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2018年12月11日

乗り換え検討日記④ 【試乗インプレ ポルシェ マカン編】

乗り換え検討日記④ 【試乗インプレ ポルシェ マカン編】

さて、前回はアウディーQ5の試乗インプレでしたが、今回はQ5の次に試乗した【試乗インプレ ポルシェマカン編】です。

今回も、試乗した際はまさかブログを書くなんて考えていなかったので、写真は無しです。。。すみません。。。


前回試乗を行ったQ5ですが、非常に良い車ではありましたが、少し期待値に達しない部分があったことに加え、やはり色んな車に試乗したいとの想いもありましたので、予定通りポルシェマカンの試乗をすることにしました。



試乗前にカーコンフィギュレーターを行い、マカン(マカンS、マカンターボではない2.0L 直列4気筒直噴ターボモデル)の金額概算を出していたのですが、欲しい装備(可変減衰力サスペンションのPASMとBOSEサラウンドシステムは絶対付けたい!)を付けると予算オーバーでしたが、もしかしたら超ラッキーな長期在庫車の様なものがあり、ウルトラCで予算内なったらいいな~との淡い淡いあわ~い期待を持ってポルシェセンターに出かけることにしました。



私も車大好き人間ですので、ポルシェというブランドに対しては以前からの憧れであり、友人のポルシェボクスターに乗せてもらった時も車の完成度が非常に高いことを体験していましたので、大きな期待と不安(敷居がすごく高い)を持ってポルシェセンターに伺いました。



お店に到着すると、予想通り、敷居の高い感じが漂ってきます。。。

ちょっと緊張します。。。


担当の営業さんも端正な方です。。。


あらかじめ電話にて試乗の予約を入れていたので、軽く挨拶を行い、さっそく試乗となりました。


私が検討していたグレードはマカンのベースグレード(2.0L 直列4気筒直噴ターボ搭載モデル)でしたが、訪れたポルシェセンターでは、マカンの試乗車はマカンS(3.0L V型6気筒直噴ツインターボ搭載モデル)しかないと聞いておりましたので、パワートレインの感触はつかめないものの、車全体の質感や乗り心地関係はある程度わかると考え、マカンSの試乗をさせて頂くことにしました。


試乗車は私が絶対選択したいオプションである、PASMというアダプティブダンパーのついていないコンベンショナルなモデルでした。


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さて、早速実車を拝見しますが、見た目は前回試乗したQ5よりも大きく感じます。


フェンダーの盛り上がり等、かなり抑揚が利いており、グラマラスな造形だからでしょう。



キャビンはCピラーがかなり寝ており、凄くスポーティーです。



また、タイヤ・ホイールはオプションとなる20インチのものを履いていましたが、車幅一杯まで張り出しており、踏ん張り感もすごいです。



素直にカッコイイと感じました。


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乗り込みますが、室内広さの感覚はQ5とさほど変わりませんが、少しタイトな感じがします。


シートは適度なホールド感あり、Q5よりも体にフィットします。


また、ドアライニングの肘置き等にステッチがあしらわれていたりと、ぱっと見た目はQ5よりも質感が高いです。


しかし、ボタンの操作感など、緻密な感じはやはりアウディーの方が一枚上手です。


気になったのは、ナビ画面に関してですが、モデル初期のクラリオンナビがコンソール下側に装着されていたときよりはずいぶん良くはなっているものの、7インチサイズで最新の車のトレンドから行くとはっきりと小さいところです。


しかし、この点は、マナーチェンジでずいぶん改善される様ですね。。。


また、センターコンソールにボタンが並んでいるのも好き嫌いが分かれるかと。




続いては、走行関連のインプレを【走行性能】、【乗り心地】とに分けて記載したいと思います。



まずは、印象深かった 【乗り心地】 から記載致します。


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乗り心地は、剛性感みなぎる筋肉質な乗り心地です。

早速、駐車場から動き始めるだけでもステアリング廻りの高い剛性感を体感できます。


操舵力が重いのと相まって、すごいステアリング廻りの剛性感を感じ、いかにも取り付け剛性が高い感じです。


また、各パーツの精度が高く、バックラッシュが少ない為、非常に精密感あふれるステアリングフィールです。



そして、次に歩道から道路に出る段差で、ボディーの剛性が高いことがわかります。



比較的大きな段差でしたが、ボディーが捻じれる感覚は皆無で、いかにもカチッとした感覚が伝わってきます。

この時点で、凄く良い車を運転している感覚を感じることが出来、プアマンズポルシェと言われるマカンでさえもこの乗り味を実現していることに、驚きました。



幹線道路や少し道の荒れた道路を走りましたが、足回りはスプリング、ショック、ブッシュ共にかなり固めてある様で、一般的には硬い足回りとなりますが、ボディー、シャーシの剛性及び、各部取り付け剛性が極めて高い為、常に地に足がビタッと張り付いている感じで、硬いけど乗り心地が悪くないという表現の難しい乗り心地です。



