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工場‐長のブログ一覧

2022年06月21日 イイね!

ド前期RA25のエンジンマウント交換は…面倒です(泣)

ド前期RA25のエンジンマウント交換は…面倒です(泣)今のエンジンはオーバーホールして今年で10年目になります。そろそろオイル漏れとかゴム部品のヘタリが発生しはじめてきて、昨年はリヤシール交換がてらクラッチをO/Hしました。で、最近、発進時の半クラッチ時にエンジンが振動するのが気になり、そろそろエンジン・マウントがヘタってきたと判断。ストックしていた最後の純正品に交換しました…が、この単純なパーツ交換が、初期型前期の18R-Gの場合、やたらと面倒な作業でありまして…(^^;

エンジンマウントゴムは左右1個ずつあり、各3個のボルト(ナット)を外して少々エンジン本体を持ち上げれば交換できるのですが、自分のセリカ(RA25)はその計6個のネジを外すためにいろいろ補器類を外さなくてはなりません。

右側は障害物もなく、多少工具を選ぶ必要がありますが何とか外せます(純正エアクリーナケース付きの場合はそれらを外す)
しかし左側はクロスメンバー側のボルトはこれも何とか外せるものの、エンジンブラケット側のナットが簡単に外せません(>_<)

↑画像のようにマウントのナットに工具をかけるには、A/Cコンプレッサーを支えるステーを外す必要がありますが…


↑そのA/Cコンプレッサーステーのボルトを外すにはオルタネータが邪魔なので、オルタネータを外すには…


↑オルタネータを外すにはA/Cコンプレッサー本体を外す必要があって…まぁひとつずつ外していけばいいんですが、2T-Gより若干デカい18R-G、とくに左側のスペースはゆとりがなく結構作業し辛いです。

やっとのことでエンジンマウントを交換し、あとT/Mのマウントもついでに交換します。

ミッションマウントゴムはまだ純正新品が入手可能、AE86と共通部品です。
これも目視でわかるくらいヘタって沈んでました↑

あとは組み戻して終了…と思ったら、エキゾーストパイプがT/Mメンバーに当たるようになってしまって。そうか、一昨年ダディーモーターワークスさんで車高を下げた時にマフラーパイプが地面に接触しにくくなるように、かなりフロアに近づける加工してもらってるので、マウントのヘタリが戻った分、エンジン&ミッションが上昇しため、エキゾーストパイプも持ち上がり、T/Mメンバーにガチ当たりしたのかぁ~(^^;
ならT/Mメンバーを削ればいいのか。しかし当たらないように削るには、メンバーの強度を保つ部分(返し加工)を切除してしまわなければならず、どう加工するかが問題です。


返しの補強部分をカットしてしまうと、新たな補強を追加しないと…↓


そうだ、こんな時はダディーモーターワークスのOTさんに相談しよう!
ついでにA/Cコンプレッサー外した時、コンプレッサーブラケットに亀裂を発見したんで、これも併せて溶接補修してもらお~っと(^^♪

T/Mメンバーを外した状態でしばらく仮支えする時は油圧ジャッキは使わないようにしましょう。1日間くらいならいいですが、油圧シリンダーは徐々に圧が抜けて下がってきてしまいます。
こんな時は車載のネジ式のジャッキが重宝します。コイツはどんなに時間が経っても自然落下することはないので安心です(ただ不安定である点は注意が必要)↓


早速、OTさんに相談したら「当て板溶接して補強しましょうか?」と言って、その辺にころがってたぶ厚めの鉄板をベンダーで曲げてサクサクっと溶接してくれました↓


A/Cコンプレッサーのブラケットのひび割れもキレイに溶接してもらいました↓

サビ止め程度に軽く塗装↓

ここまでの作業時間は20分程。さすがダディーモーターワークスOTさん、発想から加工作業までがあっという間っ‼ 感謝です(^^♪

T/Mメンバーとボディの間に入れるインシュレータゴムもボロボロだったので、THサービスさんで入手。こちらもいろいろ助かってます♪


オルタネータを外したついでに、これも以前THサービスさんにて少し容量アップした65Aオルタを使用していましたが、トップエンドの伸びがイマイチになってしまったので(回転が重い)、スタンダードの50Aオルタに換えます(こちらもTHサービスさんに頼ります)↓


