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ダーやんのブログ一覧

2023年05月06日 イイね!

KZ1000 LTD プロジェクト⑲

KZ1000 LTD プロジェクト⑲GWの後半にシリンダーブロックのフィン欠け部分を再生する作業を行いました。

以前に内燃機屋さんで5箇所のフィン欠け部分に溶接で肉盛りをして頂きましたが、今回その部分を整形しました。

用意した工具はミニグラインダーを付けたリューターと棒ヤスリです。

まずはシリンダー内に削りカスが入らない様に養生します。


最初にリューターで荒削りをしてそのあと棒ヤスリで丁寧に整形して行きます。



先に下面から整形を始め、慣れたところで表面に移ります。

薄く削り過ぎて溶接した部分がパリッと割れるのが怖いので、程々の所で止めておきます。手で触ると僅かに肉盛り部分の段差が残っている事が分かりますが、塗装したら分からないレベルと思います。




その後、削りカスを掃除をしてペーパーで足づけを行い、塗装に備えてマスキングを施しました。


今回塗装まで行う予定でしたが、屋外は強風が吹き荒れており、塗装作業に適さなかったので今回はここまでにしました。

シリンダーブロックのフィン欠けという見た目の欠点が解消できて嬉しいです。
Posted at 2023/05/06 23:26:05 | コメント(0) | トラックバック(0)
2023年04月23日 イイね!

KZ1000 LTD プロジェクト⑱

KZ1000 LTD プロジェクト⑱年度初めの多忙により暫くレストア作業は止まっていましたが、電装系で少しだけ進展がありました。

カワサキZ系のショップとして有名なPAMS製のウインカーブッシュキャンセル機能がついた左側のハンドルスイッチを購入しました。


届いて気づきましたが、このスイッチは現行モデルのW800のハンドルスイッチをMK2用に配線加工した商品の様です。KZ1000系のレトロなデザインそのもので気に入りましたが、昔のハザードは緊急時にのみ出す位置付けだったようでスイッチを戻すのに手前に引く必要があり走行中に合図の為に使うには少々不便です。このレトロなスイッチは次のZ1用に取っておき、MK2用は汎用スイッチで自作する事にしました。




こちらが自作したスイッチです。左用はPAMS製スイッチの配線をコピーしましたが、右用はメインハーネスの配線とサービスマニュアルの配線図を参考に作りました。

続いて灯火類で唯一未入手だったヘッドライトを購入しました。選んだのは旧車の雰囲気に合うマーシャル889シリーズで、リムは元々車体に付いていたものが綺麗だったので、レンズのみ購入してリムを嵌め、前回塗装が完了したライトケースに組み込みました。




灯火類が一通り揃ったところで試しにメインハーネスに繋げてみることにしました。

電源を繋げて恐る恐るスイッチを入れてみると・・。

無事に電源が入りました。因みにバルブ類は全てLED化しています。


ウインカー・ハザードもOK

ポジションランプOK

ヘッドライトOK

テールランプOK

ストップランプとハザード

全体像はこんな感じです。

部屋の照明を消してメーターパネルだけ光らせてみました。夜走るとこんな感じなのでしょうね。

メインハーネスに電気が流れた事でバイクに命が宿った様な気がします。
Posted at 2023/04/24 00:19:02 | コメント(0) | トラックバック(0)
2023年04月09日 イイね!

KZ1000 LTD プロジェクト⑰

KZ1000 LTD プロジェクト⑰前回の塗装で失敗した部品類の修正が完了し、前回未着手の部品と合わせて塗装作業を行いました。

こちらが今回塗装する部品類です。


前回エアーと塗料の吐出量が多過ぎたため、あっという間に塗料がタレてしまいました。タレた部分をペーパーで削りやり直しです。事前にYou Tube 動画と取説を見てスプレーガンの使い方を良く学習しました。

前回と同様に物干し竿に吊り塗って行きますが、今回はひとつ一つ塗料の載り具合をライトを当てて確認し、ムラの無いように吹きました。


メーター周りとバッテリートレイなど樹脂製の部品は缶スプレーの艶消しブラックで塗装しました。

一晩乾燥させたのち、全ての部品を並べてみました。スイングアームより左の部品はMK2の製作には使用しませんので取り敢えず保管しておきます。

これで漸く部品の塗装が終わったため、養生を全て外し、半日かけてガレージ内を掃除しました。久しぶりにいつもの光景に戻りました。


内燃機屋さんに出していたシリンダーブロックが完成して戻ってきました。今回お願いした作業は0.5mmオーバーサイズピストンを使用するためのシリンダーのボーリングと上面研磨、そしてフィン欠けしている箇所が5箇所もあったため、溶接でフィンの肉盛りをして頂きました。整形は自分で行います。

