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だっちもあるすかいるーふのブログ一覧

2019年01月28日 イイね!

とある甲斐犬の闘病記〜飲み薬〜

とある甲斐犬の闘病記〜飲み薬〜









10日連続の点滴中およびその後約2ヶ月弱は記憶だと
・食事…全く安定しない。食べ始めると食べるが食べない時は頑として食べない。
・水 …食事の有無に依らず概ね一般的な量を毎日飲む。
食事には随分手こずるが水を飲んでくれるのが救いだ。

こんな状態で飲み薬の服用が始まる。
画像の薬が彼が服用中の薬。
(30日分で約6000円)
それ程大きくはないのだが…

ネットでも多くの飼い主さんとワンコにとってハードルが高いらしく
食事に混ぜ込んでも薬だけは上手いこと弾いちゃうワンちゃんもいるようだ。
そもそも飲食しないワンちゃんへ服用させられなかった苦しい記載もあった。

それもそうだろう。
飲食しないのに飲み薬を服用させる〜これは随分矛盾した話のように思える。

チワワなどの小型犬ならば強制的に口を開け薬を服用させる事も可能だろうが
実際そんな参考動画がアップされているが
さすがに中型犬の甲斐犬相手にこんなことしたらミミズ腫れですむかどうか…
犬種にも依るのだろうが彼にこんなことは絶対に無理な話だろう。

いつ何を食べだすか丸で定まらない食事に混ぜるのはアテにならない。
(食事もあれを出しこれを出しして漸く食べたかな?
と思ってもサツマイモを2切れ、3切れで終了してしまい
薬の準備をしている内に食事が終了してしまうことも…)

頭でいくら考えてもコレだと思う手段が浮かばない。

取りあえず。
薬を掌にのせて彼の口に近づけてみる。プイッとそっぽ向く。
そっぽを向いた口にまた近づける。またさらにプイッとそっぽ向く。
何度繰り返しても埒が明かない。
そうだよなー。食べられないのに薬…飲まないよね。

とはいえ諦めるのもまだ早かろう。
何かないか?
いくら考えても有る訳ないんだが。

考えるのもいい加減面倒になり
隣で四肢で立っている彼の前足元に薬を置いてみる。
置いた薬をおもむろに指でコロコロ転がしてみる。

ん?
興味を持ったようだ…
顔を足元の薬まで落とし鼻をクンクンして
薬の匂いを嗅いだ。

次の瞬間。

ペロリと舌で掬った。
頼む…吐き出すな!そのまま飲み込め!
ガリガリ…ゴクン。
の…飲んだー。

ゲッ!嘘でしょ?
でも飲んだようだ…薬が見当たらない。
んー。ちょっと自信付いたぞ。
彼も飼い主同様単純なのだ。きっと。

くだらないと思うかもしれないが
何故かこの方法は不思議なくらい上手くいくので
以降薬の服用に慣れるまで多用していた。

(食べ物を食べない状態の時に)これでは飲まない時。
臥せっていようが立っていようが前足の甲に薬を置く。
嫌がって足をすくめる。
薬が足の甲から落ちる。
落ちて転がる薬に興味を持ち鼻を近付け…クンクンしてペロリ。

それ程成功率は高くないがこの方法でも何回か服用させることが出来た。
ワンコの方も次第に薬に慣れるようで
その内足元に薬を置くだけで服用するようになり
あの手この手で…この5ヶ月間服用しない日は無かった。

なんとかなるもんだ。

薬を前足元で転がす…に次いで飲む確率が高かったのは
食べたり食べなかったりするこれまでの期間でも
これなら食べる確率が高い
と思われる食べ物が不思議と見つかると思う。
その食べ物に薬を擦り付け
(匂いがうつるのか知らないが)
掌にのせて近付けてあげる。
こんなんでも成功率が高いから不思議だ。

(ネットでも参考事例が多く見受けられるが)
薬にしろ食べ物にしろ
飼い主さんの指や掌で口に近付けてあげると
成功率が格段に上がるようだ。


絶対に成功するとは限らないが
経験してみると確かにそうだと思う。
(ボウルにフードを入れて足元に差し出しても食べないからと
掌にのせて口元に近付けてあげるとモリモリ食べる時も珍しくない)

上記の3つの手段は食が安定しない服用初期の頃に多用した方法だ。
食が安定しない時期は
食事に混ぜるという発想に縛られる事なく
試行錯誤する事も必要かもしれない。
(その後…食が安定しだすとうちのワンコも
食事と共に服用するようにもなった)

そんなこんなで薬に慣れてくると
食べ物は嫌がるクセに
なぜか薬は服用するようになり
服用するとその後食事が始まる。

食事の前にまず薬…そんな習慣になったようだ。

薬の服用もワンちゃんの顔色を見ながら
一緒に試行錯誤すると
何らかの答えが見つかるのかもしれない。

【20190611追記】
11ヶ月を迎える今はこんな感じに喜んで?
服用しております。。。


「とある甲斐犬の闘病記〜薬の服用〜」




Posted at 2019/01/28 21:25:01 | コメント(1) | ペット
2019年01月27日 イイね!

