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イイね!
2019年04月26日

VW UP! の素晴らしい性能に改めて驚愕

VW UP! の素晴らしい性能に改めて驚愕

非常にありがたいことですが、仕事、プライベート共に非常に忙しく、久しぶりのブログとなってしまいました。。。



今回のブログは我が家の第二の愛車であるVW UP!に関するもので、改めてこの車の素晴らしさや、車の基本性能の大切さが身に染みたという内容です。


さて、先週の話ですが、新たに仕入れる車両の確認の為に、UP!で大阪~石川間の長距離運転を行いました。


今までUP!での遠出と言えば、せいぜい片道50km程度までで、メインが高速道路となる長距離運転は今回が初めてでした。


今回の長距離運転は、片道約270km、時間にして約3時間半という道のりでしたが、1度で長い距離・時間の運転を行うことで、改めてこの車の基本性能の高さを実感すると共に、驚きを感じました。


まずは、UP!を長距離運転して改めて感じた優れた点を以下に記載します。


《優れている点》

①長距離運転での疲労が少ない

②この車格としては、優れた直進安定性

③路面による乗り心地の変化が少なく、基本的に優れた乗り心地である

④シート座面の面圧分散が優れていて、身体の局部的な痛みが発生しない

⑤低級音の発生が無い為、精神的疲労も最小限

⑥極めて優れた燃費性能


②~⑤による優れた部分があるから①の疲労の少なさに繋がるのだと思いますが、とにかく270kmを1回の休憩のみで走り切っても、疲労の少なさはびっくりするレベルです。


まず、②の直進安定性に関しては、100km/h+α程度までですが、非常に優れていて、どっしりとハンドルがすわっており、修正が少なくて済みます。

またステアリング廻りの剛性も高い為、微小な舵角に対しても正確に車が反応することで、直進を保つことがそもそも容易です。

この直進安定性に関してはセグメントの範疇を完全に超えているもので、Cセグメント車、もしくは下手なDセグメント車のレベルと言っても良いのではないでしょうか。


③の乗り心地ですが、一般道と同じ印象で、速度を上げても路面の段差をしなやかにやり過ごして、突き上げがすごく少ないです。

また、ざらざら・デコボコ路面においては走るのが嫌になる車も存在しますが、この車はボディーががっしりしていて、足回りで必死に吸収している様子が伝わってきて、あまり気にしないで走ることが出来ます。

これは、優れたボディー剛性と良いサスペンションによるものです。

この乗り心地の点でも、セグメントを超越していると言えます。


④のシートですが、私は長距離を運転すると、お尻が痛くなるのですが、UP!ではお尻が痛くなりませんでした。

一見、平板でなんでもないシートに見えますが、シート座面の面圧が良くコントロールされており、圧力が分散することによるものだと思います。


続いて⑤の低級音に関してですが、比較的大きな段差等を通過しても、低級音の発生が全く無い為、非常に運転していてリラックスできます。

私は、異音に関してかなり敏感ですが、この車は本当に良くチェックされています。


最後に⑥の燃費性能ですが、これは本当に驚愕レベルです。

今回の長距離運転はほぼ全てが高速道路で、特に燃費を意識した運転はしていませんでしたが、行きと帰りを総合すると、車載燃費計による平均燃費は約28km/Lと非常に優れています。

エンジンは1.0Lの3気筒NAエンジンで、確かに余裕はありませんが、高速を100km/h程度で巡行するには何のストレスもなしに走りきる性能を持っているにも関わらず、この燃費性能を持っていることは驚きに値すると思います。


alt
※金沢の茶屋町の風景です。古い町並みで風情があり大変良かったです。




続いては、UP!による長距離運転で気になった点を記載します。


《気になった点》

①お尻は痛くならないが、腰への疲労感を感じた

②高速域での追い越し時に余裕が無い動力性能

③120km/h以上の速度ではさすがに直進安定性が厳しい(あくまで想像の域ですが・・・(笑))


気になったのは、この程度です。


しかも、②、③は100km/h以上を出すことが決して無い方にとっては全く問題ない部分です。


まず、①に関しては、優れた点としてお尻が痛くならないと記載しましたが、腰に関しては、少し疲労感を感じました。

私は運転する際はしっかりと座席の奥まで深く座る様に心掛けていますが、腰の部分の形状が私の体型にあっていないのかもしれません。

ランバーサポートがあればいいのになと感じました。


②の動力性能に関しては、100km/h程度で巡行している分には、速度コントロールも容易で、特に不満を感じるものではありませんが、例えば、90km程度で走行している車をサッと追い抜きたいときなどに、かなりアクセルを踏み込まないといけません。

また、その様な状況では一時的に120km/hまで加速する場面もあると思いますが、90⇒120km/hの加速はかなり緩慢で、追い越し車線の後続車までの距離にかなり余裕がないと追い越しをかけれないです。

1.0L 3気筒NAエンジンなので、仕方ないといえば当然なのですが、シャシー関連がとにかく優れていることで、小さな車に乗っている感覚が無くなってしまう為、余計に気になるというのもあります。

UP! GTIのエンジンが搭載されていれば完璧ですね!


最後、③に関しては、あくまで想像ですが、120km/h程度から徐々に直進安定性が悪くなってきて、140km/h程度ではさすがにビターッとした直進安定性は期待できません。

しかし、軽自動車や国産のBセグメント車両とは違い、接地感が無く怖いというレベルでは決してありません。

これは、車重も軽く、トレッドの狭い車両では仕方ないところで、いかに優れたボディー、シャーシを持っていても、車のディメンションによる限界なのだと思います。



以上、色々と書かせて頂きましたが、今回の初めてUP!を長距離運転することで、この車が長距離運転において非常に優れた耐疲労性を備えているということを改めて実感しました。


それは、このUP!という車が、豪華さや華美さ、便利装備は全く無いものの、車両そのものが非常に高い基本性能を持っているからに他なりません。



そして、車両の基本性能が高いと、人間の基本的な行為である、『移動する』にあたってストレスや疲労を軽減させてくれている点に、車の本質を見た気がしました。


今の国産車でこのような車は数少ないと思います。


いかつい顔つきを競うのも企業として利益を出して生き残るためには必要だと思います。


しかし、車の『走る』『曲がる』『止まる』という基本の基本を突き詰めた車づくりを各メーカーが競ってくれれば、日本の車文化のレベルも上がるのではないかと思います。


ほんの少しのコストをボディーとサスペンションに費やす。


たったそれだけですが、それが出来ない現状。


メーカーだけが悪い訳では決してありません。


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Posted at 2019/04/26 17:39:49

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