そして僕は途方に暮れる・・的な駆動系メンテナンス
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
先日、無事無事故・無違反・無転倒にて6万キロを突破しました。
コロナ禍でツーリング内容に影響はありますが、この調子でいくと来年中には目標にしている10万キロ達成できそうな感じです。
ということで、前回より1万キロ以上走行したので、駆動系のメンテやりました。
まずは、クランクケース~ドライブフェイス~クラッチ含めて全部ばらします。
2
前回、ウイルズウインのウエイトローラーを取り付けていました。
中を開けて確認するとほぼ全てに偏摩耗が・・・。黒粉の汚れもひどい。
(右下写真)
初期加速の体感向上は5~6千キロぐらいまで。後はマイルドになりました。
今回は純正ローラーにまた戻して取り付けましたが、
やはり私的には純正ウエイトローラーが速度・加速とも全域に渡って、ベストな感じがします。
個人的にはやはり純正最強です。
やや汚れの目立つプーリーフェイスをピカールケアで磨きました。
(左下写真)
30分ほど磨きこむと恐ろしいくらい鏡面になりましたが、(上写真)
性能変化はない自己満足的な作業でした。
3
クラッチも約1年ぶりに全分解してみました。
クラッチシュー残は相変わらず大丈夫ですが、汚れの付着が半端ない状態です。
4
クラッチシューは120番のペーパーで喰いつきをよくするように横に磨いておきました(上写真)
シュー可動部のピンのグリスが、なぜか無くなってましたので、ここもグリスアップでメンテしておきました(下右左写真)
5
トルクカムも12月に全分解してましたので、今回は分解せず汚れたグリスの入れ替えのみです。
1万キロ走った状態のグリス。
(右下写真)粘りもありまだまだ大丈夫です。
センタースプリングも規定値内でした。
ドリブンフェイスのベアリングも前回交換して良好でしたが、(左下写真)汚れが目立つのでしっかり拭き取り、グリスを詰め替えしています。
この箇所全体に使うのは、安心のヤマハのグリスH。
トルクカムとドリブンの弄りには、私は車種問わずおすすめの良いグリスだと思います。
6
全体の清掃が終わり、クラッチを組み込みドライブベルトをかけます。
以前、ドライブフェイスを固定するボルトをへし折ったので、ネジ山のクリーンアップとトルクには異常に気を使っています(上写真)
また、ドライブベルトが固いのでドライブフェイスの組付けにあたり下写真のように鏡で確認しながら、変な固定にならないように確認しながら作業すると安心です。
(下写真)
7
最近は、インパクトで仮締めして
トルクレンチで後追いで締めこむと
楽なのでそのやり方になりました。
いずれにせよここのドライブフェイスとクラッチを止めるボルト・ナットを規定値通り、きちんと固定するのに難しさを感じるのでした。
8
片づけをやっていると、作業台の上に何やら銀色に光るものが・・・・
(上写真)
ガーーーーーーン・・・・( ゚Д゚)
クラッチシューの固定ピンを止めるの1個忘れとる・・( ゚Д゚)
【そして僕は途方に暮れる】の歌のフレーズを思い出し、歌いながらもう一度分解開始し、休日が丸つぶれでヘトヘトに疲れたのは言うまでもありません。
自分でバイク弄る際はぜひ指さし確認、声出し確認、おすすめします。
ブレンボのチタン色の新カニも準備できましたので、来月にはディスクと合わせて取り付けようと思います。(下写真)
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