とある日曜日のお昼下がり

とある日曜日のお昼下がり









お日様が心地良いらしい。

外での日光浴や
風に当たるのも
時には必要かと外に繋ごうとしたが
それは激しく彼は遠慮した。

室内ばかりもどうかと心配になるが
無理矢理外に出す必要もないのかな。

まぁ気持ち良いことに越したことはない。
Posted at 2019/01/29 00:03:46 | コメント(1) | ペット
2019年01月26日 イイね!

とある甲斐犬の闘病記〜病院の待合中〜

とある甲斐犬の闘病記〜病院の待合中〜












今日は点滴の日。
それにしても風が強い。

待ち時間を車で過ごす。

隣接するマンションの洗濯物が風に靡く。

普段は物怖じしない彼だが
風にゆらめく洗濯物には
なぜか恐れをなしたようだ。
Posted at 2019/01/26 14:49:59 | コメント(1) | ペット
2019年01月25日 イイね!

とある甲斐犬の闘病記〜点滴〜

とある甲斐犬の闘病記〜点滴〜









腎臓病と診断されると2種類の点滴を提案されると思う。
・静脈点滴→即効性有。但し記憶だと1回に7〜8時間を要す(朝預けて夕方にお迎え)
・皮下点滴→遅効だが中型犬で投与量約500ml、処置時間は約20〜30分と短い

人間で言えば本来は人工透析が必要なようだ。
静脈点滴は即効性が有るにしても…
・飼い主さんと離れ離れで
・数時間を要するのに
静脈点滴が受け入れられるワンコって…
いったいどんなワンちゃんなんだ、、、

彼には皮下点滴が現実的だろう。

腎臓病と診断されてから10日続けての皮下点滴が始まる。
【余談:お世話になっている病院では約3000円/回(病院により異なる)。
あまり長引くようだとコストや通院時間の制約などを鑑み
どの病院でも処方の仕方を教えてくれると思う。
記憶だと原液はそれほどしないようで在宅での処置も可能だ。】

皮下点滴はワンコの首根っこに針を刺し点滴液を投与する。
点滴後はその部位がポッコリと膨らむが
数時間で消化されその膨らみも自然と消える。

点滴後ワンコによっては神経質になるようで
飼い主さんが身体に触れようとすると
威嚇したりするそうだ…
その膨らみを見る限り無理もないだろう。

彼は生来物怖じしないタイプで点滴も苦ではないらしい。
当時も今も点滴針をすんなり受け入れ嫌がったりしない。
彼の姿を見ているとどうも
病院の待合室で小型犬のワンちゃんと触れ合えるのが
何よりも楽しみらしく病院が楽しいようだ。
ケンカせず仲良くしてくれるのは飼い主としても助かる。

彼も幼い頃から車が大好きな質だ。
ドアを開ければ自発的に乗り込み
ドライブ中は窓越しに流れ行く景色を飽きもせず眺め続けている。
この点も田舎ゆえの通院には助かった。

この時点では
この先一緒に居られる時間もあまり長くなかろうと思い込んでおり
この期間がたまたま夏休みだったこともあって
点滴後も1時間ほどドライブして帰宅していた。
彼はポッコリと膨らんだ背中も気にならないのか?
あっち向いてこっち向いて景色を眺めている。

帰宅すると決まってリビングの隅を陣取り一人伏せって寝ていた。
その姿からはあまり構ってくれるなよ…な雰囲気を感じる。
今思えば点滴液の消化をジッと待っていたのだろうか?