50Aと65Aでプーリーの径が若干異なります(50Aの方が小径)。65Aよりも50Aほ方が回転を高めてあります(逆に言うと65Aの方が回転を落としてある)↓


オルタのB端子の絶縁部が少々不安だったので…↓


デンソー製の絶縁体に変更↓


気になる部分もいろいろと作業して、さて肝心の半クラッチの振動はというと…ありゃ? 変化なし(^^; じゃドコが原因⁇ 

30年乗ってきて駆動系で交換していない物…残るはプロペラシャフトのセンターベアリングくらい(プロペラシャフトのスパイダーヨークは交換歴あり)。
でも昔からここのゴムのヘタリはあるのは分かってて、特に振動等の違和感も無かったんで気にしてませんでしたが、自分が所有してから1度も交換してないので30年以上は使ってることは確か。だからずいぶん昔に純正新品をストックしてた物を引っ張り出して交換↓

すると…治まりました、半クラッチの振動(^^; 純正新品の補給は打ち切りなので、これもTHサービスさんに注文してストックすることにしました。

これでまたしばらくは調子良く走ってくれる…ハズです(^^;
Posted at 2022/06/21 23:05:39 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2022年05月10日 イイね!

WEKFEST JAPAN 2022

WEKFEST JAPAN 2022毎年GW中に開催される近所のイベント「WEKFEST JAPAN」。基本、土日は仕事なので世の中のイベントというイベントは「仕事を休んで」参加しなくてはならず、立場上それは年に1度くらいしか出来ないので、このWEKFEST(ウェクフェスト)だけはそういった心配なく出掛けられる唯一のイベントなので、毎年楽しみにしています(^^)


ショップ出展も多数ありますが、個人でもエントリー可能。しかし選考基準はアメリカ人(海外企画イベントなので)目線なので、そのトレンドに合致してないと展示できません。なのでカスタム系のイベントとはいえ「純和風アナログスタイル」とはかなり趣が異なるので、いろんな意味で勉強になります。

しかしここ近年はトレンドに大きな変化はなく、過去のアワード車が化粧直ししての参加が目立ち、新鮮味に欠けてる事も事実。
そんな中でもホイールのカスタムで自分的にツボにはまった物をいくつかご紹介いたします。

さてこのホイールはファイティング・ブルのマークでわかるようにカウンタックのホイール、最終型アニバーサリーの物ですが…↓

履いてるクルマはBMW…



しかも15インチではなく17インチ…⁇

これはディスク部とリムを組み直して新たなサイズを造り出す「リバレル」と呼ばれる最近のカスタムで、誰とも被らないという点では目立ち度100%なんですが、技術的レベルが高くまた請け負う業者も限られ、費用も掛かります。
また重要保安部品でもある為、バラしてオリジナルな組み合わせした場合、強度としては全く保証がない物となるため、あくまでショーカーレベルのカスタムとして捉えた方が良いでしょう。興味はありますが、スポーツ走行派としてはちょっと手は出せない分野です(^^;

スーパーカーのテイストを大衆車に取り込むのはアップグレード的なカスタムですが、こちらはかなり玄人好みなハイレベルなホイールカスタムの2台のAE86.




トヨタ旧車好きなら見覚えのあるデザイン。こちらは80年代のトヨタGT系オプションアルミ(AE86も14インチアルミで純正で履いてた)を、ディスク部を切り取ってプレスリムと組み合わせたワンオフスペシャルに↓

純正のエアバルブ取付け穴はおそらくワザと残してあり、新造したのではなく「純製品を加工した」ことを強調してると思われます↓

リム径は15インチ。リム部はリバレル用として販売している物もあるようで、ただし有名ホイールメーカーのほとんどは「絶対にリム販売はしない」所が多いようです。

もう1台の白黒パンダの86のホイールはこれまたトヨタ純正の13インチアルミ。
TE71後期とAE86前期が履いてたホイールを加工↓




リム径はこれも15インチに↓


ディスク部の「5J×13」の文字が、これもまた純正加工を強調させるかのようにシッカリ残しています(位置的にうまく残った感じですね~(^^)↓



このデザインのホイールが欲しいかっていわれると微妙~ですが、足元のコダワリの究極なカタチであることは確かです。ここまで美しくリバレルするには技術も費用もハンパないでしょうから。

