
6年前にパソコン工房で買ったノートPCのHDDが突然お亡くなりになり、HDDの購入・破損HDDからのデータ吸出し・メインのデスクトップから必要なデータ・ファイルの移植が遅々として進まず、完全データ復旧をあきらめ、画像や自分で作ったデータ等必要最低限で妥協、やっと1年ぶりぐらいで復活。
HDDが壊れる前から特に重い負荷がかかる使い方はしていないのに(ブラウジングやオフィスソフト使用ぐらい)CPUファンの音が大きく(回転が上がりやすい)、HWMonitorで温度を見てみると夏場は90℃を頻繁に超えていましたorz。これじゃCPUクーラーのファンがいつも全開なってしまうのは当然なんですが、どうも購入時より音が大きい時間が長く大きくなる頻度が多くなっている気がする。
原因が分からずHDDが壊れるまでそのまま使っていたのですが、今回データ移行済みの新HDDをノートPC本体に組んでいるうちに、「PCの背面パネルの裏側に貼ってある導風用のスポンジが途中で千切れていて(しかも2か所)冷却能力が落ちて騒音が起きていたのでは?」と思い、ホムセンで買った隙間用スポンジで補修してみました。
ノートPCを背面から。
画面で左側やや下の位置に吸入口、下側やや右の位置にシロッコファンの排出口。
背面パネルを開けたところ。
本体吸入口の所にアルミ箔?が、右下にCPUとGPUに銅製ヒートパイプで繋がれたシロッコファンタイプのクーラー(熱交換器)が見える。
蓋背面に導入口からファンへの導風の為のスポンジが貼られているが、2か所切れていた(赤○)のでホムセンの隙間スポンジで補修
正直ダメ元でやってみたのですが正解でした。ファンの回転数が下がり明らかに静かになりました。HWMonitorで確認したものの最大でも70℃を少し超える位。どうやら外気をファンに導入する途中で、スポンジの切れ目からPC内部の熱気を吸っていたようです。この状態だと、外気導入口からは十分冷たい空気が入ってきません。
ノートPCでもデスクトップPCでも筐体内部の空気の流れ方が(空気取り入れ口→CPU・GPUクーラー→出口)が清音化や冷却能力向上で重要なのは知っていたのですが、ノートの方が筐体が薄いため内部空間が狭く、しかも大型のCPUクーラーが搭載できない分、外気取り入れ口からCPUクーラーへしっかり空気を送れるかそうでないかで騒音や冷却能力に大きく差が出たようです。
基盤タイプのSSDを搭載できるモデルなので、OSが入ってるCドライブは無傷だったのですが、なにせ1年間放置状態だったのでOSやウィルスバスター、その他のソフトウェアの更新で組み上がってからまともに使えるようになるまでに2・3日かかりました。それでもやっとサブPCが復活して一安心です。
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Posted at
2019/06/30 22:55:03