
そろそろ年齢的に身の回りの片付けをしようと書類の整理をはじめたら懐かしい写真がパラパラと出てきたので、デジタル保存ついでに振り返ってブログに残そうと思います。でも写真を眺めてたらついつい当時の思い出に浸ってしまって結局、片付けが進まないんです…(^^;
18歳で免許を取ったらスグに自分のクルマを持ちたかったので、高校生になったと同時にバイトを始め、高校卒業時までに貯めた70万で買える範囲でクルマを探し購入したのが通称「ベンツマスク」のクラウン4DrHT。
本当は330セド/グロの4DrHTが欲しかったんですが、トヨタの専門学校に通ってて将来トヨタ系の就職が決まってたこともあり、330セドと同世代のクラウンを買うことに。親戚が愛知トヨタの営業マンだったこともあって、予算に収まるクラウンで
「スーパーサルーンの5速」を条件に探してもらったらピッタリの出物があったので即決。
この写真は昭和59年の4月、自分で字光式ナンバーに変更登録した直後に撮ったもので、その他は完全にノーマルです。でもとにかくウレシくて毎日乗ったり手入れして最高に楽しかった記憶があります(^^♪

6年落ちの走行3万Kmで、ボディーカラーは黒でしたがあまりに艶ボケしていたのでお店側が「オールペンして販売します」と言ってくれたので、純正のホワイトをリクエストして塗ってもらいました♪ 「5速のハイソカーは売れない」からのサービスだったようです。自分としてはラッキーでした(^^♪
2000㏄のM-EUはパワー的には全く魅力ありませんでしたが、将来的にチューニングを考えていたので5速マニュアルだけは譲れませんでした(^^)
専門学校生だったのでバイト代はガソリン代に全て飛んでったため、夏休みや冬休みはフルにシフト入れて、それでも24回ローンでアルミ&タイヤを入れ、解体屋でバンパーオーバーライダーを買って付け、サイドモールを貼り付けロイヤルサルーン仕様にしました↓
アルミ&タイヤを購入した近所のタイヤショップにたまたま売れ残って長期在庫になってたグレーのイタルボランテを見つけた時はウレシかったなぁ~‼
チンチラのシートカバーにパーソナル無線と、当時の流行り物を装備、カセットデッキも年末年始をフルにバイトして購入したグライコ付き。まだまだアクセサリー取り付けで精いっぱいでした(^^)

A/Cパネルのみオートエアコン仕様。グレードがエクストラ仕様ではなかったのでマニュアルエアコンです(^^;
本来のボディー色が黒のため、内装色はグレーになります(外装色ホワイトは本来内装色はブルー)
2年後に就職し、その年の年末に当時名古屋のゼロヨンで有名だった「ナベタ干拓地」で同型のクラウン(MS105)と競争して完敗。そのクラウンは2600㏄の4Mエンジンにソレックスキャブでチューニングされててそれにゾッコン‼
たまたま「車検切れでバラしてパーツ売りする予定」とのことで、当時の初ボーナス15万でクルマごとで打診し、めでたく値段交渉成立♪ その後エンジンをO/Hし自分のクルマに換装↓

トヨタM型エンジンのインマニは珍しく、後でわかった事ですがこれはエスコート製で試作で20個程製作して7~8個売れたうちのひとつだったようで、このインマニと出会ったことでこの後さらにチューニングにハマることに…
ちなみにこの4Mエンジンは排気量はそのまま、カムは加工70度にソレックス40(S型)程度でしたが、2000㏄のM型より全然パワフルで楽しかったです♪
なによりこのボディでソレックスサウンドが唯一無二の存在で気持ちよかったです。
この頃の愛読誌は「CARBOY」でした。そこに掲載されたこの記事に大きく影響されました「浜崎橋を160㎞/hでクリア」…それがこのMS112クラウン↓

CARBOYの特集はドラマ仕立ての記事で写真も派手さがない分、ドキュメンタリーチックで妙にリアルさが強調されてて、当時まだガキンチョだった自分には説得力充分で完全に虜になりました。目指すはコレだっ‼…って具合に(^^;
そこで解体屋で2800㏄の5M-EUエンジンを購入し、当時マークⅡ3兄弟に新たに搭載された7M-Gエンジン用に新造されたフルカウンターウエイト化したクランクを購入、OHCの5Mエンジンには社外ピストンなどの存在が無かったので7Mクランク&コンロッドのみで3リッターにストロークUP。これで憧れの言葉「2.8改3リッター仕様」の具現化を試みました。
まだガレージなどはなくCABOY魂である貧乏人のプライベートチューンにのっとり、自宅玄関前の廊下(団地住宅)でエンジンチューンを開始↓
フルカウンタークランクもその言葉の響きに憧れての流用で、これがブロックのあちこちに当たりまくり。リューターでブロックを削りやっと回ったかと思ったらコンロッドを組んだらさらにオイルポンプシャフトにブチ当たるという始末…
本来強化せねばならないオイルポンプシャフトを細く加工するという実に危なっかしい改造となりましたが、何とか3リッター仕様が出来上がりました(^^)
※写真がインスタントカメラでピンボケですみません…(>_<)↓
カムは加工ギリギリの74度仕様、ゴーイング東京製のメタルヘッドG/K、Mターボ用のオイルポンプ、6M-Gソアラ用9.5インチクロモリフライホイール&強化クラッチ、ソレックス44パイにトラストのタコ足、70パイ特注マフラーとM型エンジンではかなりのハードチューンエンジンが完成しました↓

これでセロヨンはシビックのノーマルV-TECエンジンと同じくらい。同じチューンを施したニッサンのL型にはまったく歯が立ちませんでした~(^^;
パワー出ませんね、M型って…でも誰もやってない仕様ができた事には満足でした♪
「エクイプ復活」という言葉にクラッときて16インチホイールを入れたこともありましたが…似合いませんでした~(^^;↓
最終的には後輩がセドリックバンに履いていた5スポークのRSワタナベ(14インチ)7Jと8Jをもらい受け、195/65と205/65のYHグランプリM5を入れ、ストックカー仕様で乗ってました↓
クラウンにワタナベ履いてソレックス音を響かせる…誰ともカブらない仕様に満足してました。
チューンドカーで横浜を流す…そんなシチュエーションに憧れちょくちょく横浜までこのクルマを走らせに行ってました↓
夏の朝5時、誰もいない早朝の横浜中華街。ドラマの見過ぎです…↓
関帝廟前です↓
人生で1番イジクリ倒したクルマでした。
懐かしいですが、もう一度乗りたいか…と聞かれれば…「もう十分満足しました」ですねぇ~(^^; 乗り続けたいのはやっぱり今のセリカLBですねっ♪
さて次はこのクラウンと同時期に所有した先輩から3万でもらったKP61を…
Posted at 2025/09/30 00:38:21 | |
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