
畳からフローリングに変わった事で洋室らしくなったかと思いきや「あれ?和室っぽいな…。」
フローリングっていうか、ただの板張りの部屋にしか見えません。

その原因を作っているのが、kenlapi 先輩に指摘を受けていた壁!そう、壁なのです!現在の部屋は砂壁なのですが、コレが和室っぽさを醸し出している最大の要因です!
・真壁→大壁へ!

和室の壁は真壁と言って、柱と柱の間に壁を作るので、約90cmごとに柱が見える様にできています。
洋室の壁は大壁と言って、柱の外に壁を作っていくので、柱は見えません。そうなれば、砂壁も隠す事ができるので一気に部屋が洋室っぽくなるハズです!
・長押(なげし)の撤去

これも和室を、より和室らしく見せてくれる要素の1つで、柱より室内側にはみ出ているので、大壁にするならコレを撤去しなければなりません。
まずは長押の撤去からです。部屋の入口から攻めていくのですが…ガッチリ作られていて、大変です!
長押の上にある隙間からビスで固めている様ですが、ネジ山すら発見できません。
結果、バールで強引に破壊していく事になりました。

1面の長押を撤去しました。長押に隠れて見えない部分の壁は仕上げないのですね。
写真右上の部分は長押を外した際に砂壁が剥がれました。
さて、これで大壁への道は開けました。まずはこの面から大壁にしていきます。壁はプラスターボード(石膏ボード)で作るのが一番手間が少なそうです。

約30センチ感覚で貫材を入れてその上からプラスターボードを貼っていきます!

写真右の白い部分は手元にあった白いペンキを塗ってみて、砂壁に塗装が可能なのかを試してみました。この部分は引き戸の裏になる部分で、厚みのあるプラスターボードが貼れないので、どうするか検討中だったのです。

ドンドン貼っていきます!

プラスターボードを貼ったら、ビス穴をパテで埋めていきます。

際の部分は苦戦しましたが、ピッタリと収まりました。

パテが乾くと痩せてしまい、ヒビ割れを起こす所もあったので、盛ってはヤスリ掛けを繰り返します。

引き戸の裏は、余ったパテを盛る事にしました。
パテ盛り盛りで、ヤスリ掛けが大変です。

パテの粉で部屋がとんでもない状態になっています。
途中で呼吸が出来なくなり、慌ててマスクをしますが、手遅れでこの日は一日中咳き込んでいました。
そして、いよいよ仕上げですが、壁紙を貼るか塗装するかで悩んだ結果、塗装する事に!
続く!
Posted at 2019/07/29 21:26:13 | |
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