PC壊れていました。いいPCないかな…ってんで
ヤフオクで画像生成用のゲーミング中古PCを落札してきたのですが、これ結構いいですね。
I7の12700k、RTX3060 12GB、メインメモリは32GB。 SSD500GBとHDD4TB付で9万円でした。
全部中古パーツでそろえて自分で組んでもこの構成で9万は絶対無理なのでありがたいです。12700kなので当然Win11対応、ってかインストールされてました。曰くつきのPro版なのがちょっとアレですが
これに前の化石PC(CoreI7 3770K GTX1060 3GB 16GBRAM HDD4.3TB Win10)から取り外したHDDだけ増設して使ってます。
もともとがコルムオンラインやってた2008年ごろに組んだPCを中身だけ入れ替えてだましだまし使ってた個体なのでさすがにもう無理ですね。
2008年当時はCore2DuoE8400、Geforce8800GTS、2GBRAM HDD300GB WindowsXPSP1で当時としては結構ハイスペックでしたね。今だとおそらく格安中華スマホ以下の性能ですが
さて、というわけで前回のタイベル交換の続きです。
つってもバモスのタイベル交換なんてアクティと一緒なので、いくらでもネットに情報ありますわな
4輪ジャッキアップして冷却水を抜き、タイヤを外し、オルタとエアコンのベルトカバーを外します。
画像はベルトカバーを外したものです。本来は黒いプラのカバーが9本くらいの10㎜ボルトでついてます。このカバーが曲者で、タペットカバーがベルトカバーを上から押さえている構造なので外さないとカバーも外れません。タペットカバー取り外しに当たり、イグニッションコイルは抜き取り、ハーネスも固定を外してずらして外します。プラグはそのままでOKです。
今回はついでにプラグホールガスケットも交換です。
このバモスはアイドリング時白煙すごかったんですがこれ替えたら収まりました。
ついでにヘッドボルトも増し締めしましたが、全部64NMでちゃんと締まってました。本当に効果あるんかな?一応整備書の順番通り締めましたが…
エンジンオイルは抜く人が多いですが2月に変えたとこなので私は抜かずに作業しました。冷却水はウォポン変えるのでどうせ全部抜けますから先に抜きます。
オルタとエアコンのベルトを外しました。ベルトカバーにさえ目を瞑ればバモスのエンジン、SOHCなのでめちゃくちゃ単純です。
クランクプーリーは17㎜で止まってるのでインパクトでドドドドッと外します。
いつもの日立電動で一瞬でした。カムプーリーも17だったかな?こっちは狭すぎてインパクト入らなかったのでストレートのユニバーサルホルダーで回り止めしながらブレーカーバーでいきました。
クランクプーリー取れたので、ボルトをクランクシャフトに差し込みクランク側のタイベルのかかってるスプロケットについてるポッチをエンジンの矢印に合わせるよう手回し、おおよその圧縮上死点を出します。バモスはエンジン左回転なので、普通のエンジンと違って緩め方向にだけ回してください。右回しするとテンションがかからなくなりベルト撓むので交換後は特に右回しはNGです。圧縮上死点出せたら上側のテンショナーを緩めてベルトを外し、カムプーリーをそっと抜き取ります。圧縮上死点の確認方法は
クランクスプロケットのポッチをブロックの→に合わせた時に
カムスプロケットのポッチ(赤→部)の左右がシリンダーヘッド天面(赤線部)に対して平行になっており、さらにスプロケット本体にあるUP刻印がシリンダーヘッドの上側向いていればOKです。(魚眼レンズでの撮影のため写真だと曲がって見えますが。実際はまっすぐなってます)
エンジンマウントのとりつけ部分が邪魔で見づらいですが頑張って確認してください。基本カムスプロケットに関しては左右平行なので、片側の平行が出てればもう片方も合ってます。この状態でタイミングベルトをつけるので、動かさないように注意!ズレるとエンジンかかりません。
上下のテンショナーを緩めてベルト外してスプロケットも抜き取ります。
今回はクランクシールとカムシールも替えるのでスプロケットも撤去です。
ささっとシール抜き取り―
ウォポンも交換して~
後はカムスプロケットとクランクプーリーをこれまたストレートのユニバーサルホルダーで回り止めしてカム側は56NM、クランク側は113NMで締めます。
この二つが締め終わったら再度上死点チェック!
クランクスプロケットのポッチが矢印を向いていて、カムスプロケのUPが天面方向かつ左右のポッチがヘッド天面に対して平行ならOK。平行になってなければ締め付けの際にズレてるので、ベルトをかける前に微調整して圧縮上死点の位置までカム、クランクスプロケットをそれぞれ回します。ここももちろん左回転。
ベルトかけるのはテンショナーをいっぱいまで緩めた場所で仮締め後なんかノリでごにょごにょしてたらパコッとつきました。結構撓むので引っ張って撓まないようにしながら張るわけですね。
ベルトが付いたら張り調整。仮締めしたテンショナーを緩めて
ベルト5山分クランクスプロケットにレンチかけて手回しで左回転。5山進んだ位置で上下テンショナー両方44NMで締め付けて完了です。
後は元通り戻して、エア抜きだけです。
バモスのエア抜きは大変という噂でしたが、前側だけ40cmくらい上げた状態で
エンジンのエア抜きバルブ抜いて、水道水いっぱい入れてからエンジンかけたら特に問題なくすぐ抜けました。
その後普通に走ってるので多分抜けてると思います。
もちろん交換後しばらくはエアが抜けるので継ぎ足しやこまめな水量チェックは必要ですが
今回作業完了したのが4月20日、かかった時間は大体3日くらいでした。
足車の整備はやる気が出ませんね
Posted at 2025/06/23 15:59:13 | |
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バモス | 日記