
気候がすっかり秋になって、早朝の空気がひんやり気持ちよくなってきましたね。この日は、夜明けの京都の街並みにかかる朝もやがとてもキレイでした。ちなみに写ってるクルマは私のものではありません。
さて「子供部屋確保のための家の整理計画」ですが、その一環として、大量にある古い漫画本をある程度、処分することにしました。ホントに整理したいのなら、漫画の数倍はある小説をどうにかしろという声もありますが、夫婦揃ってそれには心理的抵抗が大きすぎて不可能です。しかし、もう単行本が完結していたり、読まなくなった漫画であればどうにか手放せるだろうと意見が一致したため、とりあえず処分するために選んでみることにしました。
結果、
このくらい処分することになりました。
これでも総量の半分以下なんですけどね。
で、処分法なんですが、
この前の内容が古くなった専門書や雑誌はともかく、漫画であればまだまだ市場で必要とされているかもしれないということで、古本ショップの買取に出すことにしました。そして、これだけの量をクルマに積んで店に持ち込むのはものすごく大変ですので、
BOOK OFFの出張買取を利用してみることにしました。お店の方が自宅まで来て査定し、持ち出してくれますので、かなり労力的には楽が出来ますね。
とりあえず最寄りの店舗で相談してみましたところ、後日に担当者が電話で日程の調整をします、とのことでした。基本は平日の日中で、土日もやっているけれど、時間に制限があるようでした。共稼ぎの我が家ではなかなか日程調整が難しい設定になっていますね。
結局、お店にうかがった翌日に担当者から電話があり、日程が告げられました。それがたまたま私が夜勤明けで早く帰る日だったのでよかったのですが、電話で都合をすり合わせるんじゃなかったの?と、ちょっと思いましたね。まあその日は無理だといえば、代案は提示してくれたんでしょうし、この時は結果オーライでしたのでいいんですが。
その当日は軽ワゴンに乗って店員さんが一人やってこられ、本がある部屋にこもって色々とチェックされました。
この本の山を30分程度で全部見られたのには感心しました。
で、結果ですが値段がついたのは494冊で値段がつかなかったのが30冊くらい。
買取金額は19300円とのことでした。
1冊40円くらいになりますので、大体1割くらいの値段で取ってくれるんですね。
高いととるか安いと取るか。私の場合はそもそも捨てるつもりだったものがお金に換わったので、特に金額には不満なしです。
ちょっと驚いたことがあります。
最初、お店で頼んだとき「何冊くらいありますか?」と訊かれ、全然イメージがわかず「100冊・・・、200はあると思います」と答えていました。
で、家に来られた方が本の山を見て、
店員さん:200冊と聞いていたんですが・・・
私:よくわからなかったんで、「200冊以上はある」と言ってたんですが。
店員さん:それどころじゃないですよ。
私:どのくらいでしょう?
店員さん:500はありますね
という会話をしました。
で、結果がぴったり5百数十冊。さすがプロの見立てはすごいですね〜。おおまかな数を一瞬で見て取っちゃうんですね。
余談ですがこういう出張買取で今までに、一件で5000冊というのも経験があるようです。やはり転居の際や持ち主が亡くなられた時などに大量の本の査定依頼がくるようです。ちなみに「ちょっと整理を」ってパターンでは、今回のうちのはかなり多い方だそうで。
さて手に入ったお金はどうしようかな。
妻に言ったら「なんか本でも買ったら?」って言われちゃいました。整理したはしから本を増やしてどうすんねんと(笑)
今年の55作目。
米澤穂信氏作「インシテミル」。
ちなみにこの作品は
映画化されて、この16日から公開されます。
登場人物の名前や人数が微妙に違いますから、原作とはちょっと内容が変わってるんじゃないかと思います。デスノートのスタッフによるものらしく、あれも原作ファンも楽しめるようにコミックとラストなど変わってましたから、きっとこれもそうではないかと思います。
ちょっと見てみたいかも。
続けて56作目。
アムロ☆レイさんにオススメされて読んでみました。
筒井康隆氏作「ロートレック荘事件」
ジャンルで言うとSF作品が多い筒井氏による「富豪刑事」と並んで数少ないミステリーの作品です。表現が難しいですが、いかにも筒井氏といったイメージの、凝った作りの内容で、実に面白かったですね。
Posted at 2010/10/12 17:15:08 | |
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