来る3月9日に発売となります、欧州Dセグメントセダン大本命、BMWの新型3シリーズ(G20)の試乗会を3月2・3日に行うとのダイレクトメールが先日届きまたので、早速予約をして3日(日)にいそいそとBMWディーラーへと出かけてきました。
欧州Dセグメントセダンを検討する際には絶対外すことのできないBMW3シリーズのフルモデルチェンジですから、正直、本国で発表となった際から凄く興味がありました。
今回のフルモデルチェンジの売りとしては・・・
①新規プラットフォームによる軽量化(-55kg)と運動性能の向上
②先進のAI搭載で車とコミュニケーションが可能
③日本初の3眼カメラ搭載による安全運転支援技術(ADAS)の進化と充実
といったところがメインでしょうか。
BMWといえばエンジン!ですが、ガソリンエンジンに関しては、基本キャリーオーバーで、改良は施されているものの新規開発では無い様です。
まだ日本には入ってきていないディーゼルに関しては、詳細はわかりませんが、ツインターボの新開発エンジンの様ですね。
さて・・・、
ディーラーに到着すると、凄い人の多さです。
大きくはないディーラーですが、15人近くのお客さんがいたと思います。
お客さんの数に対して明らかにセールスマンが足りない状況で、受付の女性までも車の説明を行っている程に非常に活況でしたね。
この車の注目度の高さが伺い知れます。
その様な状況ですので、私は店内で『ポツン』とほったらかしの状況でしたが、受付に出向き、試乗の予約をしている旨を伝えると、順番待ちらしく、順次案内しますとのこと。
ディーラ内で車を見ながら20分程度待った後に、セールスマンの方が「試乗車の準備が出来ました」と現れましたので、軽く挨拶とアンケート記入。
セールスの方も時間が無い感じでソワソワしており、ゆっくり話をするような感じでもなかったので、早速試乗車に向かいました。
対面した試乗車はアルピンホワイトⅢの330i Mスポーツでした。
現在のラインナップでは最上級グレードで、¥6,320,000 のプライスタグです。
オプションにもよると思いますが、恐らく込々では700万円を軽々オーバーですね。。。
この下に売れ筋のグレードとなるであろう320iがあります。
まず外観ですが、パッと見た目の印象は、『思ったよりも先代から大きく変わったな』というものです。
横から見たプロポーションは、『THE!BMWセダン!』といえる長いホイールベースにボンネットが長くてキャビンが後ろにあるスポーティーなもので、それほど変わった印象はありませんが、全体の印象としては、先代のどちらかと言えば、『プレーンでシンプル』というものから、『抑揚があり筋肉質』というものに変わりました。
リアに向かって駆け上がるはっきりしたキャラクターラインが入っていたり、フェンダーの盛り上がり感を強調していたりと、明確にスポーティー方向に振ってきた印象を持ちました。
フロントマスクは、以前ははっきりと分かれていたお鼻2つが、縁取りが一体化されて、いることが目新しいですが、だれでもBMWであることがわかる、アイデンティティは健在です。
ライトの中間に凹部が入っていることも新しいですね。
表情が、『獲物を狙っているヒョウ』の様に感じました(笑)
この車が後ろから迫ってきたら、『いかつい車が来たな』と道を開けてしまいそうです。
リアに関しても大きな変化を感じます。
先代まで続いた、L字型のテールランプでは無くなりました!
これはこれでスポーティーであり、非常にカッコイイと思いますが、今までの、『リアデザインも一目でBMWとわかる』というものから、今回のデザインは少し無国籍というか、BMWらしさが薄くなった様に思います。
このテールランプデザインはこれからのBMWセダンの方向性なんでしょうか?
何となく、現行アウディーA4のテールランプデザインに似ている様な・・・。
エキゾーストパイプフィニッシャーがオーソドックスな〇型の物であり、結構太いものである辺りは、20代の頃にマフラーを交換していた私の様な少し古い人間にはかえってカッコよく感じて、好印象でした。
外観デザインの総括としては、新しい要素を取り入れているものの『相変わらずカッコイイ』というもので、先代も今見てもカッコイイと思える優れたデザインでしたが、今回のG20も好きなデザインです。
続いて内装ですが、これも先代からは本当に大きく変わりました。
先代は欧州DセグメントのライバルであるメルセデスベンツCクラス、アウディーA4といった車の中では、質感がいいとは言えないものでしたが、今回の新型はかなり質感を上げてきています。
恐らく、内装の質感に関しては、改善を望む声が大きかったのでしょう。
先代からは素材そのものの質感が圧倒的に向上しており、適度にサテンメッキの素材を用いることで高級感をも感じることが出来るものでした。
アンビエントライトも間接照明では無く、ライン状のものが各部に使われており、これも新しい提案ですね。
また、私が気にしてしまう各部スイッチの操作感も『カチッ』とガタの無いもので、質感が高かったです。
ぱっと感じる印象としては、抽象的な表現で恐縮ですが、『シンプルでプレーンな高級感』という感じで、メルセデスベンツのきらびやかな分かり易い高級感とは違って、どちらかと言えばアウディに近いものと言えます。
ナビディスプレイは非常に高精細であり、タッチパネルにもなっており、直感的に操作できる為、これまたサイバーナビにあこがれて、装着していた様な私にとっては非常に使いやすいと感じました。
もちろん、シフトレバー横にあるiDriveコントローラーでも操作可能です。
シートは特に印象に残るものでもなかったですが、違和感もなかったです。
サイドサポートを調節できるあたりはさすが走りにこだわるBMWかと。
あっ、ハンドルは相変わらず極太です。
また、メーターは、もうこのクラスでは当たり前となりつつある、フルデジタルのもので、速度やタコメーターだけでなく、様々な表示が可能で、ナビ画面を大きく映すことも可能とのことでした。
速度やタコメーターの表現方法が見慣れた〇型ではない点に少し違和感を感じましたが、見辛いわけでは無い為、恐らくすぐに慣れるでしょう。
表示方法に関しては、色々試したかったですが、如何せん時間が無いことに加え、セールスの方もやり方がわからず何もできませんでした(笑)
また、この車のハイライトの一つでもある、AIが搭載されており、音声で車とコミュニケーションが可能というシステムに関しては、これまた、セールスの方がまだ操作方法を覚えきれていない様で、何も試すことができませんでした!
この辺りは、再度リベンジしたいと思います!
続いては、走り出してからのインプレッションですが、【走行性能】及び【乗り味(乗り心地)】に関しては次回のブログで書いて行こうと思います。
一言、『スポーティーセダンでは無く、スポーツセダン!』といえるものでした!
では!
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ちなみに、こんな車好きな私ですが、現在TORINO CARSという自動車販売店を営んでおります。
自動車販売店を立ち上げるにあたっての想いや、現在の在庫車情報等も載せておりますので、ご興味ありましたら、当社ホームページもご覧頂ければ幸いです。
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