燃料ポンプ
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
三連休最終日。
色々頑張ってみたものの、改善されずに終わりました…(T.T)シクシク
てか、今日1日の作業で改めて感じた事が一つあります。
不調は不調なのですが逆に感動してしまう瞬間。
R31乗りの方々なら言わずもがな。
この車両は専門店にて中古車として購入。同時にフルレストアして頂いた車両です。
とは言え、やはりベースとなっている車体そのものは古い。新品部品と中古部品の集合体であり消耗品の塊。どこか不具合は出てしまうもの。
まぁ、それはさておき。
今回行ったのは燃料ポンプのチェックです。
そもそも、この作業に行き着いたのは、とある話を聞いたからです。一応、ニ◯モ◯フォーマンス◯ンターですよ。
遊びに行った時、たまたま話の流れからGTS-Rが現在こんな感じなんだよね~って言ったら燃料タンクの話になりまして。
『R32(GT-Rは樹脂製)のタンク内部だって今や錆だらけの車両が多いんだから31なんかボロボロじゃねーの?』
と言われたからです。
確かに31のタンクはスチール製だ。しかしタンク内が錆ないよう走り行ったら常にガソリンは満タンにしてる…。
『それはキミが受け継いでからでしょ?もう30年以上前の車なんだし半年も放置したら内部は錆だらけだよ。』
マジか…確かにNSRに付きっきりで3ヶ月ほど動かしてなかった。
つい先日、NSRのガソリンタンク内部が数時間でみるみる錆ていく様を目の当たりにした。燃料コックのストレーナーも真茶色になって腐っていたのを思いだし恐怖がよぎります。
『中が錆てたらタンクは基本交換。内部洗浄もタンク降ろして大変な作業だよ。金額もそれなりにかかるし。ちなみにニ◯モでは内部洗浄やらないね。』
らしい。
て事で燃料ポンプとタンク内部を点検してみる事に至った訳ですが。
2
今回はとりあえず外して中を確認。
万が一を想定してOリングを3つ注文しておきました。
『錆でストレーナー詰まってると思うよ?とりあえず開けてみ?』
購入時にも燃料系の事は伝えられていなかったので、とりあえず開けて自分自身の眼で確認してみましょ!
燃料ホースにダメージを与えないよう全神経集中。慎重に外します。
ガソリン満タンなので怖かった…。
ゆっくりゆっくりポンプを引き抜きます。
そして燃料ポンプとご対面です。
3
『あ~、真茶色のガソリンが目に浮かぶよ~』
とさんざん脅されたのに…
おい!ニ◯モー!
茶色どころか透き通って底が見えてるゾ!
なにコレ。錆一つない30年以上前のタンクとは思えません。
綺麗に洗浄されています。
4
コレが何年も浸ってた燃料ポンプに見えます?
ついていたポンプはユニシアジェックス。社外ではない純正品ですね。
写真では黒っぽく見えますがフィルターも詰まりなく透き通ってます。
取り越し苦労もいいとこでした。
一安心と言うより、スゲーな…って方が先に頭をよぎりました。
伝えられていなかったけど、こんな一部の人間しか、そうそう見る事のない細部までキチッと手が入ってるんだって事に感動してしまった。
確かにレストアってもピンキリだと思います。
店からしたら費やした労力と時間と部品…それに見合った報酬を得る。それが商売ですからね。
見えない所は案外そのまま、あれやっといたよ、これやっといたよなんて、いちいち苦労感出してくるお店に実際、何度も当たってきましたが。
このお店にとっては、いちいち伝えるほどのことでもない当たり前の事なのでしょう。
もうね、専門店だからとかじゃないですよ。こうゆうのって。
とりあえずOリングを新品に変え燃料ポンプは元に戻しました。
もうこうなってくると電気系統でしょうか。
この車両も今年末車検。
早いな~、もう二年も経つのか。
あちこち砕けてるコネクターもあるし、ハーネス交換してもらおうかな。
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