毎日夜勤明けなどの合間時間に作業していますが、思ったより時間かかります。
意外と工具探す時間が無駄なので、やはりちゃんとした工具入れが必要ですね
というわけで、28日にやったミッション及びクラッチの取付です。
取付前に、せっかくエンジン載せたので、クランクプーリーのボルトもちゃんと200NMで締めたいところです。
前の記事で書いたように、普通のタイヤ交換に使う50㎝くらいの
トルクレンチでは、数字上は200NM対応でも実際200NMで締めるのには明らかに長さが足りません。よほど筋力があれば別ですが、もう30歳超えてるのでしんどいのは嫌です。
というわけで用意したのがこちら
PWT 大型トルクレンチ(80-400NM対応) 10000円
横に置いてある一般的なタイヤ交換用のトルクレンチと比べるとやはり長いですね。全長610㎜、対応締め付けトルクも80-400Nmらしいので、これなら200NMもかけられるでしょう。
というわけでクランクプーリーに取り付けたアストロのクランクホールドプレート
にブレーカーバーを取り付けてクランクの回り止めを行い、このトルクレンチ使いましたがかなり工具をしならせながらもカチンとしっかり200NMでクランクプーリーボルトが締められました。
つぎはエンジンの後ろ側、フライホイールボルトを取り付けます。
オグラの309D、2021年に新品で入れてさほど使ってないので再使用します。
クラッチカバーは6㎜のヘックスボルトで留まってるので、別途ソケットが必要です。一応指定トルク40NMで締めてるのでアレンキーでは緩みません。
これがL28のフライホイールです。
19㎜ボルト六本、おおよそ160NMでそれぞれ締まっています。
ちなみにAE86の4AGだとここのボルトは70NM、SR20や1JZだと120NMくらいなのでL28は3Lクラスのエンジンだけあってやはり締め付けトルクもかなりきついですね
緩めるのは日立の電動インパクトで一瞬でした。
しっかり押し当てるのが大事ですね
別に反ったり偏摩耗してる感じもないっすね
ま、再使用しましょ
日産純正 フライホイールボルト×6 1500円
取り付けに使用するボルトは今回は新品です。
前回一回再使用してるし、舐めたりしたらクソだるいので
というわけで車の下で締め付けです…がやはり寝転んだ状態で160NMかけるのは相当厳しいです。かなり締まってきてますが、もう一歩足りません。
結局車の外に出て、しゃがんで体重かけてなんとかカチンと160NMでフライホイールボルト6本とめられました。
これは寝転んではきついわ!
というわけでフライホイールも取り付けたので、パイロットツール差し込んでからクラッチディスクとカバーを付けて、いよいよミッションとエンジンを合体です…がやはり全然入りません。
あーでもないこーでもないと苦戦してたんですが、結局エンジンの後ろ側を小さい油圧ジャッキに木片噛ませて持ち上げて、ミッションジャッキに載せたミッションとエンジンの角度をほぼ平行みたいにして、あとは自分がミッションのプロペラシャフト側からクラッチの中央とミッションの中央のシャフトを感覚で合わせながらゆっくり押し込んでいく感じでした。
何せ寝転んでの作業なので、目視するのも限界があるため自分の思う平行かつエンジンとミッションがまっすぐつながる感じが大事ですね
途中まではこれで入るんですが、最後の一押しはミッションのお尻がわ、シフトレバーの付け根のところを握ってグッと軽く押し込む感じで行くと、スコンと入りました。
結合時にあんまり力はいらない感じですね。これは力ずくで入れるものではなく、ちゃんと高さと左右があっていれば軽い力でパコッとはまる感じです。
途中までいって奥まで入らない場合は、ミッションの角度やエンジンに対しての左右差を微調整しながらゆっくりかつまっすぐ、慎重に抜き差しを根気強く繰り返していけば入ると思われます。
角度の微調整の際はラチェットレンチを使用したほうがいい感じでした。
でもこれミッションジャッキ無いとやっぱ体力的に無理ですね
L型のミッション結構重いし
次脱着するときのために覚えておきます。

取り付け完了しました。
というわけで、ミッション差し込んでミッションの各部ボルト締め、セルモータ取り付け、ミッションマウント取り付け、プロペラシャフト締結まで行ったところで1時近くになってしまいました。
ミッション取り付けで3時間くらい苦戦しましたからね
今日はこれくらいにしときましょう。
Posted at 2025/01/01 03:31:01 | |
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