2022年06月09日
皆さん本日もお疲れ様です。
ブーストがかからん問題が完全解決したので記録と考察を。。。
少しでも皆様のお悩み解決に繋がれば幸いです。
冗長となりますので、お酒のお供やお時間のある際にどうぞ。。
1.リビルトタービンでブーストが0.5の原因:
結果から言ってしまうと、タービンアクチュエーターのバネが弱いです。
2. 調査項目:
・WGV-VSV → 乾電池で12Vかけてみてエアーが通るか確認
・WGV-VSV(カプラー部) → エンジン始動時に14V来ていたことを確認
・ABV-VSV → カプラを抜いてみてブーストが変化するかを確認
・タービンアクチュエーター → 整備書から、IHI 約0.8~9 で2.0mmのストローク
3.調査結果:
タービン アクチュエーターが0.5?0.4ぐらいで既に微動していますので、2mmだと目で見てわかる程度だと既に超えているのでアクチュエーターが弱いですね。
4.対策:
「自作 強化アクチュエーター」で調べると沢山情報が出ているのでそれを参考にして、現状0.7で制御されています。※アクチュエーターの予備があるので雑に扱っています笑
EVC搭載も考えましたが、お勉強としては面白いですがハイオク入れて高回転でバンバン走る。という訳ではなく、コンセプトは純正制御にするということなので、コスパが悪いと思ってしまいました。
5.考察:
タービン保護として、ABVは恐らくハーフスロットルで多少ブーストを逃す様になっていると思います。
あとはWGV-VSVが制御しているのはあくまでブーストの立ち上がりだけなのだと考えています。
というのも、WGV-VSV、アクチュエーターを殺した時に大して立ち上がりが変化しなかったことが挙げられます。つまりWGV-VSVがあるお陰で立ち上がりが良いのだと考えることもできます。
現にリビルド等でタービンアクチュエーターの圧が弱い事例はかなりあるようで。。。リビルド屋さんがアクチュエーターバネ圧を確認していないか、ロバスト性を高めるためにアクチュエーターが早めに開いて、対策しているかもしれませんね。
ここら辺は神のみぞ知る世界だと思っています。笑
正直考えれば考えるだけ今回のブースト圧アップが間違いであったことを正当化するようで考えたくありません笑笑
最大ブースト圧でお悩みの方は一度バネチューンでブースト圧が上がるか試してみても面白いかもしれません。※自己判断でお願いします。
冗長で申し訳ありません。
では、皆さんお疲れ様でした!
Posted at 2022/06/09 15:10:00 | |
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Keiワークス | 日記