベージュ系が好きなのですが北米仕様などには設定があるものの
日本仕様はこのアクアとやや濃いめのグレーしか設定が無いのです。
このアクアは冬場は少々冷たい印象を与える色調ですが、このプリウスのイメージに合った
色だと思います。
だだ汚れが目立ちやすいのは否めないのでフロアマットは同じ色調の物ではなく
グレー系の物にしましたが、これは正解でした。
内装の質感はカローラと比べると少し落ちたかなという印象
ただこれはカローラの内装がこのクラスとしては抜きに出て質感が高かったのでプリウスの
内装も同クラスの他車と比べて決して劣っているわけではないと思います。
見える所はそこそこなものの、ドアを閉めた時の音とか遮音性という点では良くないですね
フロントドアの音はまあ何とか及第点ですが、リアはカローラより明らかに質感の無い音で
ドアノブを引いた時は軽トラックのような何か響くような音がしたのは少々がっかりしました
ネットなどで検索するとドアの内張りを取り外した画像も見られるのですが遮音材も殆ど無く
こんな状態なら高速道路などで強く感じたロードノイズの多さも、ある意味仕方ないのかなと
思いましたよ。
これは自分としてもう少し改善したい部分でもあったしオーディオの音の改善にも繋がるので
近いうちに市販のデッドニングキットを購入して作業したいと思っています。
シートの形状や質感も特別良いとは言えないもののごく普通ですね。
ただシートの座面の前の部分がやや上向きな状態で設定されていて、前のカローラとは
かなり違います
シートリフターは装備されていますが、さすがに前後の高さ調整機能は無いので
私にはややお尻が落ち込んだようなポジションとなってしまい、ちょっと違和感があります。
トヨタ社内でもシート座面の前後角度の標準的な基本設定が当然あるのでしょうけど
今度のプリウスは明らかに今までのトヨタ車とは設定が違うように思えました。
これもシートを固定している部分に、スペーサーなどを入れて改善できるようならやって
みようと思っています。
今の時点で思いついた部分はこんなところでしょうか…
トータル燃費も21km/L台とおおむね良好ですし、前にも書きましたがドライバー側が燃費を
意識しながら運転すればそれ以上伸びるのは確実なのですが、燃費の為に自分の乗り方を
犠牲にするのも本末転倒な気もするので、私は当分このペースで乗っていこうと思いますよ。
次回は選択したオプションなどのインプレなども…
Posted at 2009/12/16 10:16:32 | |
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プリウス | クルマ
2009年11月19日
早い物で新型プリウスが納車され1ヶ月が経ちました
走行距離も先日箱根まで行った時に1,000kmを超え、運転操作にもようやく慣れて
点検でも特に問題となる箇所も見当たらず快調ですよ。
箱根スカイラインから見た夕日に輝く駿河湾が印象的でした。

まあ1,000km走ると、納車前では気がつかなかった良かった所や気になる部分も
それなりに出てきたので、次回はその辺の所も含め書き込みしたいと思います。
Posted at 2009/11/19 18:04:36 | |
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プリウス | クルマ