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ダーやんのブログ一覧

2018年09月18日 イイね!

タイカブ レストア日記 (組立・完成編)

タイカブ レストア日記 (組立・完成編)タイカブの車体を分解して以降、公私共に少し忙しくなり、分解してから2週間空いてしまいましたが、2018年5月20日に車体の組立て作業を開始しました。

タイカブは人気薄によりネット上の先人情報が極めて少ないので、組立に際し、大枚を叩いてサービスマニュアルとパーツリストをヤフオクで購入しました。サービスマニュアルが9500円、パーツリストが2000円でした。



余談ですが、タイカブの正式名称は、前期モデルのHA05が「カブ100EX」後期モデルのHA06が「スーパーカブ100」と言うのですね。





まずは恒例となる全部品を並べての記念撮影です。







ホイールは前後新品を用意し、タイヤは前後とも PIRELLI の City Demon にしました。サイズは純正と同じく前 2.25-17 後 2.50-17 を選択しました。



次にフロントステムをフレームに取り付けますが、これはこの車体独特の面倒な作業でした。AA01ではベアリングがプラスチックの枠に予めセットされており、それを取り付けるだけでしたが、HA06ではベアリングが全てバラの状態でそれをピンセットで上手く並べてステムを取り付けるのですが、上下同時に行う必要があり、これが中々上手く行かず作業中にベアリングの玉が落ちてしまいます。かなり粘度の高いグリスを塗って固定するのが良さそうですが、手持ちのグリスは粘度が足りず、玉が落ちてはやり直すという夢に出てきそうな状況でした。何とか5回目ぐらいで取り付け出来ました。







続いてメインスタンドをフレームに取り付けます。こちらは組み立て4台目と言うこともあり、割とスムーズに行きました。



フロントフォークとスイングアームを取り付け、ホイールを付けるとバイクらしいフォルムになります。(前輪回りはかなりか細い感じですが・・) 足回りは全て新品に替えたので輝いています。



ハーネスやワイヤー類を通し、エンジンを載せます。今回 HA06 の純正エンジンは研究材料としてオーバホールする予定につき、手持ちの中国製セル付き4速107ccエンジンの新品を載せます。HA06 の純正エンジンより排気量は大きいですが、2次クラッチ仕様ではなく、HA02 (C90) のエンジンをボアアップして4速化した仕様です。このエンジンは以前に製作したミリカブに載せたものと同じなので、品質や特性は既に把握しています。





タイカブHA06のチェーンは 428サイズで AA01/HA02 用の 420サイズより丈夫なタイプが標準仕様です。スプロケットはフロント16T、リヤ36Tを装着予定につき、今回必要となるコマ数は102です。アマゾンでDIDの102コマが2,160円の価格に対し、同じく106コマが1,600円で売られていた為、こちらを買って不要な4コマをカットする事にしました。売れ残りにより安いものと思いますが、安いチェーンカッターを持っている事で560円も安く入手する事が出来ました。







チェーンケースとマフラーが付くと、だいぶカブらしくなってきました。





セルの配線等、電装の一部を加工する必要があり、時間を要しましたが、あとはキャブレターとエアクリーナー、カバー類を取り付ければ完成です。キャブレターは HA06の純正品をそのまま使用します。







そして完成しました。











暫くはこのタイカブをネタとしたブログを書かせて頂きます。
Posted at 2018/09/18 13:16:49 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年09月17日 イイね!

タイカブ レストア日記 (分解編)

タイカブ レストア日記 (分解編)GW後半の2018年5月4日よりタイカブのレストアに着手しました。まずは車体を分解して各パーツやボルト・ナット類を洗浄しサビが出てるものは磨いた後、ブラックかシルバーに塗装します。

分解時も組立ての時に役に立つように各々の工程で写真を撮っているのですが、車体も埃や錆びでキレイな画像ではないので割愛させて頂きます。しかし、今回組立ての際には中国製の107ccエンジンを載せる予定なので、カブ・モンキーマニアのファンが多いセル付き4速97cc エンジンの画像のみ載せます。









種類は若干違えどカブの分解は何度もやっているので、あっと言う間に原動機が外れてタダの自転車になりました。(小笑) タイカブは普段プラスチックのカバーでボディーの大部分が覆われており、これが人気薄の一因と言われていますが、カバー類を外すと後ろの丸目カブとほぼ同じ形状のフレームである事が分かります。



購入してから初めてフロントフォークを見ましたが、両方ともオイルが滲んでいます。オーバホールすればまだまだ使えそうですが、今回新品に付け替える為、オーバホールの練習用に取っておきます。



外装についてどうするか熟考した結果、カバー類の塗装面の状態が意外と良い事から、塗装はせずにオリジナルのまま外観をビジネス仕様からタンデム仕様に変身させることにしました。しかし、フレームの下部には少しサビが発生しているため、そこだけ補修するべくオリジナル色のグラニット・ブルーメタリックのスプレー塗料を探しましたが、既に廃盤となっている様です。