点滴開始初日から確か3日目までは
睡眠時にはゴーとかグォーとか物凄いいびきだった。

どんな飼い主でもあのイビキを聞いたらビックリするだろう。
不安に思っていたが5日もするとそんな異様なイビキも治まって
スヤスヤと軽い寝息をたて気持ち良さそうに寝ていたように思う。

それと同時に毛艶が急激に回復し始めた。
点滴の効能だと言えば当たり前すぎるが
この時唯一の明るい材料だった。

相変わらず食事は時間も量も回数も内容も全く安定しないが
水については2日目程から一般的な量を飲み始めてくれて
嘔吐や痙攣など容態の大きな悪化傾向は見られない。

ただし夜中から朝方にかけて
過呼吸というか呼吸の深度やリズムが物凄く荒くなる時があり
診ているこっちはその度にもうこれはマズイと思った。
頻度としては3日に一回くらいだったか…1回につき10〜30分は続いた。
彼自身も呼吸を制御できないことに困惑している様子が伺えた。
自身で頭を布団に押さえつける感じでアゴが開かないようにし
この荒い呼吸に必死で抗おうとしているようで…狼狽する。
ただこんな事があっても翌朝起床後は
何事も無かったかのように彼はケロリとしていて
次第にこの症状も観られなくなってゆく。

そんなこんなで10日目を迎え採血の日だ。

心配するのは採血の数値よりも
彼がすんなり採血させるかどうかだ。
いくら生来おっとり屋さんでも
攻撃性が高いとされる甲斐犬…
こればかりは自信がなかったが…

先生が彼との信頼関係を大切に接してくれた事もあり
・右後ろ足を握られ
・小型バリカンで体毛を少し刈られ
・注射針を刺されても
なされるがままだ…ちょっと信じられない光景だった。
先生の接し方も含めやはり相性も有るのだろうか?

採血による数値とかは詳しく記憶していない。
勿論良い訳ないが悪すぎでもないというので
以降は10日に1回の間隔での点滴となる。

取りあえずの危機は脱するものの
予想通り新たな頭痛の種を受け取ることとなる。

飲み薬だ。

元気な頃は当然食事も一人でするし食事に混ぜ込めば大体事足りる。

点滴により小康状態とはいえ
今はこれまで好んでいたフードやおやつを
ボウルに入れて差し出しても
プイッとそっぽを向く。
この時点ではまだ、食べ物から逃げ歩いてるに近い状態だ。

はて。飲み薬…どうしよう?
思案は続く


【2019/07/16追記】
これまでの経緯と近況
・「とある甲斐犬の闘病記〜経緯〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜点滴〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜飲み薬〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜食べ物〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜その後〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜薬の服用〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜ステージの進行〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜発覚から12ヶ月目を迎え〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜発覚から一年を迎え〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜点滴についての雑感〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜最終ステージ通告からの半年を乗り越えて〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜最終ステージ通告から1年が経過したです〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜腎臓病発覚から二年目を迎え〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜腎臓病発覚から3年4ヶ月&16歳の誕生日を控え〜」
Posted at 2019/01/27 01:27:54 | コメント(1) | 日記
2019年01月23日 イイね!

とある甲斐犬の闘病記〜経緯〜

とある甲斐犬の闘病記〜経緯〜









愛犬の腎臓病発覚後なかなか落ち着かない日々が続きました。

犬の寿命も伸びた今ではそう珍しい病気では無さそうで
ネットでも飼い主さんとペットの悪戦苦闘の模様が伺える。

特に食べ物…いかに食べさせるかに悩む。

元気な時はフードやおやつの類なんかガツガツのペロリん。
腎臓病発覚後は食べ物に見向きしなくなり
口に近づけてもプイッとソッポを向く始末。

とはいえ。
なんとしても食べさせなければならないわけで。
その上…飲み薬の服用。

そもそも飲食をほぼ拒否するワンコにどうやって薬を飲ませるか?
これはこれでかなり矛盾してるような気がする。

チワワやミニチュアダックスとかの小型犬ならまだしも???
中型犬の甲斐犬相手に無理矢理口をこじ開け薬を飲ませるのは
どう考えても非現実的だ…としか思えない。

通院しながら家ではネットを閲覧する毎日。
・何か参考になる情報
・希望の持てる情報
を求め閲覧すればする程…
これから迎えるであろう現実に気分が重くなる。

はて。
発覚からほぼ半年。
運ばかりなのか…
今では食事の量も食べ物も元通り
飲み薬も問題なく服用し
定期的に点滴…ほぼ通常の生活に。

反省を込めこれまでの経緯。

【飼育環境】(20190707一部訂正)
確か生後数週間数ヶ月で譲って頂き我が家に来た。
生後半年程一年ほどは玄関(室内)で飼育。
遊ぶ時は主に庭。
この時にトイレを覚えたようだ。
トイレが近くなると玄関をガリガリと叩き
庭の隅っこの木蔭〜目立たない場所で済ませていた。