これがボーリングされたシリンダーです。上面研磨も行い新品同様になりました。こればかりは専用の機械と技術を持つプロにお願いしなければならない作業です。


こちらがフィン欠け修理のため溶接で肉盛りされた5箇所の一部です。この部分を棒やすりとリューターで整形しますが、これは自分でも出来そうな作業のため今回は肉盛りだけお願いしました。整形後に塗装すればシリンダーブロックは完成です。


費用はボーリングが4万円、面研が2万円、フィン欠け肉盛りが5箇所で1万円の計7万円でした。決して安い金額ではありませんが、内燃機屋さんの老舗として有名な井上ボーリングさんに出すとこの倍近い費用が掛かるので、良心的な値段だと思います。これでエンジンについては全て部品が揃いました。しかしエンジンの腰下をフレームに載せた後に腰上の組み立てをしたいので、フレームの加工が完成する迄の間はシリンダー表面のオイルを絶やさないようにして保管します。

最近入手時したアイテムを紹介します。

まずはリプロ品のウインカー。下が購入時のオレンジバルブが入ったもの。上の2つはバルブを手持ちのLEDに変えたものでよりクールな外観です。完成時は上の色になる予定です。レンズについてはまだ純正品が比較的安価に入手できるため、オレンジ色の純正レンズも購入する予定です。


結構綺麗な前後ディスクローターのセットとフロントフェンダーを入手しました。



シリンダーブロックのフィン整形と塗装が終われば、漸く組み立て作業に入れます・・。

Posted at 2023/04/10 08:45:03 | コメント(0) | トラックバック(0)
2023年04月03日 イイね!

KZ1000 LTD プロジェクト⑯

KZ1000 LTD プロジェクト⑯前回の塗装作業で仕上がったものはこれらの部品です。フロントフォークのアウターチューブについては多少塗料がタレていたものの、ペーパーで削り、コンパウンドで磨いて仕上げました。

再塗装が必要なものはこちら。


なぜかリヤキャリパーが3つもありますが,小さめの1つが元々LTDについていたもの。大きい2つがMK2やZ1R用ですが、MK2のキャリパーを入手した後にZ1Rのスイングアームを入手したところ、オマケでキャリパーとマスターシリンダーが付いてきました。両方仕上げてみて状態の良さそうな方を使う事にします。LTDとMK2ではディスクの直径が1cmほど異なるため、MK2用のキャリパーを使用する為には径の大きいリヤディスクを入手する必要がありますが、既にヤフオクで落札し到着待ちです。LTD用のキャリパーはおそらくZ400FX等と共通だと思いますので塗装した後に売却しようと思います。ほぼ下地処理は終わったので、次の週末ぐらいには塗装作業ができると思います。

さて,今回はYou Tube の先人情報を元にメーター類のオーバーホールをしてみましたのでご紹介します。

こちらが元々LTDに付いていたメーターです。走行距離は36,403マイル(58,244Km)となっていますが、そもそもメーターケーブルが付いていなかったため信憑性はゼロです。文字盤が褪色していたりガラスの内側が汚れていたりアウターケースが錆びていたりとヤレ感が溢れているため少し綺麗にします。


まずは上下のケースをカシめているリングをドライバーで丁寧に起こして行きます。根気がいる作業です。

結構時間が掛かりましたが何とか外れました。

スピードメーターについては、文字盤は比較的綺麗なため文字が剥がれた部分を補修して走行距離をゼロリセットしました。ゼロリセットの方法は精密ドライバーが1本あれば比較的簡単にできますが、詳細は You Tube で紹介されているため割愛させて頂きます。今回腰下からオーバーホールするためゼロリセットする事にしました。

タコメーターについては、日焼けによる褪色が目立つため、本来赤かった目盛部分をカッティングシートで再現する事にしました。

用意したのは、朱色のカッティングシートと定規とデザインカッター。カッティングシートは近所のホームセンターで豊富な色から純正のメーター色に近い朱色を選択して60 x 10cmだけ購入。値段はたったの77円でしたが、メーター100個分ぐらい補修出来そうです。

目盛に合わせてシートをカットし、文字盤に貼り付けます。

途中経過はこんな感じです。

最後に余計な部分をカットして出来上がりです。

次にアウターケースの塗装を剥がして再塗装します。


ガラスも綺麗に掃除してこんな感じに若返りました。


常に視界に入るメーターが綺麗になると気分良いですね。
Posted at 2023/04/03 10:19:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
2023年03月27日 イイね!

