
一昨年購入した13インチホイールのウェッズ製「レーシング・フォージ」。しかしリリースされたのはサーキットユースオンリー、つまり「公道使用不可品」。その時のカタログには14~15インチのリリース予定もあり、それらはストリートユースオンリーで13インチはレース用しか存在しませんでしたがど~してもこのデザインが欲しくて購入しましたが、今年になってストリート仕様も追加リリースされたので安全のため4本とも買い直ししました。
ホイール&タイヤが好きで今まで14インチ・15インチはいろいろ入手してきましたが13インチのアルミホイールはセリカ入手時に履いていた「ボルク・メッシュ」しか持ち合わせがありませんでした↓
セリカのボディサイズとのバランスを考えるとやはり13インチというサイズは「当時感」をより強くイメージできる点でアイテムとして揃えてはおきたい…
でも13インチのタイヤはどんどん無くなってきた中、昨今の旧車ブームもあってか僅かではありますが13インチタイヤがNEWリリースされ、しかもシバタイヤはその中でもニッチなサイズを揃えてきて、しかもウェッズがレーシング・フォージをほぼ当時のまま復刻させたので「レース用」しかバリエーションがありませんでしたが「普段乗りするワケじゃないから…」と自分をなだめ? 購入決断しました。
ところが今年になって13インチにもストリート用がリリースされ、それだけならとくに気になることはなかったんですが、2月に開催された「ノスタルジック・2DAYS」に出展されてたウェッズのコーナーでレーシング・フォージ復刻についての話が盛り上がり、そこで販売促進部の次長さんから「レース用は寿命が短いです」とその理由の説明をされ、ボクが「でもストリート用でも10年程度って話も聞きますが…」と返すと「今のホイールはもっと…20年でも全然大丈夫ですっ‼」とおっしゃられましたので、やはり気に入ったホイールで安全に走り(飛ばし?)たい自分としてはストリート用がど~しても欲しくなり、同サイズでこれを発注しました(^^;
発注は7月、完成連絡は今月(9月)なので納期2ヶ月、全然早いですね♪ 製造は
9月9日、ディーラー勤務時の取引先のタイヤショップから到着連絡をもらったのが9月17日、出来て1週間ほどで手元に届きました。こちらも早いです(^^)↓
一昨年入手したレース用はこの製造年月日↓ まだまだ新しいけど…
表側の違いは刻印のみ、デザインでの違いは全くありません。レース用は
「RACE USE ONLY]の刻印↓
ストリート用は「JWL]の刻印↓ これは車検対応品になります。
レース用とストリート用の大きな違い、それは重量差。レース用はディスク裏面に軽量化のための肉抜きが施されています↓
対してストリート用は強度重視のためそれは無し↓
デザインは同じですが、レース用の方が仕上げが丁寧に見えます↓
対してストリートの仕上げ↓
まぁ遠目からは全く同じに見えますから…気にしないようにします(^^; ↓

裏側は一目瞭然↓
一見レースの方が過酷な使用状況に思われがちですが、サーキットって路面の摩擦力が公道より格段に高いのでコーナリング時にリムに掛かる横方向の負荷は大きいですが、公道のように段差や凸凹が無いのでホイールに掛かる衝撃度は少ないと言えます。
タイムを競うレース用はギリギリまで軽量化しているため耐久性に乏しくなるので
変化の激しい公道での使用は大きなリスクを伴う恐れがあります。
外したレース用ホイールは走行会等でセリカを走らせる仲間の元に嫁ぐことになりました、よかったヨカッタ(^^♪
今どきの店頭に並んでいるアルミホイールは全て「JWL」マークが入っていてほぼ車検対応品ですが、昭和の時代は60偏平タイヤが解禁になる1983年以前は社外アルミホイールはおろか純正スチールホイールでさえ「新車時のサイズでないと車検に通らない」状況でしたから、当時物の社外アルミホイールはそれだけですでに「不正改造扱い」だったので、ある意味今は「いい時代」といえるかもしれません。
アルミホイールネタでちょっと面白い(ヤバい?)のをご紹介します。
某ショップで見掛けた旧車會界隈では絶大な人気を誇る「シャドースポーク」の激Jホイール↓
すんげぇ~深っかいなぁ~…
ここまで強烈なオフセットのシャドーってなかなかお目に掛からないよなぁ~っと
思いつつも「こんな太っといシャドー、あったっけ…⁇」との違和感を抱きながらしげしげと眺めていると…↓

エッ…? このサイズで「JWL」の文字⁇ この当時って7Jより太いアルミホイールにJWLマークなんて存在しないはず…そう、このホイール、細めのホイールに
他のホイール(といってもおそらくハヤシ系の別ホイール)の太いリムを溶接で接合した今流でいう「リバレルホイール」でした(^^;
たまたま委託車検で一旦このタイヤ&ホイールは外してあったんですが、車検後元に戻すとてこのホイールを装着すると、リヤのタイヤがフェンダーに当たってしまうという不思議な現象が発生したそうで、その時ボクがこのホイールは加工品だと指摘してたことを思い出し、左右入れ替えて装着したらフェンダーとの接触がなくなったとの事。フロントは回転方向指示のあるタイヤなので左右入れ間違うことはないのですが、リヤタイヤは方向指示が無い物だったのでこのような現象が発生したようです。
つまりはこの車両の各フェンダーの場所に合わせてツライチになるようリム幅を個々に広げて溶接しているわけです…恐っろしい~~~ホイール‼
よぉ~く注意して見ないとまず判らないくらい上手な加工処理が施されていましたが鋳物部品の溶接なんて強度全くないのでいつ割れてもおかしくない見た目だけのホイール…でもショーカーとしてならそれもアリなのか…(^^)
ちなみに車両は板金加工でブリスターフェンダ化しており、ゆえに左右で出っ張り具合が均等じゃないんでしょうね~(汗)
確かに装着した現車はすごい迫力があってキマッてました、停まってる限りは…(^^;
自分も「見た目重視」ですが重要保安部品の加工だけはしないように注意しています。ちゃんと走ってこそ「かっこいいシャコタン」だと思ってますんで、ハイ…♪
以上、3年前に見た小ネタでした(^^)
Posted at 2025/09/21 13:07:20 | |
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