嘉例川駅（JR九州・肥薩線）

鹿児島県の鉄道は、明治34年(1901)に鹿児島～国分(現隼人)駅間で開通し、2年後の明治36年(1903)に国分(現隼人)～吉松間が開通した。
これに伴い、嘉例川駅が開設され、明治36年1月15日に開業した。
明治42年(1909)には吉松～人吉間が開通し、昭和2年、隼人から人吉を結ぶ線は、「鹿児島線」から「肥薩線」へと名称を変更。
交通網の発達、自動車の普及など、時代の流れにより、昭和59年に無人駅となる。
平成15年、旧隼人町が駅舎を購入し、翌年には特急「はやとの風」の運行が開始。
開業100年を超えた駅舎は、当時の造りを色濃く残す歴史ある大変貴重な建物。
平成18年3月2日登録(国の登録有形文化財)

住所: 霧島市隼人町嘉例川2176