それ以降は主に外飼い。
・南側〜陽当り良好かつ木陰もあり10m程のロープに鎖を繋ぎ可動域を多めに。
・北側〜家と樫の木の陰になる涼しい場所に柵を囲い柵内自由移動。
この2ヶ所を季節や時間帯や天候などで使い分け
豪雨や雪など天候に難がある場合は玄関内側に避難。

外飼いと室内飼い…統計的には室内飼いのワンコの方が寿命が長いらしい。
今お世話になっている先生も可能なら室内へと提案されてました。

元々は寒さに強く〜暑いのは苦手な甲斐犬。
これまでの外飼い環境がどの程度身体に負荷になったかは不明だが
室内での生活…特に食事を共にする中で思ったこと。

やはり室内で共に生活すると異変に気付き易いのは圧倒的に強い。
特に食事を拒否するようになると
・食事を出しても食べ始めるまで30〜1時間以上掛かる場合がザラにある
・食事を始める時間が毎日毎日丸で異なる(どうも定時的に食事出来るわけではないようだ)
・今までのフードやおやつはほぼ食べなくなり 家中の食べ物を試すことになる
・昨日口にした食べ物だからといって同じ物を今日も食べるとは限らない
・食べ始めるまであの手この手でひたすら試す
こうなると外飼いではほぼお手上げだろう。

さらに厄介なのは意外なことから食事を始めるからだ。

ボウルに食事を入れてもどうにも食べない場合
掌にのせて口元に近付けると案外スムースに口にし
何回かそれを繰り返すと
その後はボウルに顔を近付け一人で食べ始める事も。

酷い時は口元に食べ物を近づけると
鼻に皺を寄せプイッとソッポを向く仕草。
満腹ならまだしもこの前の食事…一体何十時間前ですか?と。
この仕草を見る限り
本人も食べたいのだが体が受け付けず苛立ってるように思えた。

食べ物を口元に近付けてはソッポを向く。
時間を開けてはまた試す。
食べ物を変えてはまた試す。
こんな事を最悪延々と繰り返すことになる。

これを繰り返すだけでも食べ物を口にし食事を始めてくれたりもするが
そんな単調な繰り返しではいつまでも食べてくれない場合もある。

朝からそんな事を繰り返し散歩し寝たりで
気付くと食間がほぼ一日以上経っていることも珍しくない。
これが健康体の時なら別なのだが…
そんなこんなで途方に暮れたある時
何となく
食べ物を自分の口に含んで唾液で湿らせてまた近付けた。

えええ…食べ始めた。

偶然かと思ったが食事を極度に拒否する度に試した所この成功率は高い。
なぜそんな事をしたのか自分でもよく分からないが
食べ始めるキッカケを作ってあげると食事に繋がるようだ。

ちょっとした好奇心から
食事を拒否し続けたある日…母親が同じ事をしたが食べない。
その隣で自分が同じことをすると口にする。
どうもこの方法は人を選ぶようだ。

この食べ始めのキッカケが何なのか?
今振り返ってもさっぱり分からない。
・食べ物を変えたり
・与え方を変えたり
定式とかパターンが無いようで
その時その時に
試行錯誤で見つけるしかないようだ。

外飼いではここまでのケアは無理な気がする。
こんな経験をした人間からすると
そりゃ室内犬の方が長生きするわけだとしか思わない。

話を戻すと。

昨年の夏を迎え。
いつ頃からかボウルに食事を残す頻度や残す量が増えた。
そもそもこれまで食事を残すことはほぼ無かったのだから
本来ならばこの時点で動物病院へ行けただろう。

思い返せばその量が徐々に徐々に増え始め
おまけに複数の人間で水の交換やら給餌するものだから
受け入れるこちらの感覚も鈍化するのか?

今思えばなんだかなーな話だが
・年取ったし
・軽い夏バテかな
程度に非常に軽く考えた。

ある日帰宅後。
何となくおかしな事に気付く。

どうもやっぱり飲水の量が減っていないような?
いや気のせいか?
でも食事はほぼ手付かずだ。
明日は午後 母親も出掛けるんだっけ?
気になったので翌日の午後は親族に様子を見てもらう。
やはり水一滴飲まなかったようだ。

夏バテなら尚更とその夕方から玄関(室内)に移動させる。
エアコンを入れ22度に保つ。
寝始めの様子は暑さから逃れて久しぶりに落ち着いて寝てるのかな?と思えた。
が時間をおき何回か様子を見に行くと
間近に近付いてもピクリとも動かない。
軽く撫でても起き上がらない。
目も薄っすらと開いているような?開いていないような?