冒頭でも書きましたが、筋肉質みなぎる乗り心地とでもいえましょうか。



また、Q5で感じた上屋が大きく揺さぶられる感覚も小さいことも特徴です。





ハンドリングに関しては街中だけでの試乗でしたが、ここでも高い剛性感を感じるもので、操舵に対するリニアリティーが極めて高いため、切った分だけ正確に車が向きを変える、スポーツカーに近い感覚であることがわかります。



この乗り味をQ5よりも一世代古いプラットフォームで実現していることからも、ポルシェがこの車の為に、特別に多くの独自エッセンスを注ぎ込んだことがわかります。



『SUVだから』といった妥協をすること無く、ポルシェがこの車を造り込んだことが乗り手にも伝わってきて、非常に好印象です。



乗り心地とは少し違いますが、内装の取り付け剛性や、パネル剛性等も高い様で、走行中の異音等もきっちり抑え込まれている点も素晴らしいと思いました。




 続いて【走行性能】 についてです。

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パワートレインは、3.0L V型6気筒直噴ツインターボエンジン(340ps/46.9kgm)+7速PDKの組み合わせですが、エンジンは現代のエンジンには珍しく、かなりショートストロークの為、トルクフルというよりシュンと軽やかに回るものです。



NV(ノイズ・バイブレーション)に関しては、V6なので、粒の細かい質感の高いエンジンフィールで、エンジン音も硬質である為、やはり4気筒よりも明確に高級な感触を味わうことができます。



スロットルに対する出力のリニアリティーも高く、アクセルを踏んだら踏んだ分だけ出力が出る為、思ったよりも走りすぎるといったこともありません。



しかし、3.0L V6直噴ツインターボというスペックから、極低回転から芳醇なトルクが湧き出る感覚を期待していると少し裏切られます(ちょっと線が細い感じ)。



これは燃費対策でPDKがかなり低回転(通常走行だと1500r/min程度)で次々とギアチェンジしていくことも要因の一つかと思います。



対して、高回転領域ではスペックに見合った出力が出ていると感じました。


スポーツユニットらしい、快活な回り方で、高回転まで苦しげなく快音を発しながら回り切る為、エンジンに関しても、『実用エンジンではなくスポーツカーのエンジンである』と訴えかけてきます。



ミッションのPDKもかなり秀逸で、発進からトルコン付きATと変わらない振る舞いです。


ここも発進時に若干クラッチ制御の存在を感じるワーゲンのDSGやアウディーのSトロニックとの差を感じました。



以上の様に、走行性能に関しては、全く不満が無く、良いものではあることは間違いありません。



しかし、乗り心地程、印象に残らなかったのも事実です。



それほど、私にとっては乗り味が印象的でした。





そうこうしているうちに試乗は終了しました。



そして車を降りた時点で思いました。


さすがポルシェ。。。


完成度高すぎ。


買えるなら欲しい。。。


(買えるのは普通のマカンですが。。。)




そんな思いを持って商談に入ったのですが、ここで初めて予算を営業さんに伝えたのですが、営業さんは一言「そのご予算では・・・」。



何とか長期在庫車とか、オプション装備最低限の車とか、色々頑張って探してもらいましたが、やはり2.0Lターボのマカンでも私の予算内に収まる車は無いとのことでした。



更に、現在はすでにマイナーチェンジ後のマカンの注文受付を始めており、在庫車があまりないことに加え、オプション装備最低限といった仕様がほとんど無いとのことでした。



わかってはいましたが、車は非常に良いが、それなりの予算が必要という結果となりました。



今回は予算の関係上、候補とすることは難しい状況ですが、ポルシェのSUVの完成度の高さを思い知りました。



頑張って働いて、お金貯めて、いつかはポルシェを買うという夢に向かって進むことにします。



帰りの車の中で妻が言った一言・・・

「私達にはまだ早い」



その通りです!



次回は【試乗インプレ メルセデスベンツGLC編】を書きたいと思います。



では!


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ちなみに、こんな車好きな私ですが、現在TORINO CARSという程度極上車のみを取り扱っている自動車販売店を営んでおります。

自作ホームページにて、お店の特徴や中古車選びの際に参考にして頂ける情報、在庫車情報等も載せておりますので、ご興味ありましたらご覧頂ければ幸いです。

TORINO CARS HomePage 


⇒ https://peraichi.com/landing_pages/view/torinocars
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Posted at 2018/12/11 18:33:00

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