一方、フレーム全体に純正色が塗装されているものの、普段は大部分がカバー類で隠れている為、外から見えるのはタンク下の僅かな部分のみです。よってスタンドやステップと同様にフレームの錆びている部分は全てブラックで塗装する事にしました。スイングアームとチェーンケースはカブ・ストリートの塗装で余った純正色のブーン・シルバーメタリックで塗装しました。

プラスチックのカバー類はコンパウンドで表面の細かいキズを研磨してツヤツヤにします。



翌週から組立作業に入ります。
Posted at 2018/09/17 22:29:38 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年09月15日 イイね!

タイカブ レストア日記 (購入編)

タイカブ レストア日記 (購入編)前回ご紹介した2017年9月のカブストリート完成後、暫く冬眠していましたが、春を前に再びカブを弄りたくなり、次なるプロジェクトを模索する日々を送っていました。

以前からタイカブHA06には興味を持っていましたが、1994年製と古い上にカブの中では人気薄のため、ドレスアップパーツが売られていないのがネックでした。カブのパーツを専門に扱うアウトスタンディング・モーターサイクルでもHA06用のパーツは全く扱っていません。(涙)

スーパーカブ100 (HA06)


一方で仕事で頻繁に行き来していた中国にはタイカブHA06にソックリな中国製の大陽(DAYANG) DY100 というバイクがあり、それ用のドレスアップパーツもネット通販で豊富に且つ安価で売られていることを知りました。

DAYANG DY100


中国には日本製品にソックリな違法コピー商品が沢山あるのは皆さんもご存知だと思いますが、このDY100というバイクがその一つなのか否か調べるためにネット検索を続けていましたが、殆ど情報がありませんでした。ただ、この DAYANG という中国の二輪メーカーが1990年代にホンダの技術支援を受けていたらしい情報を見つけ、自分の中で次なるレストアのプロジェクトが決定しました。

早速ヤフオクでHA06を探し始めたところ、比較的程度が良さそうな1.6万キロ走行の車体が埼玉県より出品されていました。HA06は車体の人気はありませんが、セル付き4速 97cc というキャブ仕様のカブの中で最強のエンジンだけは根強い人気があり、エンジン狙いと思われる入札が既に入っていました。

HA06 セル付き 4速 97cc エンジン




エンジン狙いの人の予算を5万円程度と想定し、過去の車体の落札額の相場を参考に6.5万円を少し上回る7万円で入札したところ、最後ジリジリと値を上げたものの、結果 6.65万円で落札できました。

落札後、ナンバーを取って2018年3月3日に出品者がお住いのさいたま市に引き取りに行きました。最初に車体を見た時、写真の印象よりは古く感じましたが、24年モノのバイクとしては悪くないコンディションでした。





一方でレストアに必要なパーツを中国の通販サイトで物色し、購入しては中国に住む知人の自宅に送らせて貰いました。その時期は仕事で月に一度の頻度で中国に出張していましたので、その際に知人宅に届いたパーツをスーツケース一杯に詰めて日本に持ち帰りました。シート等、スーツケースに入らない大きなものは、日本に帰任する同僚の引越し荷物に潜り込ませるなど、あらゆる手段を駆使しました。パーツが2種類あり、どちらのパーツを付けるか迷った時は両方とも購入し、不採用となったパーツはヤフオクに出品する事にしました。DAYANG DY100 用の純正部品を中心に実際に購入した新品パーツは以下の通りです。

・スピードメーター
・ヘッドライト(クリスタルタイプ)
・フロントウインカー
・リヤコンビネーションランプ(LED)
・ロングシート
・リヤキャリア
・フロントフォーク
・リヤショック
・ハンドルグリップラバー
・フロントステップラバー
・リヤステップ
・前後ホイール
・チェーンケース
・ハーネス
・ハンドルスイッチ
・ワイヤー類一式
・前後スプロケット

欲張って少し買いすぎてしまった結果、フレームとエンジン、カバー類を除き、限りなくDY100になってしまいそうです。(汗)

こうして比較的程度の良いHA06の車体とレストアおよびドレスアップに必要なパーツを入手しましたので、外装色等、どの様にタイカブを仕上げるか暫し考えます。この時が私にとっては一番楽しい時間です。
Posted at 2018/09/15 09:58:46 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年08月29日 イイね!

