朝起きたら、風呂ラジオがFMに切り替わらなくなったと騒いでいる。
そのうちヨドバシで新しいのを買ってくるよと、伝える。
親父殿も了承。
新しいのを買う前に、やれることはやっておこう。
中学の技術の授業でラジオを組み立てたのを思い出し、修理にトライ。
6年以上使っていると、ボタンもヘタります。
もはや、水滴や水蒸気は侵入します。
本体もカビだらけ。
電池を外し、ネジ8本を外す。
爪が噛んでたらバラすの大変なので、ヘラ(ギターのピック)も用意。
爪でハマってなかったので、割と簡単に外れた。
電池の端子とアンテナは、面倒なので外すのは中止。
当初は、全バラして、カビが付いた筐体を洗う予定でしたが、断念。
最初は、緑色の基板の部分を外したが、これではスイッチ部分は外れず。
よく見るとフレーム構造となっていたため、基板を戻しフレームを外す。
スイッチが直接触れるところまでバラし、状態を見る。
半田ゴテさえあれば、簡単なのだが、持ってないのです。
半田を溶かして、スイッチを取り、他の使わないスイッチと入れ換える。
タイマー、めざまし、スリープなんかは使ってないし。
ひょっとしたら、半田付けをやり直すだけで、直るかもしれない。
今は、半田ゴテがないので、使わない方向で考えます。
スイッチ単品を、弄っていると、切り替わる場合があることに気付く。
スイッチ本体が押されて下がると切り替わらない。
押されて下がるのを防止すれば、切り替わることに気付く。
ドライバーをつっかえ棒にして押すと、切り替わります。
つっかえ棒の役目をする部品を作ります。
こういうものを用意しました。
SSD(ハードディスク)のスペーサー2種類、両面テープ。
枠になっているスペーサーをカットして重ね、両面テープで貼り付けます。
作ったスペーサーをスイッチの下に挟みます。
スイッチが効くようになりました。
元に戻します。
AM
FM
この後、親父殿に引き継いだ瞬間切り替わらなくなる。
再度バラしスペーサーに使っている両面テープを厚みのあるタイプに変更。
バンド調整の針が狂っていたので、それも調整。
針が狂ったのは、最初に基板を外してしまったのが原因。
全て直ったのを確認し、親父殿に引き渡し。
ラジオの修理に、午後の殆どの時間を費やした1日でした。
まあ、新しいのを買わずに済んで良かったかも。
いい暇つぶしにもなったし。
Posted at 2022/04/10 17:36:00 | |
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