一昨年のWEKFESTでS13シルビアのオープンボディで美しくチャネリングさせてアワード受賞した石川ボディさんの今年は、クローズドボディのS13↓

こちらの車両も純正ホイールを加工・リバレルして装着しています。
元のホイールは1ピースのこちらのキャスティングホイールです↓

S13も旧車プレミアが付くようになり、改造車よりもこのショップ展示のようにストックボディの方が価値が出るクラスのヴィンテージ車の扱いになりました↓


こちらはリバレルではなく新品で購入出来る13インチのワイドリムのホイール。
310サニーのTSボディに装着されてました↓

最近の旧車ブームでタイヤも13インチが復刻されつつあるので、ホイールもニューリリースされてきてますね~、トヨタ旧車乗りにはありがたい事です(^^)

さて、ホイールとは直接関係ありませんが、駐車場で自分好みのAE100カローラを発見↓

USバンパーが装着されてますがそれ以外は標準の国内仕様の様です。車高とタイヤ&ホイールのバランスがスタンス系。

リヤバンパーは国内ストックのままで、レースのハーフシートカバーは高速有鉛寄りのテイストを意識しての装着でしょうか。そしてリヤガラスのステッカーは、何と…↓

18R-Gオーナーの聖地、「オートガレージ利休」の文字が…‼

ナンバープレートが確かに関東圏ではありますが、なぜこの仕様で「利休」なのか…ちょっと不思議ではありますが。しかも自作してまでステッカーを貼ってるのでショップ愛はかなりなものかと。オーナーにぜひ合ってみたかったです。
利休も大震災の直前(2011年2月)に行ったっきりなんで、またセリカでお邪魔したいですね~、移動規制も解除されたことだし(^^♪

さて来年はどんなカスタムがトレンドになってるんでしょう? ホイールフェチの自分としては、今年は面白い物を見れたので楽しかったでした♪

Posted at 2022/05/10 22:59:06 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年04月19日 イイね!

最近のセリカ関連グッズ

最近のセリカ関連グッズ3月は年度末で忙しく、4月は4月で人事異動等で仕事がギクシャクしてクルマいじりがゆっくり出来ません(>_<) なのでど~してもネットやヤ●オクでつい「買い」に走ってしまいます(^^; 決していい事ではないんですが、ガソリン代も高騰している昨今、ヘタにクルマでウロウロしてるよりも買い物してる方が経済的かもしれません。まぁ程度問題ですけど…(^^;


アシェットの1/8セリカLBが完成し、当分ミニカーには手を出すことはないと思ってましたが、これまたアシェットのシリーズ物でセリカLB2000GTが書店に並んでいると…つい手がでてしまって…

ついクセで「観賞用」「ストック用」「もしもの時用」…もしもの時用?ってのが意味わかんない理由ですが3台購入。1個¥2000くらいだろうとレジに向かうと何と3個で1万超え‼ うひぇ~、1個¥4000弱もすんのかぁ~…(^^;
でも冊子の中のA3サイズのイラストポスターはカッコイイ♪ガレージに飾ろ~っと。


ヤ●オクでセリカGTのエンブレムはかなり高値で取引されてますが、それ以外のグレードは変にプレミアも付いてなくて入手しやすいです。ただ出品も少ないですが。で、気になるSTのエンブレムを落札↓

「小傷・擦り傷あり」の割にキレイに見えましたので入札しましたが…

ど~見てもこれ、使用した形跡がない…正直、小傷なんて見当たらない。

裏の取付金具見ても使った痕がないので、これはラッキーでした♪
ただグリルに装着すると…こんなに小さかったっけ?って感じです↓

もう1台、ダルマ後期のSTがもし入手できた時のために、それまではケースに保管して鑑賞することにします(^^)


さてお次はセカイモンのサイトで以前から気になってた弥生ホイールのコピー品、ROTAの「SAKURA」↓

ただし同サイズの4本セットしか出品がなかったので(8J4本とか9J4本とか)購入は躊躇していましたが、最近覗いてみると8J2本&9J2本のセットが出てたので早速セカイモンに登録して購入。送料は¥46000とかなりお高いですが、通関での検品とかも確実なので安心料ととらえればそれなりかと。

購入先はアメリカですが製造はフィリピンです。

9Jインセット-15。セリカLBにはジャストサイズ。ただし本家は14インチですがこちらは15インチです。

ピンク色もありましたがさすがに履く勇気がなくゴールドに(^^;