もう寝ているというよりかは気絶しているとしか思えない。

とはいえ無力な人間が側にいたからといって
何が変わるわけでも無く
今晩はそっとしておいて次の日を待つしかない。
とはいえその朝までが永遠に長く感じる。

翌朝。
用意しておいた夜食もやはり手付かず。
飲水の水位も全く変化無し。
話を擦り合わせると…昨日一日は間違いなく飲まず食わずだ。

ここ数日?一体何日飲まず食わずだったのだろう?
こんな状態でも散歩となると
1回1時間は平気で
帰ろうとすると
まだ歩く!とムズがるなど
体力的な衰弱は全く感じなかった。

ただ一つ。
その時かその前から薄々と気付き始めていたのは
毛艶がまるで無くなり体毛がパッサパサだった事。
これだけはハッキリと感じていた。

総じてこの状態を異変と思わないのは人間としてどうかしてる。

その日。
親族と母親で以前からお世話になっていた動物病院に駆け込む。
腎臓病、膵臓病との診断。
即点滴が行われた。

帰宅後。その時の話を聞く。
どうも話す母親の様子がおかしい。
話に聞く病院でのワンコの態度にそもそも疑問を抱く。
動物病院に電話し先生に今後の相談をすると
はっきりとは言わないが
言外に分からしめようと不思議な言い回しを多用する。
思い当たるフシはあり
さして有り難くもなかったが
有難うございました
で終わりとして次を考える。

全ては人間のエゴでそれに巻き込まれるワンコは堪らない。

そもそもは父親が飼いたくて飼い始め
ワンコの面倒をみていたが
任せきりにしていた自分も悪いのだろう。
なんというか…
これはとても相性が悪かった。としか言いようがない。

人間関係の相性など
病気を患うワンコにはまるで関係のない話。
老犬を何頭か看取った知人に相談すると数件の動物病院を紹介された。
自分でも心当たりの動物病院が有ったが
翌朝紹介された動物病院に担ぎ込む…もまさかの休診日。

あーもー、なんて日だ…
今日は諦めるとして
とりあえず気になっていた動物病院に電話し数日後の土曜日に伺うこととして帰宅。

半休午後出勤のためその動物病院への電話を母に依頼する。
症状と以前の病院での診察結果そして電話での会話と所感を伝えると
土曜日と言わず
メインの飼い主さんでなくても
連れてこられる方がいるなら
直ぐに連れて来てください。

ということでその日また急遽。
母と
時にお散歩に連れて行ってくれる義理の姉
に伴われ連れて行かれた。

帰宅する。
すると不思議なことに母親の表情が明るくにこやかだ。
お礼にとお世話になった義理の姉に電話しても不思議なことに楽しかったと言う。
病院でも普段通りおおらかで
喧伝されている甲斐犬としての気性の荒さを見せることなく
点滴中も大人しかったようだ。

動物病院が楽しい…というのだから世の中は広い。
聞けばどうも先生の人柄によるものらしい。
曰く飼い主の心のあり方がペットに反映するのだと言う。
愛犬と飼い主にとって今の病状は深刻なのだが
ユーモラスな会話で
まずは飼い主の心を和ませてくれたらしい。

先生や病院が違えば点滴を受け入れるワンコの姿もこうも違うものなのか?
誰が正しいとか
何が正しいとか
はきっと絶対的なものではないのだろう。

ワンコの迎えた現実は昨日と今日で変わらず同じだが
昨日と同じメンバーの表情の変わりように一安心する。

ただ。
人間の表情がいくら和らいでもワンコの病状は好転しないのだけど
初めての病院
初めての先生
との出会いがその時の一縷の望みとなり今日に至る。

愛犬の腎臓病が発覚した年月日 :2018/08/07
初回の皮下点滴を実施した年月日:2018/08/07
新しい病院で10日連続の皮下点滴:2018/08/08〜2018/08/17
錠剤の服用を開始した年月日  :2018/08/17?〜

【2019/07/16追記】
以下。
その後の経過とメモ書き一覧。

・「とある甲斐犬の闘病記〜点滴〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜飲み薬〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜食べ物〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜その後〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜薬の服用〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜ステージの進行〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜発覚から12ヶ月目を迎え〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜発覚から一年を迎え〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜点滴についての雑感〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜最終ステージ通告からの半年を乗り越えて〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜最終ステージ通告から1年が経過したです〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜腎臓病発覚から二年目を迎え〜」
・「とある甲斐犬の闘病記〜腎臓病発覚から3年4ヶ月&16歳の誕生日を控え〜」
Posted at 2019/01/23 22:08:34 | コメント(0) | ペット

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