ダイレクトイグニッションコイルカプラ交換②
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
ダイレクトイグニッションコイルカプラ交換①の続きです。
プラグ交換時に発覚したカプラーの劣化による破損。
パーツもそろったので早速交換していきます。
カプラーの交換は端子を外すことから始まります。
端子はカプラーに差し込まれてツメでロックされているだけなので、端子側から押してやると外れます。
ちょっと待った~(死語)
外す前に電線の色を確認しておきます。
端子には極性(+、-)があるので間違えるとプラグの火花は飛びません(多分)
スパークプラグは先端の中心の電極(+)から、接地用電極(-)にスパークするわけなので注意です。
確認したら外します。
これ、新品のパーツだったら外れにくいかもしれないけど、劣化しているカプラーだとそんなに力入れなくても抜けます。と、言うか、劣化していたのでカプラーのパーツが砕けました(;^_^A
この時、電線側から引っ張ると電線が断線する可能性があるので端子側から押しだした方が安全ですね。
2
同じ手順で作業を進めていくのですが、1個ずつ極性確認→取外し→取付をしていった方が間違えにくいと思います。
写真は取り外したカプラーですが、見事に中の部品が粉々に割れてました。
特に、白いパーツが割れやすい部分なのか全滅でした。
3
交換自体はカプラーから端子を抜いて新しカプラーに差すだけ!
カプラーの後ろから端子を差し込むとカチッとロックされます。
その後、写真の白い部品を押し込んでやると端子も正規の位置に固定されます。
非常に簡単な作業ですが、手前から作業を進めていくと、作業が進むにつれて手が届きにくくボディに傷をつける危険もあるので、古い毛布なんかあると良いかもしれないですね。
4
カプラーの交換が終わったらイグニッションコイルに差し込んで完了!
余計なタイラップも無くなり安心です。
この状態でエンジンが問題なくかかるか確認してカバーを戻せば終わりですが、この時ゴミやタイラップの破片などが残っていない確認を忘れ無い事。
もし破片が残っていて、次回プラグ交換の時にエンジン内に落ちてしまったら・・・
タイラップは応急処置で使うのは便利ですけど、熱による劣化が早いのでカプラーが劣化する前に交換することをお勧めします。
プラグ交換から2週間しか経っていないのにすでに硬化して割れ易くなっていました。
5
と、言うわけでコイル外して確認、清掃を行いました。
コイル外すのが一番めんどいんですよね(;^_^A
コイルも劣化してるな~
6
カプラー交換して特にエンジンの調子に変化はないけど、しっかり電気が流れないとエンジン不調につながる部品でもあるので日ごろの点検は大事です。
次回はコイル交換と思いディーラーで部品を調べてもらったら1本12,000円以上するんですね(;^_^A
昔1本交換した時はもう少し安かった気がしたのですが、値上がりしたようです。
6本交換すると7万円以上!!
ネットで調べるとサードパーティ製品滅茶苦茶安い物(ほぼ1/10)もあるので悩むところですが、重要なパーツだし、まだ純正パーツで入手出来るので純正の方が安心かな?
でも、10倍の値段・・・悩みます。
コイルがダメになると突然エンジンがふけ上がらなくなるのでそうなる前に交換考えます。
古い車に乗るっていう事は常に何か問題を抱えているんですよね。
100%完璧な状態にするのは部品供給の問題もありほぼ不可能。
せめて廃番になる前に交換できる部分は交換していく。
サードパーティ製品も徐々になくなっていくでしょうから・・・
ただ、どこかで線を引かないと際限なくお金と時間が掛かっていきます。
分かってはいるんですけどね(笑)
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