純正アンプをバイパスしてみた
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
今までマイエリは、純正ナビと社外ヘッドユニットのオーディオ出力をオーディオセレクターを介して社外アンプに接続していました。
社外ヘッドユニットには当然のことながらライン出力があるのですが、純正ナビにはそれがありません。
このため、ナビからのライン出力に代わるものとして、純正アンプからのスピーカー出力をハイ/ローコンバーターにより変換して接続していました。
今回は純正アンプをバイパスし、ナビ本体からのライン信号を直接オーディオセレクターに接続しようとする試みです。
要は、今まで純正アンプの後で取り出していた信号を、純正アンプの手前で取り出すだけです。
とは言っても、車輌側のハーネスは切ったりしたくないので、社外ハーネスを加工して取り付けます。
ただし、この部分に使われている14ピンカプラーは製造中止になっており簡単に手に入りません。
したがって、市販されている20ピンハーネスを加工して取り付けます。
用意したのはコレ
・エーモン2244 電源取出しハーネス
・ビクターCN-181G オーディオケーブル(ピンプラグ)
2
ハーネスは不要なコードを取り外しと、色の整理をするため一度全部バラしました。
上の写真がバラしたエーモン2244とCN-181G、
下の写真は各パーツを加工したものです。
エーモン2244は20本中8本を半分にカットして使用。
CN-181Gは40cm位の長さにしてマイナス線を熱収縮チューブ加工。
3
そのままだと、14ピンは刺さらないので干渉部分をカットします。
4
ハーネスのコードとオーディオケーブルを丁寧に半田付けした後、熱収縮チューブで保護します。
5
位置を間違えないように、組み合わせれば完成。
6
取り付ける場所は、運転席下。純正アンプにから14ピン(ナビからの入力等)のカプラーを抜いて、コレを取り付けます。
(注意)20ピンも当然ながら刺さりますので、間違え禁物です。
これで、マイエリの場合、純正アンプは引退となります。
7
早速鳴らしてみると・・・予想通りですが、少々ノイズが出ます。
※純正はバランス伝送でノイズを相殺させていますからね。
試しに、手持ちの1000円ノイズフィルターを挟んでみました。
・・・見事、ノイズが激減しました。
ノイズが出たら、ライン出力をナビ本体から直に取ろうとか、社外システムのアースを純正ナビと同位置に変えようとか考えていたため、あっさりノイズが激減したことには拍子抜けでした。
格安フィルター恐るべし。
8
おまけ。
今まで使っていたハイ/ローコンバーターと運転席下の様子です。
今回、純正のバランス伝送を殺してしまいましたが、どなたか活かす接続方法知りませんかね。
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