なんだか8Jと9Jのリムの深さに大きな違いがない…ん? ど~ゆ~コト⁇↓

で、裏側(ハブ面)を見て納得。8Jインセット0㎜のハブ面はこんな具合↓

で、9Jインセット15㎜はこ~んな感じ↓

めっちゃハブ面が分厚い! この分を表リムの彫りの深さにしてくれればいいのに~(>_<)残念!
履いた感じはこんな具合↓

ちなみにタイヤはFが185/45R15,Rが215/40R15です。日本で他にこのホイール履いてるの見たことがないです(輸入してまでこんなホイール履く人はいないってコトです…自爆)カッコイイとかより単に「ネタ」として観てください(笑)

そしてつい最近、探していた純正GTホイールに装着するホイールリングの程度が良い物がやっと出品され、無事落札↓

ホイール自体は九州のセリカ友達から譲ってもらって2年前にレストアも終了していましたが、ホイールリングのまともな物がなかなか見つからず諦めていたところ、ついに納得のできる物が入手できました♪

やっぱりリング付がいいです(^^♪

大きな傷や凹みもなく、くすみは全く無く大満足‼ 
これでアシェットセリカを実車で完全再現できます~♪

どれもコスメティック的な物ばかりで重要性はありませんが、見た目の変化も長く趣味を楽しむためには必要ではないかなぁ~っと思います(^^)
Posted at 2022/04/19 23:53:29 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年04月19日 イイね!

デフ玉交換

デフ玉交換ちゃんとオーバーホールしたつもりのTRDのセレクティブLSD。組んでみたら効き過ぎて市街地でどうにも使いづらい(>_<)
再度バラすついでに最近はサーキット走行もほぼしなくなったのと、仕様変更用に新品のデフ玉(キャリアASSY)を購入、しばらくは純正2ピニLSDを入れたデフで走ることにします。


今までセリカは乗り始めてからずっとファイナル4.1のLSD入りを使用していました。ノーマルはファイナル3.9なので少しローギヤードですが、ミニサーキットや峠道では軽く吹け上がる4.1の方が自分は好みでしたが、インチダウンしたタイヤを普段履きするとさらにローギヤードになってしまいます。
特に最近は走行会にも疎遠になってるのと、簡単にファイナル変更が可能なように、デフキャリアASSYを購入することにしました。
しかしながら7.5インチのデフも近頃のFRは使用していないため、あってもクラウンコンフォートの物しかありません。それとてASSYで供給される物はほんの一部で、セリカとデフケースが共通な物はファイナル3.7のオープンデフしかありませんでした。ただ値段は10万弱(特別価格)ですので割とリーズナブルなのは助かります。


降ろすのは簡単。30分もかかりません(シャフト抜いてナット10個とペラ外せば簡単に外れます)


デフケースの品番が同じなら装着は何の心配もいらずポン付けできます♪ ただしペラシャフトとの接合部(コンパニオンフランジ)は形状&ボルト径が異なるため、こちらは取り換える必要があります(こちらはまだ新品が入手可能)

ずいぶんと大きさが異なります。


装着していた4.1ファイナルのデフは純正LSD付きを購入しており、それにTRDの4ピニLSDを装着していたため、外した純正LSDは未使用の状態で保管していたため、新たに購入したコンフォート用の3.7ファイナルのオープンデフにコイツを組み付けました。

全くのオープンデフではどうにも心許ない気がしまして…(^^;まぁ純正でもLSD無しよりはマシかなぁ~と。

こちらは降ろした4.1ファイナルのTRDのLSD↓


デフ玉2個あると、じっくりバラしてO/Hしててもスペアで走れるのでお不動様にならずに済みます(^^)

降ろしたTRDのLSDはこのGWにでもバラして考察したいと思います。

ちなみにこの3.7ファイナルにタイヤサイズ(225/40R14)を履かせると、計算ではノーマルの3.9ファイナルに185/70R13とほぼ同じになります(正確には185/70R13に3.89ファイナルと同じ計算になります)
ちょっと加速がタルいです(^^; でも高速走行はラクになるかなぁ~♪
Posted at 2022/04/19 22:20:11 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2022年02月16日 イイね!

これは…すごい(ヒドい)仕事!

