
代車のMH21Sに乗っていてKeiを見かけるとそこはかとなく寂しさを感じる今日この頃。MH21Sもターボモデルなので実用性も速さも十分なのですが、やはり借りものだし、ワークスの突然のエンジンブローが衝撃的(修理工場の社長曰く、おそらくバルブサージング、バルブの1・2本曲がってる音)だったので、全く攻める気が起きない(走っても全然楽しくない)…
そんなこんなで、いつもの修理工場に行ってみたのですが、リビルドエンジンが届いてました! クラッチやら一緒にやった方が良いものも見繕って、これからエンジン載せ替えに入るそうです。他にもダメな部分があまり出ないといいのですが…。ちなみにリビルドエンジン単体は15.9万円。
前乗っていたS2が走行距離20万キロを超えてもレッドゾーン付近まで引っ張って走ってても平気だった(大分オイル消費は出ていましたが)ので、ワークスのK6Aが9万キロちょっとでブローしたのが衝撃でした。
社長に少し聞いてみたところ、ホンダのF20C・B16B・B18CとK6Aは根本的に設計思想が違うエンジン。ホンダの赤ヘッドエンジンはNAで高回転まで回して馬力を出すエンジン(その代わり低回転のトルクは細く燃費も良くない。同じ排気量の実用トルク型エンジン比べ)、K6Aは過給で低中回転トルクを太らせて自主規制の64PSを出しているエンジン(自主規制があるから高回転でトルクを出す必要が無い→回す必要が無い)とのこと。
現行コペンに200万かけて200PS仕様にしてサーキットでスカイラインやレクサスを追っかけてる人がいるそうですが(過給圧アップだけではなく高回転化もしてそうです。バルブにインコネルやチタンを使っているそうなので…)、その位高回転対策をしないと回し続けてはいけないエンジンだそうです(万が一壊れるという意味で)。キープするのであればせいぜい6000rpm位だとのこと。確かに、ワークスのノーマル64PS仕様でも公道の範囲なら6000rpmで十分です。
その前に入れていたワコーズのヒューエルワンの残量が思いのほか多かったと気になっていたのですが、その心配はなさそうです。ほぼドノーマルのK6Aは低中回転型のトルク特性なので、それに合わせて走れば今度はエンジン壊さずに済むか?? ワークスは走って楽しい車(しかも実用性・経済性も良し)なので、今度はエンジンを壊さずに長く乗りたいものです。
サムネはHA21SのK6Aエンジン、ウィキペディアより
Posted at 2019/06/17 22:41:21 | |
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修理・補修 | 日記