エスロク：ラジオアンテナの感度実験

エスロクに標準装備のフィルムアンテナの感度が、あまりに脆弱なため、対策を探るべくアンテナ感度の実験を行った。比較の為に購入した外部アンテナは、写真の物で、23センチほどの長さ。底がマグネットになっている。価格はダメ元の290円。

標準のフィルムアンテナは、フロントガラスのへりに張り付いたこれ。どう見ても80MHzのFM帯用としては短かすぎる。

Ａピラーを縦に走る配線が、ラジオ用アンテナ線。
灰色のコネクターがある。ここで繋ぎ替えをすれば、異なるアンテナを接続可能。
ホンダの標準コネクターではあるものの、実はオスメス逆に実装されている。
何でこういう設計にしてあるのか？不明。

ホンダ標準コネクターのメス側を入手。本来とオスメス逆の変換になる。

実験なので、JASOのジャックのオス同士をワイヤーで仮接続。車体の実装がオスメス逆のため、オス同士で繋ぐはめになっている。

ホンダ標準コネクターで差し替えを行う。
これで簡単に差し替えでき、新旧アンテナを差し替えられる。

実験場所として電波状況があまりよろしくなくて、ギリギリノイズ混じりに受信できる場所を探して移動。
たどり着いたのは、壁に囲まれたイオンの立駐（笑）
標準フイルムアンテナで受信スレスレ可能。ノイズだらけの放送が安定して受信できる。

受信状態の比較は、
1.標準のフィルムアンテナ
2.外部アンテナを助手席に配置した時
3.外部アンテナをボディーに付けた時、写真は3の状態。

1と2は、ほぼ同等。ただし、2は助手席で角度を変えると途端に入らなくなる。
3にすると1より明らかにノイズが少なくなり受信状態が良くなる。ただし、イオンの駐車場ではクリアーな音とまではいかない。

つぎに、いつも走る国道を走ってみた。いつもならすぐにノイズが乗るのだが、少なくともノイズは乗らない、ストレス感が全くない。
車外アンテナとしては街乗りとして充分な感度は確保できていると感じます。



3の状態で見通しの良い一般道を走行してみたら、クリアーに受信。走行中のノイズが乗ることはなく、1より明らかに改善されている。
車外アンテナってやはり有利。

ただし、エスロクとしては見た目的にありえない。実験なのでやってみただけです。車内アンテナで受信するためにもっと強力なアンテナが欲しい。