これは…すごい(ヒドい)仕事!←セリカ仲間から送られてきた画像です。タイヤの組み換えをスタンドにお願いしたら、こうなって戻ってきたそうです。あまりにもヒドい大量のバランスウエイトにただただ驚くしかありません!預かってバランス確認&再調整を実施しました。




セリカ仲間から「スタンドでタイヤの組付けしてもらったら、バランスウエイトがえらくたくさん貼り付けられてるけど…これ大丈夫?」と、スマホに送られてきた画像がタイトル画像の写真。「⁉」…えっ?ほぼ全周にわたってウエイトが大量に貼り付けられてます。
ホイールのバランスってリムの内側と外側のピンポイントにウエイトを取り付けてアンバランスを相殺するものなんですが、ほぼ全周にわたってウエイトを付けた場合、その重さでアンバランスを目立たなくしただけです。まぁホイールの「振れ」は小さくなるのである意味「バランス取りした」との判断も出来ますが、とてもプロがお金取ってする仕事ではありません。

そこでタイヤ&ホイールを預かって、バランスを取り直してみると、↓の画像の物が


実際には内側リムにたった10グラムで終了‼ フロアに並べたウエイトは全くのムダ貼りの量です↓


おそらく作業した人はバランサーの示すウエイトをただそのまま貼り付けていったら、結果こうなった…そんな情景が想像できます。
近頃のアルミホイールは、表側にウエイトを付けるとカッコ悪かったり、またホイールに傷などが付く理由から、ほぼディスクの内側にウエイトを貼り付けるバランス取が主流です。
本来はリムの最外側にウエイトを取り付けるのが最もウエイト量が少なく、またバランスが取りやすいんですけどね~(^^; 90年代の純正アルミなんかはメーカーからリム外周にウエイトが打ち付けてバランス取りされてましたが、やはり美観の観点から現在はその方法は皆無になりました。

で、外側リムに付けるはずのウエイトを、ディスク内側付近でバランス出そうとすると当然ウエイトの重さは大きくしなければならず、しかしかなり優秀なバランサーでも一発でバチッとウエイト数値がキマらないことが多く、そこは長年の勘と経験から表示されたウエイト量よりも少し多めのウエイトを取り付け、また内側リムの数値の大きさと比較しながら、まずはウエイトを本貼り付けせずガムテープなどで仮付けしながら微妙にウエイト量を調整しながら数回に分けてバランス取りしていきます。
そしてアンバランスがゼロになったところで、ウエイトを本貼り付けします。
こうすることで最も少ないウエイト量でバランスを出すのがプロの仕事です。

こんなに大量のウエイトが必要になった時点で「異常」と判断できないって…
プロ失格、しかもこの愚行でお金取るなんて「人間失格」ですっ‼↓


そしてある1本はなんと! どう見ても前から付いてたウエイト(ウエイト表面やホイール取付部の汚れ具合から)をそのままにして、バランス取りしてる…‼↓

アホの極み…もう「スゴいっっっ‼」としか言いようがありませんっ(怒)

しかしど~してもバランスが取れない物もあって、そんな時はタイヤとホイールの位相ずらしは必要で、今回は2本位相ずらし(90°~180°)して、それでも↓の画像程度のウエイトは必要になりました。



まぁこのくらいは普通にありますが、今回のタイヤは「未使用の型落ち品」とのことで、確かに未使用品ではありましたが、製造年数は「15」と表記があり、つまりは2015年…実に7年前のタイヤです(^^;
タイヤはず~っと同じ位置で長期保管すると、ゴムを柔らかくするオイル成分の抜け方が偏り、思わぬアンバランスを発生させます。
7年前のタイヤはいくら屋内保管といえど、かなり硬化が進んでいるので、くれぐれも「ころがし程度」とお考えくださいね~♪

それでも2本はたった10グラムでバランス取れてたから、スタンドの作業者が良くないのは当然として、そこのバランサーもブッ壊れてると思います。


アッでもブッ壊れたバランサーを疑いもせずアホほどウエイト貼り付けてオッケ~って判断してるから、やっぱすべて作業者の責任ですねっ!
Posted at 2022/02/17 00:31:21 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

プロフィール

「その昔、岐阜のショップのピストンを使って組んだ時にこの現象が出てました(ピストンのサイドノック音)その後サーキット走行でそのピストンはピン部から粉々に砕けました。」
何シテル?   11/03 12:32
2025年5月に40年勤めたカーディーラーを定年退職しました 整備部門の経験を活かし趣味で車両のメンテを自宅ガレージで楽しんでいます。 旧いクルマが好きなの...
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