KZ1000 LTD プロジェクト⑮

KZ1000 LTD プロジェクト⑮先日部品の塗装に取り掛かりましたが、スプレーガンを使用した塗装は初めてだったため、事前に You Tube の動画等で予習したものの、ガンの吐出量の調整が上手く出来ていなかった様で塗料の噴射量が多すぎてあっという間にタレてしまいました。完全に乾燥させた後にタレた部分を削り、後日やり直しとなりました。塗装の世界も奥が深いです・・。






しかし、2液ウレタン塗料の塗膜の厚みと強さは市販のスプレー缶による塗装では真似できないため、スプレーガンによる塗装スキルをぜひ習得して次はフレームの塗装、将来的には外装の塗装も行えるようになりたいと思います。

さて、気分転換に電子工作をする事にしました。MK2用のLEDテールランプをワンオフで制作します。

まずは基盤をテールランプ本体のサイズに合わせて切り出します。


LEDを並べてみて配列を決めます。

テールランプの明暗をコントロールするパルス減光回路は、いつもオーディオQさんでダイオード等の部品をキットで購入して自作していますが、以前にCB750Fのウインカーポジション用に作ってその後外したユニットがあったので、それを流用します。LEDは目に見えない速さで点滅を繰り返しているのですが、パルス減光回路はこの点滅速度を落とす事で点滅の滅の時間を増やし照度を落とす仕組みです。

パルス減光回路の基板をLEDの回路と干渉しないように取り付けるため予め取り付ける場所を決めてドリルで穴を開けておきます。

シルバーのカッティングシートを基板の表面に貼ってLEDを差し込む部分に穴を開けます。

LEDを並べて裏側をハンダで仮固定します。


そしてLEDの電流を制御するCRDを付けて回路を作ります。今回CRD 1個につき4つのLEDを直列接続して発光させます。

同様に白色LED 6個を並べてナンバー灯の回路を作り、これらをステーやカラーを駆使して組み立てて完成です。


電源はテールランプ内のS25の電球ソケットから取り、ユニットの固定はテールレンズを固定する2本のボルトにカラーとゴムワッシャーを咬ませて上下でユニットを挟んで固定します。

テールを光らせるとこんな感じです。テール点灯時は1番上の一列は消灯させます。テールの照度はパルス減光回路にて無段階で調節できますが、大体ブレーキランプ点灯時の50%程度とします。

ブレーキランプ点灯時です。100%の照度で全てのLEDを点灯させます。明るさのみならず発光面積も変化させる事で識別をし易くします。

テールランプ内にユニットを埋め込みました。テール点灯時はこんな感じです。

ブレーキランプ点灯時はこんな感じ。

消灯時はこんな感じです。


KZ1000MK2やZ750FXは販売されていた当時は不人気だったため総生産台数が少なく、現在はその希少性で価格が高騰している様です。よってZ1 Z2 と共通の部品は豊富にあるものの、車種専用部品は限られています。LEDテールランプも製品化はされておらず、付けたければワンオフで作るしかありません。

話は変わりますが、3月26日に東京モータサイクルショーに行き、Zシリーズのリプロパーツでお世話になっているPMCとドレミコレクションのブースにお邪魔しました。

こちらはPMCのブース。

私が注目したのは同社のリプロパーツをふんだんに使って再生されたZ1A。

この車体は販売されており、その価格は何と555万円!この再生作業の様子は同社のYou Tube チャンネルで紹介されており、それを見て以来、Zのレストアに挑戦したくなりました。しかし、先日訪れたつくば絶版車館ではオリジナルの程度良さそうなZ1Bが450万円で売られていたので、555万円はちょっと高いですね。多分売る気ないのだと思います。

でも次回はこれだ!とZ1の再生を改めて心に誓いました。

続いてドレミコレクションのブースです。

完成度の高いレプリカバイクの数々が出展されていました。

CB1100ベースのCB1100R


Z900RSベースのZ1


ゼファー750ベースのZ750FX


Z900RSベースのZ1000R


Z900RSベースのGPz900R


CB400SF ベースのCBX400F

ブースにいたドレミコレクションの社員さんにMK2外装セットの現状の納期見込みについてお尋ねしたところ、同製品は台湾で生産しており、順次生産しているものの材料となる金属が不足しており大量のバックオーダーを抱えているとの事。いつ頃とは明言されなかったものの、結構掛かりそうな感じでした。尚、業販で納めた製品が通販やヤフオク等で販売される事があるのでチェックすることを勧められました。確かにたまにヤフオクに出ていますが、だいぶマージンが乗せられています。これはやはり年単位で待つしかないかも知れませんね。

Posted at 2023/03/27 10:59:20 | コメント(0) | トラックバック(0)

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