カブ・ストリート レストア日記 (組立・完成編)

カブ・ストリート レストア日記 (組立・完成編)2017年9月2日、ストリートの組み立てを開始しました。まずは儀式の如く全てのパーツを集めて写真を撮ります。



最初に車体フレームにメインスタンドを取り付けます。以前ミリカブ製作記にも記載しましたが、私はこのメインスタンドにスプリングを掛ける作業が一番面倒に感じています。でも既にカブの組み立ても3台目なので、工夫を重ねて1人でも取付けできるようになりました。



続いてフロントフォーク→前輪 → スイングアーム→後輪の順で装着します。



購入時、前後ホイールに赤いリムステッカーが貼られており、これに合わせてリヤショックは武川製のレッドを選択しました。



前後の車輪が付いたらワイヤーおよびハーネス類を装着して行きます。燃料ホースもエンジンを載せる前に予め通しておくとその後の作業が楽になります。



今回搭載するエンジンは、中国製の4速 86ccでセルモーターが下側に付いているタイプなので、レッグシールドの加工が最小で済みます。



ジェネレーター側のカバーを外してみました。



ジェネレーターは、8コイルの全波整流でホンダ純正エンジンより発電力が大きく、直流12V化に適しています。



エンジンをカブに載せます。いや、吊りますと言う表現が正しいですね。



次に電装を仕上げます。これまで製作したカブと同様に純正の配線にセルモーター用のリレーやハーネスを追加し、ウインカー用のICリレーを装着します。CDI 等点火系電装は AA01 の純正品をそのまま使用します。



ライトはクリスタルタイプのヘッドライトに LEDバルブ、ウインカーはキタコのホワイトレンズにLEDバルブを入れます。



武川のLCDメーターを装着し、作動テストを行います。ウインカーをLEDバルブにする場合、整流ダイオードを2個配線に割り込ませる必要があります。



だいぶ日が暮れたので1日目はここまで。





さて組み立て2日目、いよいよ完成です。ロングシートはアウトスタンディングモーターサイクルで購入しました。













メーター下のインジケーターは、FI 用を流用して2-3速のギヤインジケーターとしました。4速のインジケーターはメーター内に有ります。





自身で製作したカブにはナナカンパニーで購入した限定車用のブラック&ゴールドのスーパーカブステッカーを貼っています。



最後に自身で製作した3台を並べて記念撮影です。









ナンバーがカラフルですね。1年間に渡り丸目カブ作りを楽しみましたが、やり切った感がありますので、カブ作りは暫くお休みしてプチツーリングを楽しむ事にします。
Posted at 2018/08/29 22:22:20 | コメント(0) | トラックバック(0)
2018年08月28日 イイね!

カブ・ストリート レストア日記 (分解・塗装編)

カブ・ストリート レストア日記 (分解・塗装編)今回レストアを手掛けるカブ・ストリートはなるべくオリジナルの雰囲気を残したまま、ドレスアップパーツを使用してエレガントなタンデム仕様にする事にしました。参考にさせて頂いた車体はこちらです。



この年代のカブは鉄製部品が多い為、保管状況にもよりますが、経年化と共に腐食が現れてきます。この車体は2003年製の様で丸目カブの中では比較的新しい方ですが、それでもボディー表面の随所に錆や塗装の劣化が見られます。純正塗装を生かしたい所ではありましたが、結局フレームも塗装し直す事にしました。2017年8月20日作業開始です。











今回タンデム仕様にする予定につき、カブ90DXのスイングアーム (紺色) とギヤインジケーターを装着する為、カブ50DX FI のハンドル (紺色) を入手したので、併せてストリート純正色のブーンシルバーメタリック(NH-373M)に塗装します。まずは車体をバラバラに分解して塗装作業の準備に掛かります。

今回使用するペイントは、デイトナのMCペインターとイサム塗料のエアーウレタンのクリアー。これらは素人が行うバイク塗装用としては最強の組み合わせだと思います。タレ難く、とても塗り易いです。



塗装の作業工程は、各部品の錆を落とし、耐水ペーパーで足付けをする→中性洗剤で洗って油分を落とす→プラサフ等で下地を作る、という結構地味で時間の掛かる作業を経て漸く本塗りです。今回はメタリック塗装なので、本塗りでも下塗り→研磨→上塗り→研磨 という4つの工程が必要です。

下の写真は金属部品にプラサフを吹き付けた所です。プラスチックの部品は塗料がのり難いため、ペーパーで足付けをした後、塗装の直前にミッチャクロンだけ吹く様にしています。



続いてシルバーを吹き付けます。



手前のタンクは別の車体の物です。



仕上げのウレタンクリアーを吹き付けます。



上塗りが完了したら1週間ほど乾かし、ウレタンクリアーがカッチカチになったら、1500番のペーパーで表面の凸凹を研磨し、その後コンパウンドで研磨してツヤツヤにします。



しかし、冷静に考えるとここまで塗り直すならベース車両はストリートでなくても良かった様な気が・・。

さて、塗装は8月27日に完了しました。翌週は仕上げの研磨を行い、いよいよ組立て開始です。
Posted at 2018/08/28 23:58:06 | コメント(0) | トラックバック(0)

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